■こんな奴らと働くのは嫌だと心底思った。

昨日は、とんでもない風がそこら中で吹き荒れていた。気象庁が異例の会見を開き、早期帰宅や外出を控えるようにと呼びかけた。多くの企業では帰宅命令を出したり、自己判断での帰宅を促した。

うちの会社も「自己判断での帰宅」を促した。この自己判断というのが曲者で、「命令」に比べると何とも帰りにくい、家が遠いとか帰れなくなるとマズイ理由でも無いと帰っちゃいけないんじゃ無いか？とか色々考えさせられる、まぁ今回はその辺のことは置いておいて、俺は終わりかけの仕事をぱぱっと片付けて帰宅した。

結果として、予報通りのかなりの暴風が吹き荒れ、電車も何本か止まっていた。ぶっちゃけそこまで頑丈じゃ無い我が家は、風で揺れていた。家が揺れるレベルの風、どんな事故が起きてもおかしくない状況だ。

夜が更けるにつれて、予報通り風は徐々に弱まり、大規模な事故も起きずひとまず安心……と思いながらTwitterを眺めていると……会社の同僚が以下のようなTweetをしていた。

「普通に仕事してたら風止んでた、予想通り」

「いつもより電車空いててラッキー」

「やっぱり周りに流されて、無理して早く帰る必要なかった」

バカかこいつら……。本当に差し迫った問題があったならともかく、今日のそいつらの仕事は「平常」その物だった。にもかかわらず上記のような発言を堂々と行っている。

「結果として何も起きなかった」だけで、今回の暴風はほぼ日本全域にわたって「警報（重大な災害が起きる恐れのある場合に発令される）」が発令されていた、帰宅する権限も与えられていた。それでも彼らは「平常」の仕事をこなして、「たまたま何も起きなかった」事を自分の判断が正しかった、と誇っている。つーか、今日も東北では暴風が吹き荒れて停電やら、屋根が吹っ飛ぶやら大きな問題が起きている。これが自分が住んでいる地域で起きなかったとは限らない、そんな考えが完全に欠如している。

去年の津波から何も学んでいないのか。

こんな奴らと働くのは嫌だと、心底思った。

Permalink | 記事への反応(6) | 12:25

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