転職とかしたことないし、今の会社しか知らないけど、大企業に勤める一社会人として。
1.
そもそも大きな企業、人気のある企業はOB訪問なんて全部受け入れられない。
企業のほうからリクルーターやるけど来る?って言われたら素直に行く、こんな感じの受け身でも大丈夫だと思うよ。
2.
「業界研究ばっちりしてきました!」っていう学生の印象がいいかと言われると、必ずしもそうでもない。
業界研究はいいんだけど、先入観は無いに越したことない。結構これって紙一重なんだよ。
社畜になれってんじゃないが、真っ白な状態で入ってきてほしいんだよなあ。
3.
海外志向のない若者が~なんて記事が最近よく日経に載るせいか、「海外行きたいです!」って学生が増えた。
けど、「海外に進出している日本の会社」に就職したところで、「ずーっと海外に行きっぱなしで居たい」なんて希望は叶えられない。
そりゃ「グローバルな取引の中で利益を生み出すこと」をビジネスモデルにしている会社に就職するなら
いろんな国を飛び回ることも求められるだろうけど、日本の会社の大半はそういうビジネスモデルで食っていない。
「海外に行ってみたいです!」くらいならいいんだけど、「ずーっと海外にいたいです!」って言われても、
それなら現地で雇えばいいんだよね…。
4.
とは言え、積極性は社会人にとって非常に大切。
結局、「いろんなことやってみたいです!」な心構えが一番うれしい。
逆に、「これしかやりたくない」や「これまでぼーっと受け身で生きてきました」をちらっとでも見せてしまったら、
その面接はたぶん失敗だと思うよ。