震災から一年がたちました。これから日本はどうなっていくのでしょうか?悲しみにくれ続けるしかないでしょうか?
なにも破壊は「終わり」だけを意味するものではありません。逆に創造のはじまりだと考えることもできます。地震、そして津波は既存のフレームワークを壊すという人間ではとてもなしえないような役割を果たしました。今は(原発の問題があって完全ではないにせよ)まっさらな創造の可能性が広がっています。ただ単に復興するだけではなく、復興以上の前よりいい未来都市を作ることも可能でしょう。
もちろん被災者が必要な犠牲だったとは思いません。それぞれに言葉にできないような感情があると思います。純粋な被災者でない私にはそれを語る資格はないので深く言及することは避けますが。
しかし、黙祷をささげるだけで死者の魂や悲しみがいえるわけでもないと思います。
きっと今の日本に必要なのは視点の変更、つまり「辛い状況だからがんばろう」から「新たな可能性が開けているんだからがんばろう」ということではないでしょうか?テレビで放映されるような「苦難のドラマ」ではなく、これからの「未来」を一歩一歩作り上げていく必要があるのです。
自然災害が今も昔もこれだけ多い国で発展し続けてきたのですから、これからも(政治の迷走などを含め震災以外の問題も多いですが)日本が発展すると信じています。