労働やイノベーションといったエネルギーが常に投入され続ける「経済」という分野においては、エントロピーのような閉鎖系での熱平衡状態を考える必要は無い。
経済成長の原動力は「未来を担保とした借金」に支えられている、というのは正しいが、それが意味するのは「未来永劫、経済成長可能である」ということ。
時間そのものが担保なのでネズミ講のような限界はない。ただし「未来の生産」で返しきれないほどの借金をする(というか出来てしまうほど貸し手が楽観的になってる)
状態になると、これはバブル。ただ、そのバブルは一時的な状況で、比較的短期間に調整されるので「永続的な経済成長」の阻害要因ではない。
従ってドルの基軸通貨としての信用が崩れなければ、アメリカがdebt ceilingを永遠に上げることさえも可能。信用創造のバランスが取れている限りループは永遠。
では、本当に「永遠の経済成長」が可能かというと、狭義のマクロ経済学の外に「永遠の経済成長」の阻害要因があって、実際には「永遠の経済成長」は実現困難。
阻害要因の典型は土地、天然資源、といったもの。すなわち時間が経過しても増えない、有限かつ代替不可能な生産手段が「永遠の経済成長」の制約条件になる。
宇宙進出とか、核融合とか大幅なイノベーションがあればこれらの制約条件が働かない可能性も無いわけではないが、今世紀中くらいのスパンで新たな「成長の限界」が
俺いまいち経済の仕組のキモのところが理解しきれないんだけど、 経済がいい感じに回ってハッピーになるためには、皆貯金はそこそこにして強気に借入れしたりもしながらジャブジャ...
労働やイノベーションといったエネルギーが常に投入され続ける「経済」という分野においては、エントロピーみたいな熱平衡状態を考える必要は無い。 経済成長の原動力は「未来を担...
やっぱり資源制約なんですかね。 無限の技術革新が起こっても、資源を富に変える倍率には上限があるような気がします。 それは十分大きいから実質的に無限大とみなせるという感じで...
資源制約を言う場合、技術革新等による「資源の活用倍率の上限」みたいなものは主要因になりませんよ。 問題なのはあくまで資源の量の方で、これに「上限がある」だけならば、x無...
これもそうなんだけど、そんなに無理してかえなくてもいいじゃん。
まあその辺が資本主義の限界というか、刹那的なところでして。 人為的な裏切りが発生すればバブル崩壊で、裏切りが発生しなくても財政破綻になる。 総意としては「現状のシステムで...
いまいち後半の方がよくわからないけど 経済の場合は系が閉じてないからエネルギー保存則は成り立たない、から物理にはあんまり例えられないような
地球全体で見たら物理的には閉じてるよね。 でも「地球全体が経済成長」という現象は実際に起きてるので、 どこかからエネルギーの流入みたいなもんが起きてるとは思う。 それって...
地球は物理エネルギー的には全然閉じてない。 太陽エネルギーという恒常的な大幅黒字がある。 熱収支だけなら、平衡してるように見えるが、太陽エネルギーは当然、熱だけじゃ無い。...
地球から日々出ていく熱エネルギーだけで相当な量だからねえ それも全部消費できたら相当豊かになるよね、と元増田も読んでないけど言ってみる
経済がいい感じに回ってハッピーになるためには、皆貯金はそこそこにして強気に借入れしたりもしながらジャブジャブ消費する必要があるじゃん? ねぇよ。 持続的な成長が見込め、...
緩やかであれば、技術革新などが起こるので増え続ける。 技術革新が起こると、何からどのように富が生み出されるんですか? 誰かが急激に儲けようとする 誰かが働かなくなる等 ...
技術革新が起こると、何からどのように富が生み出されるんですか? 近年の技術革新だと、基盤岩油田が挙げられるな。 だれも、石油の枯渇とかあまり騒がなくなったろ? 代わりに...
利子を借金で返すって意味がわかってる? 横ですが。 十分、これは成立する話ですよ。 国家支出に十分な乗数効果があれば、国債の償還利子を上回るだけの税収増が期待できます。 こ...
いまちょっと考えてみた。 世界全体の富の量というのは、年々増えてるわけだろ。 太陽の恵みで作物は実り、人の手が届かなかった資源が採掘によって人の世に流れてるわけで。 世界...
色々間違ってる。 一番大きいのは、ストックとフローの区別がついてないこと。 貨幣にはストックの側面もあるが、フローの反映としての意義が大きい。 例えば「資産1億円、貨幣流通...