■理想と現実を整理する

• 政治について
  • 理想：現在の政党政治は末期的であり政界再編は必須。国民もしっかりマニフェスト内外の政治主張をしっかり読み、自分の信念に沿った議員を選出させること。
  • 現実：少なくとも私が生きている間に理想を達成させることは不可能である。と同時にマニフェスト内外の思想を読み切る時間すらなく、結局は適当になる。もちろんそれは他人も同じであり、今まで通りのまま変わることなく、そのまま滅んでいくのだろう。
• 経済まわりについて
  • 理想：市場の自浄作用によりブラック企業が淘汰されるしくみと新卒既卒の差別なく採用するしくみの確立。ついでに言えばワークシェアリングの達成。労基法の順守徹底は当然のこと。
  • 現実：他人は思った以上に甘えに不寛容であり、労基法違反のブラック企業は存続し続ける。新卒という既得権益にすがりついてでも学生は無職よりブラック企業を選ぶ。また、スクリーニングを信奉する人は合理性の見地から信頼している層が多く、そのための格差すら正当だと主張する人も多い。すなわちスクリーニングの結果、ぬるい仕事にエリートが就くのは正当、ブラック企業にはそれが漏れたのが行くのが正当、それすら漏れる人間は仕事をするな、ということである。そんなわけだからワークシェアリングなど達成できるわけもなく、皆は自己責任で死んでいくことを選ぶようなので、私もそれに呑まれて死んでいくことにするのが正しいのかもしれない。

Permalink | 記事への反応(1) | 18:13

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