2010年08月25日の日記

2010-08-25

妻が妊娠中の風俗通いについて経験者求む

まぁタイトルどおりなんだが...

現在妻が第二子を妊娠中。


第一子妊娠のときに妊娠初期から生後1年以上、つまり2年間ぐらいSEXしなかった。

胸を揉むことすら「子宮がうんぬん」「乳腺がうんぬん」で揉めないという状態。

もともとそれほど性欲が強い方ではないけれど、さすがに2年間おっぱいもめないのはツライ。


で、妻には第二子妊娠したら風俗に行ってみる。と公言してあった。

単なる性欲処理として、また好奇心として行ってみたいということは理解してもらっていると思う。

妻からは「病気をもらわないように」「私も興味があるから報告して」と。


で、先日初めて風俗ホテヘル)に行ってみた。

若い娘のあそこって超綺麗。舐めまくってきた。

ハコヘルにも行ってみた。

ギャルっぽい娘がめっちゃ攻めてくる。なんだか征服感。

これなら月イチぐらいで通おうかなと思ってる。

性欲処理というよりはストレス発散が目的だけど。


で、この体験をつわりでオエオエ言っている妻に言えるわけもないわけで...

同じような経験をしたことのある人と話しをしたいけど、自分の友人から妻にも伝わる可能性があるわけで...

そんなわけで増田に書いてみたわけで...


追記

ブクマ等でいろいろコメントをもらったので追記します。


id:shioaji84kcal

id:minazuki6

id:sagonohashi

「興味があるから報告して」が本心じゃないとか強がりとか気づかいだというのは、確かにそうかもしれないと思う。

この話をしたのは第二子のための子作り期間中だったので、つわりでツラそうな今現在は言う気はなくなったんだ。

でも話をした以上、いつかは「実は妊娠中、ホテヘル痴漢ごっこしてきたよ。変態さんになった気分で楽しかった。」

みたいな話をしてもいいんじゃないかとも思ってる。


だって妻との会話では

俺:風俗に行く→妻:同意→俺:実行

妻:報告して→俺:未実行

なわけで、報告しない方が罪なのでは?!とも思うわけ。


だから、よくある「風俗行ったのがバレちゃって怒られた」っていう体験談じゃなくて

風俗行くのを同意された上で、行って報告したら○○○した」っていう体験談を聞きたいんだ。


id:toaruR

育児も楽しんでるよ。でもさ、おっぱいも揉みたいじゃない?!

id:klaftwerk

誰かと体験を共有したいんだよ。PINKちゃんねるとかのスレだと風俗通いし倒している猛者しかいないから、増田に書いてみたわけで。

id:twift

了解。今度読んでみる。ありがと。

id:pukiuki

お互いの浮気感については話しあってあるし、風俗については明確に同意されてるんだぜ。(言葉だけかもしれないが少なくとも言葉だけでは)

id:metalbabble

まぁ、そこまで極論するつもりはないよ。というか妻を性欲解消の対象とは見てないんだな。

妻とは仲良くしたいんだ。一緒に旅行したり、子育て悩んだり、そういう中のひとつとしてSEXが含まれてる。

だからお互いに体調がいいときにゆっくり時間をかけて楽しんでSEXするわけ。

だからどっちかが我慢してどっちかの性欲を処理するなんて考えてないよ。

だから普段はオナニーするわけだけど、たまにはおっぱい揉みたいでしょ?

id:your

はじめて行ったんだもん。誰かに言いたいじゃん。

id:honjitsutosan

うん。それは全然問題ない。問題なのはそれによる育児放棄借金であって、性に関してだけならむしろ推奨するね。

どうされたのが気持ちイイのか聞いて参考にしたいし、もし俺とSEXをするのが嫌になっても夫としてOKならお互いSEX相手は自由に探すことにすると思うよ。

追記2

体験談がまったくこないんだが、そんなにレアケースなのか?

風俗行くのを同意された上で、行って報告したら○○○した」っていう体験談を聞きたいんだ。



あと「つわり育児で大変なときに風俗言ったのを報告するなんてアホか」という批判がありますが、そんなタイミングでは言わないのでそこの心配にはおよびません。

あと、報告というのを詳細なものだと思って批判されている人も居ますが、内容のディテールを話すつもりはないですよ。

「あまりにもストレスたまったんで、風俗行ってみちゃったんだ。てへ。」ぐらいかな


id:steel_eel

http://media.excite.co.jp/book/news/topics/059/p01.html

id:seenone

あなたの意見が一番まっとうだ。うん、コソコソ行くことにする。

id:migurin

すまん、本題と関係ない俺の意見を書いてしまった。現代日本価値観だとインモラルらしい。

id:feita

揉むとドーパミンがどばっと出るから中毒になるんだよ。たぶんそういうことだ。

id:kairusyu

オナホはそれで代わりがきくが、おっぱいはやっぱり本物がよくないか?体温とか

魔法使い資質は確かにないのかもしれない。

id:yarukimedesu

すまぬ。

id:gebonasu30km

自分の妻がNTR大好きとは思えない、おそらく普通の人なので「本当に許す」ってわけにはいかないだろうね。

でも、報告してほしいと要求したのは妻なのです。

id:ajico_x

ちゃんと読んでないでしょ?脊髄反射で批判するのはよくないですよ。

一般化して申し訳ないけど男性だと思われる人は夫と妻両方の気持ちを考えた意見が多いけど

女性だと思われる人は妻側だけの気持ちの意見が多いな。なんでだろうか?

id:tokoroten999

「かまってあげれなくてごめん。風俗行ったの?楽しかった?よかったね♪」

Netwalker

370 :いつでもどこでも名無しさん:2010/06/27(日) 19:38:58 ID:PlgKck4N0

Jave SE for Embedded をダウンロードして libjvm.so を Netwalker

ぶち込んだら Java が爆速になった。V2C もサクサク

371 :いつでもどこでも名無しさん:2010/06/28(月) 00:25:33 ID:???0

>>370

やはりsunのに俺もしようかな

期限切れたらどうなるんだろう

372 :いつでもどこでも名無しさん:2010/06/29(火) 22:44:20 ID:???0

>>370

すげー

俺も試してみる。

感謝

373 :いつでもどこでも名無しさん:2010/06/30(水) 03:53:05 ID:???0

>>370

浮動小数点ありなしどっちいれた?

374 :いつでもどこでも名無しさん:2010/06/30(水) 05:17:35 ID:qkrrzTC90

>>373

ARMv6 の Headful。

ほかは試してない。

労働需要雇用規制の減少関数である

労働需要雇用規制の減少関数」っていう場合労働供給曲線と労働供給曲線の交差点を均衡とする場合解雇リスクを下げることで労働供給曲線の傾きを緩くする(雇用を増やすにあたって要する賃金の増加分を下げる)ってことなんだろうけどさ。反対してる人が心配してるのは雇用帰省を撤廃することで労働供給曲線が原点に近づく(全体的に収縮する)、つまり雇用率が上がった割に全体の賃金が上がらない(800万のオサーン切って300万を2人雇えば雇用率は上がるけど賃金としては下がる)ってことを心配してるんであってこの関数そのものが成り立たねーよっていてるわけではないのであしからず(って誰に言ってるんだよ。

セイフティネットを整備する前に解雇規制撤廃なんてやったら、一気に消費も冷え込むし、社会保障も一気に底が抜けるんじゃね?って話でもある。

(今40代~50代のおさーんで会社から放り出されて再就職出来るのは何%かねぇ・・・・・)

http://anond.hatelabo.jp/20100824204120

その人はなんでいろんな人に攻撃的に絡んで罵詈雑言をはきながら

買い言葉自分が言われると「傷ついた!酷い!」みたいな反応をするのだろう

http://anond.hatelabo.jp/20100825173853

「耐えられない」ではなく「がまんできない」と表現するところが傲慢ないきものですね。オスは。

そういう瑣末なことに突っ込まざるを得ないあたり、図星をつかれちゃったわけだね。

http://bit.ly/9HTS5v

前提知識が足りなさすぎるアホっぷりはもとより。

俺の派遣元は1日7時間勤務だ。

そして派遣先は7.5時間だ。

よって勝手に月10時間残業がつく。

1日7時間だけってのは珍しくないか?

http://anond.hatelabo.jp/20100825171808

何言ってんだかわからん

日本語得意じゃない奴は無理して入ってこなくていいぞー

http://anond.hatelabo.jp/20100825173053

「耐えられない」ではなく「がまんできない」と表現するところが傲慢ないきものですね。オスは。

http://anond.hatelabo.jp/20100825171543

知らないことを知っているように書いてしまう病気ですなあ。

女はそれを我慢できない

http://anond.hatelabo.jp/20100825012106

年収浮気談義ついで。

「カネに人生賭けてる婚活女だったら別に旦那の浮気なんて屁でもないんじゃね?」って意見も多いね。

もちろん当初はそのつもりでも、9割くらいの女は旦那から見え透いた浮気をされている自分の立場に耐えられなくなる。

残りの1割の女は相当メンタル強い女だね。大体過剰に他人を見下してみたり、病んだ言動に走っていくが。

そうじゃなきゃ高収入世帯離婚なんか滅多なことじゃありえないでしょ。

結局女は「愛されてない事実」を我慢できない生き物なんですよ。

2010年8月25日水曜日) 「さようなら

忘れもしない今年の5月18日武蔵野赤十字病院循環器科医師から次のような宣告を受けた。「膵臓ガン末期、骨の随所に転移あり。余命長くて半年」妻と二人で聞いた。二人の腕だけでは受け止められないほど、唐突で理不尽運命だった。普段から心底思ってはいた。「いつ死んでも仕方ない」とはいえあまりに突然だった。

確かに兆候はあったと言えるかもしれない。その2~3ヶ月前から背中の各所、脚の付け根などに強い痛みを感じ、右脚には力が入らなくなり、歩行にも大きく困難を生じ、鍼灸師やカイロプラクティックなどに通っていたのだが、改善されることはなく、MRIPET-CTなどの精密機器検査した結果、いきなりの余命宣告となった次第である。気がつけば死がすぐ背後にいたようなもので、私にはどうにも手の打ちようもなかったのだ。

宣告の後、生き延びるための方法を妻と模索してきた。それこそ必死だ。頼もしい友人や強力この上ない方の支援も得てきた。抗ガン剤は拒否し、世間一般とは少々異なる世界観を信じて生きようとした。「普通」を拒否するあたりが私らしくていいような気がした。どうせいつだって多数派に身の置き所なんかなかったように思う。医療についてだって同じだ。現代医療の主流派の裏にどんなカラクリがあるのかもあれこれ思い知った。「自分の選んだ世界観で生き延びてやろうじゃないか!」しかし。気力だけではままならないのは作品制作とご同様。病状は確実に進行する日々だった。

一方私だって一社会人として世間一般の世界観も、半分くらいは受け入れて生きている。ちゃんと税金だって払ってるんだから。立派には縁遠いが歴とした日本社会のフルメンバーの1人だ。だから生き延びるための私的世界観の準備とは別に、「ちゃんと死ぬための用意」にも手を回してきたつもりだ。全然ちゃんと出来なかったけど。その一つが、信頼のおける二人の友人に協力してもらい、今 敏の持つ儚いとはいえ著作権などの管理を任せる会社を作ること。もう一つは、たくさんはないが財産を円滑に家内に譲り渡せるように遺言書を作ることだった。無論遺産争いがこじれるようなことはないが、この世に残る妻の不安を一つでも取り除いてやりたいし、それがちょいと向こうに旅立つ私の安心に繋がるというもの。

手続きにまつわる、私や家内の苦手な事務処理や、下調べなどは素晴らしき友人の手によってスピーディに進めてもらった。後日、肺炎による危篤状態の中で、朦朧としつつ遺言書最後サインをしたときは、とりあえず、これで死ぬのも仕方ないと思ったくらいだった。「はぁ…やっと死ねる」なにしろ、その二日前に救急武蔵野赤十字に運ばれ、一日おいてまた救急で同じ病院へ運ばれた。さすがにここで入院して細かい検査となったわけだ。結果は肺炎の併発、胸水も相当溜まっている。医師にはっきり聞いたところ、答えは大変事務的で、ある意味ありがたかった。「持って…一日二日……これを越えても今月いっぱいくらいでしょう」聞きながら「天気予報みたいだな」と思ったが事態は切迫していた。それが7月7日のこと。なかなか過酷な七夕だったことだよ。

ということで早速腹はきまった。私は自宅で死にたい。周囲の人間に対して最後の大迷惑になるかもしれないが、なんとしてでも自宅へ脱出する方法をあたってもらった。妻の頑張りと、病院のあきらめたかのような態度でありつつも実は実に助かる協力、外部医院の甚大な支援、そして多くの天恵としか思えぬ偶然の数々。あんなに上手く偶然や必然が隙間なくはまった様が現実にあるとは信じられないくらいだ。「東京ゴッドファーザーズ」じゃあるまいし。

妻が脱出の段取りに走り回る一方、私はと言えば、医師に対して「半日でも一日でも家にいられればまだ出来ることがあるんです!」と訴えた後は、陰気な病室で一人死を待ち受けていた。寂しくはあったが考えていたのはこんなこと。「死ぬってのも悪くないかもな」理由が特にあるわけもなく、そうとでも思わないといられなかったのかもしれないが、気持ちは自分でもびっくりするほど穏やかだった。ただ、一つだけどうしても気に入らない。「この場所で死ぬのだけは嫌だなぁ…」と、見ると壁のカレンダーから何か動き出して部屋に広がり始めるし。「やれやれカレンダーから行列とはな。私の幻覚はちっとも個性的じゃないなぁ」こんな時だって職業意識が働くものだと微笑ましく感じたが、全くこの時が一番死の世界に近寄っていたのかもしれない。本当に死を間近に感じた。死の世界シーツにくるまれながら、多くの人の尽力のおかげで奇跡的に武蔵野赤十字を脱出して、自宅に辿り付いた。死ぬのもツライよ。断っておくが、別に武蔵野赤十字への批判や嫌悪はないので、誤解なきよう。ただ、私は自分の家に帰りたかっただけなのだ。私が暮らしているあの家へ。

少しばかり驚いたのは、自宅の茶の間に運びこまれるとき、臨死体験でおなじみの「高所から自分が部屋に運ばれる姿を見る」なんていうオマケがついたことだった。自分自分を含む風景を、地上数メートルくらいからだろうか、ワイド気味のレンズで真俯瞰で見ていた。部屋中央のベッドの四角がやけに大きく印象的で、シーツにくるまれた自分がその四角に下ろされる。あんまり丁寧な感じじゃなかったが、文句は言うまい

さて、あとは自宅で死を待つばかりのはずだった。ところが。肺炎の山を難なく越えてしまったらしい。ありゃ?ある意味、こう思った。「死にそびれたか(笑)」その後、死のことしか考えられなかった私は一度たしかに死んだように思う。朦朧とした意識の奥の方で「reborn」という言葉が何度か揺れた。不思議なことに、その翌日再び気力が再起動した。妻を始め、見舞いに来て気力を分け与えてくれた方々、応援してくれた友人、医師看護師ケアマネージャなど携わってくれている人すべてのおかげだと思う。本当に素直に心の底から。

生きる気力が再起動したからには、ぼんやりしているわけにはいかない。エクストラで与えられたような命だと肝に命じて、大事に使わねばならない。そこで現世に残した不義理を一つでも減らしたいと思った。実はガンのことはごくごく身の回り人間にしか伝えていなかった。両親にも知らせていなかったくらいだ。特に仕事上においては色々なしがらみがあり、言うに言えなかった。インターネット上でガンの宣言をして、残りの人生を日々報告したい気持ちもあったのだが、今 敏の死が予定されることは、小さいとはいえ諸々影響が懸念されると思えたし、それがゆえに身近な知り合いにも不義理を重ねてしまっていた。まことに申し訳ない。

死ぬ前にせめて一度会って、一言でも挨拶したい人はたくさんいる。家族や親戚、古くは小中学校からの友人や高校の同級生、大学で知り合った仲間、漫画世界で出会い多くの刺激を交換した人たち、アニメ世界で机を並べ、一緒に酒を飲み、同じ作品で腕前を刺激しあい、楽しみも苦しみも分け合った多くの仲間たち、監督という立場のおかげで知り会えた数知れないほどたくさんの人びと、日本のみならず世界各地でファンだといってくれる人たちにも出会うことが出来た。ウェブを通じて知り合った友人もいる。

出来れば一目会いたい人はたくさんいるが(会いたくないのもいるけれど)、会えば「この人ともう会えなくなるんだな」という思いばかりが溜まっていきそうで、上手く死を迎えられなくなってしまいそうな気がした。回復されたとはいえ私に残る気力はわずかで、会うにはよほどの覚悟がいる。会いたい人ほど会うのがつらい。皮肉な話だ。それに、骨への転移への影響で下半身麻痺してほぼ寝たきりになり、痩せ細った姿を見られたくもなかった。多くの知り合いの中で元気な頃の今 敏を覚えていて欲しいと思った。病状を知らせなかった親戚、あらゆる友人、すべての知人の皆さん、この場を借りて不義理をお詫びします。でも、今 敏わがままも理解してやっていただきたい。だって、「そういうやつ」だったでしょ、今 敏って。顔を思い出せば、いい思い出と笑顔が思い起こされます。みんな、本当にいい思い出をたくさんありがとう。自分の生きた世界を愛している。そう思えることそのものが幸せだ。

私の人生で出会った少なからぬ人たちは、肯定的否定的どちらであっても、やっぱり今 敏という人間の形成にはどこか必要だっただろうし、全ての出会いに感謝している。その結果が四十代半ばの早い死であったとしても、これはこれとして他ならぬ私の運命と受け止めている。いい思いだって随分させてもらったのだ。いま死について思うのはこういうこと。「残念としかいいようがないな」本当に。

しかし、多くの不義理は仕方ないと諦めるにせよ、私がどうしても気に病んで仕方なかったことがある。両親とマッドハウス丸山さんだ。今 敏の本当の親と、アニメ監督の親。遅くなったとはいえ、洗いざらい本当のことを告げる以外にない。許しを乞いたいような気持ちだった。

自宅に見舞いに来てくれた丸山さんの顔を見た途端、流れ出る涙と情けない気持ちが止めどなかった。「すいません、こんな姿になってしまいました…」丸山さんは何も言わず、顔を振り両手を握ってくれた。感謝の気持ちでいっぱいになった。怒涛のように、この人と仕事が出来たことへの感謝なんて言葉ではいえないほどの歓喜が押し寄せた。大袈裟表現に聞こえるかもしれないが、そうとしか言いようがない。勝手かもしれないが一挙に赦された思いがした。

一番の心残りは映画夢みる機械」のことだ。映画そのものも勿論、参加してくれているスタッフのことも気がかりで仕方ない。だって、下手をすればこれまでに血道をあげて描いて来たカットたちが誰の目にも触れない可能性が十分以上にあるのだ。何せ今 敏原作脚本キャラクター世界観設定、絵コンテ音楽イメージ…ありとあらゆるイメージソースを抱え込んでいるのだ。もちろん、作画監督美術監督はじめ、多くのスタッフと共有していることもたくさんあるが、基本的には今 敏でなければ分からない、作れないことばかりの内容だ。そう仕向けたのは私の責任と言われればそれまでだが、私の方から世界観を共有するために少なからぬ努力はして来たつもりだ。だが、こうとなっては不徳のいたすところだけが骨に響いて軋んだ痛みを上げる。スタッフのみんなにはまことに申し訳ないと思う。けれど少しは理解もしてやって欲しい。だって、今 敏って「そういうやつ」で、だからこそ多少なりとも他とはちょっと違うヘンナモノを凝縮したアニメを作り得てきたとも言えるんだから。かなり傲慢な物言いかもしれないが、ガンに免じて許してやってくれ。

私も漫然と死を待っていたわけでなく、今 敏亡き後も何とか作品が存続するべく、ない頭を捻って来た。しかしそれも浅知恵。丸山さんに「夢みる機械」の懸念を伝えると、「大丈夫。なんとでもするから心配ない」とのこと。泣けた。もう号泣。これまでの映画制作においても予算においても不義理ばかり重ねて来て、でも結局はいつだって丸山さんに何とかしてもらって来た。今回も同じだ。私も進歩がない。丸山さんとはたっぷり話をする時間が持てた。おかげで、今 敏の才能や技術がいまの業界においてかなり貴重なものであることを少しだけ実感させてもらった。才能が惜しい。何とかおいていってもらいたい。何しろザ・マッドハウス丸山さんが仰るのだから多少の自信を土産に冥途に行けるというものだ。確かに他人に言われるまでもなく、変な発想や細かい描写の技術がこのまま失われるのは単純に勿体ないと思うが、いた仕方ない。それらを世間に出す機会を与えてくれた丸山さんには心から感謝している。本当ににありがとうございました。今 敏アニメーション監督としても幸せ者でした。

両親に告げるのは本当に切なかった。本当なら、まだ身体の自由がきくうちに札幌に住む両親にガンの報告に行くつもりだったが、病気の進行は悔しいほど韋駄天で、結局、死に一番近づいた病室から唐突極まりない電話をすることになってしまった。「オレ、膵臓ガン末期でもうすぐ死ぬから。お父さんとお母さんの子供に生まれて来て本当に良かった。ありがとう」突然聞かされた方は溜まったものではないだろうが、何せその時はもう死ぬという予感に包まれていたのだ。

それが自宅に帰り、肺炎の危篤を何とか越えて来た頃。一大決心をして親に会うことにした。両親だって会いたがっていた。しかし会えば辛いし、会う気力もなかったのだが、どうしても一目親の顔を見たくなった。直接、この世に産んでもらった感謝を伝えたかった。私は本当に幸せだった。ちょっと他の人より生き急いでしまったのは、妻にも両親にも、私が好きな人たちみんなに申し訳ないけれど。私のわがままにすぐ対応してくれて、翌日には札幌から両親が自宅についた。寝たきりとなった私を一目見るなり母が言った言葉が忘れられない。「ごめんねぇ!丈夫に産んでやれなくて!」何も言えなかった。

両親とは短い間しか過ごさなかったが、それで十分だった。顔を見れば、それですべてわかるような気がしたし、実際そうだった。

ありがとう、お父さん、お母さん。二人の間の子供としてこの世に生を受けたことが何よりの幸せでした。数えきれないほどの思い出と感謝で胸がいっぱいになります。幸せそのものも大事だけれど、幸せを感じる力を育ててもらったことに感謝してもしきれません。本当にありがとうございました

親に先立つのはあまりに親不孝だが、この十数年の間、アニメーション監督として自分の好きに腕を振るい、目標を達成し、評価もそれなりに得た。あまり売れなかったのはちょいと残念だが、分相応だと思っている。特にこの十数年、他人の何倍かの密度で生きていたように思うし、両親も私の胸のうちを分かってくれていたことだろう。

両親と丸山さんに直接話が出来たことで、肩の荷が下りたように思う。

最後に、誰よりも気がかりで、けれど最後まで頼りになってくれた妻へ。あの余命宣告以来何度も二人で涙にくれた。お互い、身体的にも精神的にも過酷な毎日だった。言葉にすることなんて出来ないくらい。でも、そんなしんどくも切ない日々を何とか越えて来られたのは、あの宣告後すぐに言ってくれた力強い言葉のおかげだと私は思っている。「私、最後までちゃんと伴走するからね」その言葉の通り、私の心配など追い越すかのように、怒濤のごとく押し寄せるあちらこちらからの要求や請求を交通整理し、亭主の介護を見よう見まねですぐに覚え、テキパキとこなす姿に私は感動を覚えた。「私の妻はすごいぞ」今さらながら言うな?って。いやいや、今まで思っていた以上なんだと実感した次第だ。私が死んだ後も、きっと上手いこと今 敏を送り出してくれると信じている。思い起こせば、結婚以来「仕事仕事」の毎日で、自宅でゆっくり出来る時間が出来たと思えばガンだった、ではあんまりだ。けれど、仕事に没頭する人であること、そこに才能があることを間近にいてよく理解してくれていたね。私は幸せだったよ、本当に。生きることについても死を迎えるにあたっても、どれほど感謝してもしきれない。ありがとう。

気がかりなことはもちろんまだまだあるが、数え上げればキリがない。物事にも終わりが必要だ。最後に、今どきはなかなか受け入れてもらいにくいであろう、自宅での終末ケアを引き受けてくれた主治医のH先生、そしてその奥様で看護師のKさんに深い感謝の気持ちをお伝えしたい。自宅という医療には不便きわまりない状況のなか、ガンの疼痛をあれやこれやの方法で粘り強く取り除いていただき、死というゴールまでの間を少しでも快適に過ごせるようご尽力いただき、どれほど助けられたことでしょう。しかも、ただでさえ面倒くさく図体と態度の大きな患者に、単なる仕事の枠組みをはるかに越え、何より人間的に接していただいたことにどれほど私たち夫婦が支えられ、救われたか分かりません。先生方御夫婦のお人柄にも励まされることも多々ありました。深く深く感謝いたしております。

そして、いよいよ最後になりますが、5月半ばに余命宣告を受けてすぐの頃から、公私に渡って尋常ではないほどの協力と尽力、精神的な支えにもなってくれた二人の友人。株式会社KON’STONEのメンバーでもある高校時代からの友人Tと、プロデューサーHに心からの感謝を送ります。本当にありがとう。私の貧相なボキャブラリーから、適切な感謝言葉を探すのも難しいほど、夫婦揃って世話になった。 2人がいなければ死はもっとつらい形で私や、そばで看取る家内を呑み込んでいたことでしょう。何から何まで、本当に世話になった。で。世話になりついでですまんのだが、死んだあとの送り出しまで、家内に協力してやってくれぬか。そうすりゃ、私も安心してフライトに乗れる。心から頼む。

さて、ここまで長々とこの文章におつき合いしてくれた皆さん、どうもありがとう。世界中に存する善きものすべてに感謝したい気持ちと共に、筆をおくことにしよう。

じゃ、お先に。

今 敏

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http://konstone.s-kon.net/modules/notebook/archives/565

無断転載しました。ごめんなさい。

恋愛か。

よくわからない。

レイプされ続けて疲れきった。

意図が何かあるとかじゃなく、

とにかくもう本当に疲れた

http://anond.hatelabo.jp/20100825143318

残念、財閥商社マンでも大抵浮気してるよ。

してないのなんてよっぽど嫁ラブな奴らしいけどほとんどいないらしいw

ああいう仕事はよくも悪くも攻撃的じゃないとやってけないから、

当然ソッチ面でも嫁ひとりじゃ満足できないそうだ。

さすがに実業家のようなハデハデバブリーな遊びは出来ないが、

特に財閥商社に受かるようなのはイケメン面白い奴が多いから

当然誘ったらフラっとついていく女もいる。

実業家のように「完全割り切ってるが金もめちゃくちゃかかるクロウト寄り美女」じゃなくて

ごくごく普通女の子相手が多いから、浮気相手が正妻狙ってマジになっちゃってモメるケースも多いらしいが。

日本にはドルが大量に眠っている・・・円では使えない。

だったら、インテルとかTOBして NECとか富士通CPU無料で配ればいいんだよとか、言ってみるテスト

株安だし、外国企業日本国所有企業にするチャンス?

Appleに問い合わせた

エラーNo.5002問題について。

回答は24H以内に…とあった。

確かに、自動応答のReplyは24H以内に届いた。

肝心の回答は、48H以内に…とReplyメールに書かれていた。

何だそれ!?

結局、俺が悪い事にされるのか。

どうなんだ。

もう俺は我慢の限界だと言っているだろう。

ハッキリしてくれ。俺が悪いという事にするならするで。

http://anond.hatelabo.jp/20100825165747

「深い付き合いが出来ない」というのは、いまだに童貞ということですね。

それでしたら、なるべく早く「ふでおろし」に行きましょう。

昔から、日本では「ふでおろし」と称して、女郎屋さんに行ったものです。

今は、女郎さんがいないので、ソープランドへ行きましょう。

お金さえ払えば、深い付き合いをしてくれるのですから、

こんな便利なところを使わない手はありませんよ。

4〜5回行けば、たいがいのことはわかるようになるはずですから、

それから普通の人と深い付き合いをすればいいのです。

http://www.melma.com/backnumber_86106_1521104/

良い先生じゃないかw

おい。O。

ハッキリしろ。

いちいち言われたって俺だってどうにも出来ないわ。

嫌ならさっさと離れろ

http://anond.hatelabo.jp/20100825165903

詳しい解説サンクス これなら韓国が怒るのも当然の気がする

どうなってるんだ。

イライラする。

説明しろ

http://anond.hatelabo.jp/20100825141341

支援する。

精液が目に入る事自体は別に直接失明につながるとは言っていませんね。少なくとも医者は。-> http://www.melma.com/backnumber_86106_1521104/

感情的になって都市伝説脳でファビョってるのが多いな

あと、元増田足コキを嫌がってるのか?少なくともその事に関しての感情的な言及はないわけだが

http://anond.hatelabo.jp/20100825013644

ツリーの中でましな方

これなら頷ける

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