はてなキーワード: 喃語とは
息子がADHDと診断されてからそろそろ1年が経つ。
息子さん大丈夫ですか?と始めて言われたのは幼稚園の入園あたりからか。
言葉は遅く喃語を話して会話できているように振る舞う、パンツにうんちをしても気に留めない。
障害?ということを考えなかった訳ではないが、個性的なだけかな、と自分に言い聞かせた。
直に言葉も出て来て、オムツも外れ、所作が年相応(周りから見たら1年遅れくらい?幼児なら誤差範囲か)になってきたあたりから
息子の奇行が目立つようになってきた。このころは相当、躾や教育について、周りから善意のアドバイス、指導を多数もらった。子育ての自信喪失以外なんの役にも立たなかったけど。
小学校に上がり、1年たち2年たった。
教室からの飛び出し、級友と話がかみ合わない。すぐに手が出る。話を聞かない。
トラブルが絶えず、何度となく学校へ呼び出され、スクールカウンセラー、養護の先生、担任、副校長、校長とに薦められ、病院へ行くこととなった。
MRI、血液検査、WISC-3他、様々な検査をへて、「おそらくADHDでしょう」と言い渡された。
診断を受けた直後は、軽い絶望と、自分らの子育てが悪かったわけではないという安堵。
投薬が始まった。
でも。
何かが変わっているとは思えない。
息子の奇行は変わらないし、むしろ、周りのこの精神的な成長が順調な分、幼さが際立ってくる。
(続く)
その子は生まれつき脳に欠陥があり、笑うという感情表現しかできなかった。彼女の感情の起伏は喜怒哀楽すべて「喜」で表現されるのだった。しかも、言語にも障害があり、日常会話はほとんどできなかった。
幼稚園までは、いつも笑っているかわいい女の子、で通っていた。しかし、小学校に上がってからは、薄気味悪い、と、ひどいいじめにあった。彼女はそれでも、否定の言葉をほとんど発することができず、ただ笑っていた。それが不気味だと、ますますいじめに拍車がかかる始末だった。
中学校に進学して、事態は一変する。女の子は男子から一転して暖かく接せられるようになった…少なくとも普段は。
女の子は、喃語と、稚拙な拒絶の意思しか発することができなかった。しかも、笑ったままで。男どもにとっては、その様子は何度やっても刺激に満ちた体験だったようだ。彼等は取り憑かれたようにかわるがわる彼女を犯し続けた。笑いながら、彼女は堪えた。ときに堪えきれず、その目は涙を湛えた。笑いながら、犯されながら、彼女は泣いた。
今や女の子も成人し、誰の子だかわからない息子も幼稚園へ上がる年齢となった。訓練により簡単な接客用語ぐらいは扱えるようになり、彼女は今スーパーのアルバイトで生計を繋いでいる。お客とのトラブルもたまにあるが、総じて笑顔が好評なため、お店が明るくなると他の店員からの評判もよい。今日も女の子は変わらぬ笑顔で忙しく過ごしている。だが、その笑顔が変わることもないゆえ、彼女の本心を知るものもいない。
ざわざわじわじわするから手を揉むんだけれどどうにもならず眉間に皺を寄せるしかなくてそれでも駄目だから手を開いたり閉じたりするんだけど多分内部機構に異常があるんだろうからどうしようもなくて奥歯をかみ締めながら仕事をして今日は給料日で帰りながらも落ち着かなくて体中の感覚が全部皮膚に集中してるようでかといって過敏なわけでもなくてとにかく落ち着かなくて喃語のような声が口から漏れるけれど別に誰も聞いていないからそれでも一応声のトーンは落とすわけだけれども家に帰って誰も居なくてどんどん喃語みたいなのが酷くなってきてそのうち言葉が喋れなくなるかもしれないと思いながら手を洗ってトップバリュの黒酢はちみつドリンクを飲んで一息ついたけれどまだざわざわが直らないし足の裏が熱くて眠れもしないし扇風機の風が気の利いた感じじゃなくて鬱陶しいし工業用扇風機は煩いし手は相変わらずだしどうしようもなくて鎮痛剤を服用しようかと思ったけれど痛い訳でもないしじゃあ抗アレルギー剤かと思ったけれどそれもなんか違うし結局何も飲まないで扇風機もつけずに新聞を読んでいたら帰ってきた親に暑くないのかと聞かれたけれど暑くないし熱も無いので私は正常だと思い込む事にしたけれどまだ手は落ち着かない