2024-03-26

利益を出す能力」と「仕事をする能力」の違い

取引相手に関する「利益を出す能力」と新卒人材に関する「仕事をする能力」の違いについて質問です。

新卒採用するときには学歴をふるいとして用いることがありますが、取引相手を決めるときはその相手学歴をふるいとして用いるということはしませんよね。これがどうしても不思議なんです。

たとえば新卒採用にしても、100人から1人を選ぶより優秀な人がいる可能性が高い10から探す方が効率がいいというだけで、学歴だけで決めているわけではないでしょう。ひととなりや学歴以外の活動の経歴いろいろ見るわけですよね。

一方取引相手は「利益が出るかどうか」を業績や事業内容からます。でも学歴は見ません。

ここで思うのが、業績や事業内容が、採用時に見る人となりに対応するなら、学歴対応する、ふるいに相当するものが、取引相手判断時には存在していないということです。

なぜなのでしょうか?「100人から1人を選ぶより優秀な人がいる可能性が高い10から探す方が効率がいい」という論理は、取引相手の選定時にも当然有効存在しているように思えます。つまり「優秀な人/優秀さ」というものが、たとえば採用時に仕事ができる能力に結びつくなら、取引相手を選ぶときにも「利益を出す能力」に結びついているはずで、両者は「学歴」という共通尺度と相関していると推測されるわけです。

それなら、新卒採用時に学歴で絞った方が効率がいいというスタンスをとるなら、取引相手選定時にも、同様のスタンスをとるのが一見論理的に整合しているのではないか、と思うのです。

まり企業がとれるパターンは4つあるわけです。

採用学歴を用い、取引相手にも学歴を用いる

採用学歴を用い、取引相手にも学歴を用いない

採用学歴を用いず、取引相手には学歴を用いる

採用時も、取引相手にも、学歴を用いるも学歴を用いない

論理的には、2番や3番のパターンを選ぶためには「利益を出す能力」と「仕事をする能力」それなりの違いがあるからということになるはずですが、両者のどこに、学歴フィルターを用いるか用いないかの違いが出るほどの差があるのかわかりません。

私には違いがわかりませんから企業が2番のパターンを用いていることに対しては、冒頭言ったように不思議だと感じるわけです。

その差がなんなのか、どうしてそれがフィルターを用いるかどうかの判断を左右するほどの差だと考えられているのかを具体的に教えてください。

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