僕はガンダムSEEDおよびSEED DESTINY、仮面ライダー555の大ファンです。
今回のSEED FREEDOMとパラダイス・リゲインドの上映を楽しみに待っていました。
今回この2作品を通じて、コンテンツを楽しむコツを1つ学ぶことができたので、それについて書いてみたいと思います。
冒頭、とってもイイ感じで始まりました。楽しみに待っていた甲斐があった、この作品はどれだけ素晴らしいものになるのかと、胸を躍らせていました。
そうすると、観ているうちに「…ん?」と思うシーンが出てきます。「それができるなら、そもそも〇〇では?」「それ言い出したら、〇〇じゃん」
そんな風な感想が思い浮かび、少しモヤモヤしながら観ていました。そんな中で「これは理屈抜きでワクワクする演出だな」なんて場面も度々ありました。
そのままストーリーは進行し、やがて上映が終わりました。
僕の感想は「面白かったけど、ちょっとモヤモヤもしたな」というものでした。
冒頭から「なんじゃそら」と思うようなシーンがちょいちょい出てきます。
「まぁ仮面ライダーって、こういう少し雑だったりよく分からない演出もあるか」なんて思いつつ、そのまま観ていました。
そうするとSEED FREEDOM同様、ファンが喜ぶ「理屈抜きでワクワクする演出」もあって楽しく観ていました。
だいたい1時間くらいの映画なので、あっという間に上映が終わりました。
僕の感想は「ちょっとモヤモヤもしたけど、面白かったな」というものでした。
両者を比較すると、自分の感想はかなり似通っています。ひっくり返せば同じです。
でもSEED FREEDOMは少しネガティブ寄り、555は少しポジティブ寄りな感想・思いになりました。
なぜこのように感想の差が出たか、それは期待値の大きさによるものだということに気づきました。
SEED FREEDOMは冒頭とても良かっただけに、非常に期待値が上がってしまった感覚がありました。
一方555は、冒頭から(言い方悪いですが)萎えるようなシーンがあり、期待値がグッと下がった感覚がありました。
この期待値の位置がどこにあるかで、作品に対して抱く感情は変わるものだということを学びました。
SEED FREEDOMはストーリーの整合性など細部まで気にして、力んでしまいながら観てしまったと思います。
一方555は、冒頭から力が抜けて、細部を気にせず大らかな心を持つ余裕と共に観ることができたように思います。
細部を気にせず力を抜いて観ると、楽しめる作品は多いのではないかと思いました。
そのためには期待値が高すぎない必要があるため、できるだけ下げるということを意識すると良さそうと思いました。
パラダイスリゲインドって1時間しかないの? それで値段はいっしょ? もし一緒なら、それだけで損してネガティブになりそう