2024-01-30

ネットゴミ箱としての機能を失ったせいで現実治安が悪くなっていく

知り合いのSNSアカウントがここ10年ぐらいでだいぶ品行方正になった。

昔は嫌儲とかオチとか色々やっていたのに今じゃ淫夢語録さえ避けるように気を使っているのが傍目にも分かる。

かわりに現実での言葉遣いが荒れていっている。

昔はネットしか使わなかった言い回し、とりわけ発達障害特定人種馬鹿にするような物言い現実で使うようになっていった。

ネットリアル、少しでも安全な方を選んで下手をすれば訴えられるような表現を振り回す。

そういうずる賢さが私の友にはあったようだ。

だが同じような傾向は私の職場でもあるような気がする。

現実社会にふさわしい言葉かいをすることを辞めて、ギリギリライン必死に探るような言い方を繰り返す人間が増えてきた。

ハラスメント限界ラインを攻めることでそこに線引を作り出そうと必死になっているような言動食堂自販機前に溢れている。

そのかわりにチームチャットLINEメッセージビジネスマナーに沿った小綺麗なものが増えてきた。

言い逃れの出来ない文字情報では借りてきた猫のように振る舞い、録音でもされない限りは消えてしま言語情報では少しでも粗暴さを発散させようとしていく。

現実ネット倫理観の逆転、個人内包する暴力性の総量は変わらないままに、それが発露する場所けが入れ替わっていく。

これが令和という時代らしい。

なるほど、平成とはルールが変わってきている。

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