離れて暮らす祖母がいるのだが、ドコモのガラケーの携帯を使っており、3Gのサービスが2026年に終了してしまうため、携帯を買い換えないといけない。
そこでらくらくスマホをメルカリで購入した。3000円くらいで。
初めてのスマホで90近い高齢者が使いこなせるか自信がなかったので、すぐに携帯を交換するのではなく、しばらくはスマホと今のガラケーを併用してもらって、スマホを使いこなせるかを判断して、
使えるようならガラケーの番号をスマホに移す、ダメなら別の選択肢を探そうと思った。
自分の使っているMVMOの回線を追加で契約してそのスマホにsimを入れて、GWに帰省したタイミングで祖母に
「とりあえず使ってみてよ」
と渡してきた。
電話番号が違うので、ひとまず慣れるまでは身内にかける時だけこの電話を使って欲しいと言ってきた。
この時は使い方を教える際などに何度も電話をかける動作をおこなっており、何も問題はなかった。
しかし今日になって、電話がかかってきて、スマホの動作がおかしいと言ってきた。
近くに住む親戚にスマホを見てもらって、それでも原因がわからないので、その親戚が電話してきたのだが、まとめると
・電話が切れないので、相手が出ないとずっと電話をかけ続けている状態になる
話を聞いた当初は、祖母が何か意図せず設定を変えてしまったか、中古なのでセンサーが壊れたか、どちらかだと思っていた。
我々の使っているスマホは、電話をするときに耳元にスマホを持ってくると、画面が自動で消えるようになっている。
なので、このあたりの機能が誤作動しているのかなーと思い調べてみると、このような記事が出てきた
電話をするとスマホの画面が真っ暗のままで何も操作ができない!これって何が原因なの?
https://andoroid-repair.com/blogs/cat04/46310.html]
この記事によると、近接センサーがスマホの画面に搭載されており、このセンサーが反応すると、画面が消え、耳に当てている時のタップ動作を止めてくれるようだ。
このセンサーが故障、誤作動すると、電話をかけるだけで文鎮状態になるというのは納得できる。
ということで、ラインで、「近接センサーが怪しいから、掃除してみてよ」とメッセージを送ったところ、すぐに電話がかかってきた。
話を聞くと、祖母はスマホの上部に、自分の電話番号を紙に書いてテープで貼り付けていたそうだ。
この紙が近接センサーを塞ぎ、電話をすると操作不能な状態になっていたようだ。
まさかスマホにそんなことをするなんて思ってもみなかったので、原因が分かった時は笑ってしまった。
普段使う電話番号とは違う、暫定的な番号なので、人に伝える際に困るからテープで貼っておくということが、スマホを使いこなしている我々には想像できなかったし
スマホ上部にテープを貼るとスマホが文鎮になる、ということも想像できなかった。
工学部だったのでフールプルーフの概念は勉強していたが、本当に利用者は設計者が意図しない使い方をしてしまうものなんだなぁとしみじみと思ったわ
ワイ、スマホで電話中に自分の電話番号を伝える手段が分からなくて困ったことあるわ^^; 電話相手に、着信中の電話番号を読み上げてもらって、そうそうそれそれって伝えた...orz ...
90で初スマホ渡す時点で詰みだわ。遅くても70位には慣れさせんと
らくらくスマホって全然らくらくじゃないんだよな 自分がアンドロイド使ってても、教えるのに癖強すぎていちいち調べないとだし 年寄りにこそiPhone使わせるべきだわ
うちの親にもらくらくフォン渡してるけどしっかりAndroidなのであまりらくらくさは無いな もっとちゃんとカスタムしてほしいと思った