2020-12-27

字書きが絵に挑戦したおかげで絵師コンプレックスが治った話

話の中身はタイトルそのまんま。内容としては「字だけでずっとやってきたけど、絵描いたら人の苦労が分かってコンプレックス消えたよ」って話。おわり。

あとは腐女子お気持ち長文。気持ち悪いと思う輩は散れ散れ。帰ってココアでも飲め。時間無駄や。

 

字書き10年やってて交流無しでもボチボチ感想もらえるようになってきた。

自分の書く話好きだし、2~3年前から正直メキメキうまくなったなーと思う。当社比だけど。

CP布教のために書くのが楽しかったし、自分作品で少しでもABにハマってもらえたら……と思ってずっと書いてきた。

 

けどクオリティを上げれば上げるほど、どうしても絵には敵わないって気づいてしまうんだよな。

絵や漫画が1万RTされてるのは見たことあっても、小説リンクが1万RTされてるのは見たことなかったから、

「どんだけ頑張っても小説は絵と比べて伸びないな」「アンソロ小説不要論とかもあるし、小説っていらない子扱いなんやな」と

勝手に思い続けてきた。

 

から絵を描き始めた。少しでもコンプレックスを消したかった。

描けないとか言ってわけのわからん僻みをこね回してるよりかは、そっちの方が建設的だと思ったからだ。

 

そしたら神絵師の人はどれだけ絵を描くのに頭を使ってるか、実感として分かるようになった。

なんやねん、この線の強弱。影の付け方。瞳の描き方。表情の豊かさ。完璧すぎるわ。

このコマ一個描くのにどんだけ時間かかってるんや。

それがササッと描けてるなら、ササッと描けるようになるまでどれだけの枚数を描いてきたんや。

 

絵を描こうとしてみるまで分からなかったことが、絵を描こうと試みたことでたくさん分かるようになった。

 

それと同時に自分小説を書くときに同じぐらい頭を使ってることに気づいて、

「なーんだ、かかってる手間はどっちも同じなんじゃん。小説からって卑屈になる必要ないんだ」って思えた。

私かてキャラ心理描写するのとか、おおまかなストーリー組み立てるのも三十分ぐらいでサーッとやっちゃってるけど、

それはこれまでの積み重ねがあるからで、小説を書き始めたころはそんな風には絶対できなかったと思う。

 

勿論神絵師さんのことは、絵を描く前から尊敬してる。

というか、ハイクオリティものを作ろうと自分に挑み続けてる全ての人を、心から尊敬してる。

けどやっぱり相手のやってることの解像度が上がるだけで、こんなにも尊敬する気持ちの質がより深いものへと変わるんやなとメチャクチャ意外な気持ちになった。

あとオマケではあるけど、自分コンプも消えて嬉しい気持ちでいっぱいになった。

 

絵は中学生以来描いてないし、ホンマにマジで下手くそなんだけど、楽しいから字を書く傍らボチボチ続けていこうと思う。

どっちもかけたら、それが一番強いと思うし。

 

言いたいことしか言ってない文章だけど、この話はこれで終わりです。読んでくれてありがとう

  • 字書きって書家なのかと思った 絵描ける人ってすごいって思うよね〜わかる〜と思ったら全然同業者じゃなかった

  • そう思えて偉いな。もし俺が同じ立場だったら「同じくらいの労力をかけてるのに注目されない小説はやっぱり日陰者なんだな」と思ってしまいそうだ。ポジティブシンキングを見習い...

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