大学三年生。もうすぐ院試やら研究室配属が決まり楽しみでもあるがまた友人関係をゼロから作らなきゃならないのかと思うと嫌になる。
思い返せば昔から友人はいたが皆中途半端な関係だった。頻繁に話す友人も間に一人を挟まないと会話が続かなかった。今もそう。
小学校の頃は三年生まで同じ子とばかり話していたのに四年以降お互い好みが変わり全く違う子と遊んでいた。
中学は町内の小学校数校の児童が集まる様なところだったので小学校のクラスメイトといつでも会えたのにまた全然違う子達と仲良くしていた。
高校に入ると車で一時間かかるような所に通っていたから当然の如く中学の友人と話す事はほぼ無くなる。ただ高ニの時始めて親友と言えそうな友人が出来た。
で、大学入学。その親友とは夏に下宿先に泊まりに行って以来連絡先すら分からない。
大学でもぼっちにはならなかったが変わらず仲のいい二人のおこぼれに預かるような形の中途半端な関係を構築。サシで飲んでくれそうな子は一人もいない。四ヶ月後同じ研究室に配属される友人はいないだろうからまた1から友人を作るのだろう。大学でも三年限定の友人関係は続く。
ひとりぼっちでないだけましなのかもしれない。しかし研究室配属、大学院と進み卒業した時。3年語の4月。連絡を取り合い続ける友人がいるのだろうかと思うと絶望する。
Twitterを見てると誰かと忘年会をしている画像が流れてくる。俺は忘年会に参加していないどころか今月一滴も酒を飲んでいないというのに。
何故こんなことになったのだろう。
人に認められたことが無いからなのだろうか。確かに人生でただの一度も賞状は一度ももらったことがない。だから自信が持てない。サシで話すに値する話力、知識があると思えない。だから自然と積極的に人と話しかけることはせず聞き手に回ってしまう。こちらから話を振らないので向こうは俺と話していても楽しくないと遠ざかってしまう。余計自信を失う。悪循環。皆どうやってプライベートで会う友人を作り話しているのだろうか?もう何も分からなくなってきた。
社会人になると友人いなくても仕事で忙しいからへーきへーき
めっちゃわかる。 仲良くなれても相手が関係を続ける意欲を持っててくれないと友情って続かないよね。仲良くなるだけでも大変なのにさ…
分かられた。嬉しい。