2017-05-27

背伸びした環境で苦しむより、余裕がある環境で過ごす方がきっと良い

私はもうすぐ30だけど、学校サークルバイト先、職場など様々な環境経験してきて思ったのは、

もっと上を目指そうとして背伸びした環境で苦しむより、

少しランクを下げた環境で過ごす方が精神的にも人生を楽しむ為にも

良いのではないかと言うことだった。

  

自分限界ギリギリ環境に身を置いた時は、環境に付いていくのが精一杯で、

それどころか精神的・身体的にもボロボロになって落ち込む事の方が多く、

それが良かっただろうかと思うと、あまり思えないことの方が多かった。

私の場合高校専門学校が少し背伸びした場所だった。

  

逆に、自分がそこまで頑張っていないけれど、

高く評価されるくらいの所にいた時は、精神的にも安定できて、

どちらかと言えば楽しい思い出が多かったと思う。

  

その経験から思ったのは、自分の分を知る事の大切さだと思った。

どこまでも上を目指す事なんてできない。

人にはきっと、生まれつきの器がある。

つい少しでも上を目指そうとしてしま気持ちが、

自分の器以上の環境に身を置いてしまって、

人生台無ししかねないかもしれないと思ってくるようになった。

  

高校卒業して都会を経験したら、

もっとを上を目指したいって気持ちが出てきてしまった。

世の中の広さを知ると、上が果てしなく感じてしまって、

その焦りからつい背伸びをしてしまうんだと思う。

そこから色々な環境経験したけれど、上手くいっていたのは、

自分にとってはどちらかと言えば楽な環境だったと思う。

  

自分はもともと田舎出身で、

学歴社会的地位にこだわりのある家系でもない。

それでも、何故か上へ上へと行きたかった。

母親にその事を話してみたら、

無理せず普通人生で良いよと言われた。

  

最近転職をして、またつい背伸びをしてしまった。

都会の方で、高いスキルが求められる場所だった。

付いていくだけでも必死で、選択を誤ったかなと思っている。

幸せは上にあるのではなく、

自分の器を知って、そこで幸せに暮らすには

どうするべきかを考えるべきかなと思った。

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