人工知能技術が進む一方で、仕事が無くなるなんて逆、むしろ仕事は増えるんだ、
といった論調を言ってる専門家気取りがいるけれど、こういう人の言う事を逐一読んでると、
人工知能によって、よりプログラマーが必要になるから労働需要は増えるんだ、中には、判断は人間がするので仕事は無くならない、という呑気な意見もある。
要するに、情報処理産業の労働需要が増えて、他の労働需要は減っていく、という事だ。
百歩譲って労働量が仮に増えたとしても、情報関係だって一時的需要増にすぎず、今までの人間の仕事が人工知能に置き換えられていく事には変わりなく、失業件数が増えるのは必須。年齢上がってからの職種変更なんてきついだろうから、ニートかホームレスも多くなるだろう。
人工知能もそうだし、外国人労働者もTPPによって増えるだろう。そうなったら、ごく一部の職種以外、職にあぶれる人間は増えてくる。じわじわと。
今だって年間自殺者ん万人。そのうち年間自殺者10万人も夢じゃない。まだ戦争してた方が死ぬ人間少ないんじゃないか、てくらいの数字になるかも。
まるでバブルはじける直前の頃のような気配。一部のメディアではバブルはじける記事や本が出されるが、まさかという雰囲気がしばらく流れ、銀行が潰れ、倒産した企業が続出した。あの時期と近いものを感じる。リーマンショックの時も、似たような感じだったんだろう。
人工知能賛成論者はこういう考え方を意図的に無視しているか、さもなくば本気に気付かないで専門家気取りしているなら小保方並みだと思う。
労働組合のみなさん、もうちょっと、これ考えた方がいいよ。選挙活動や政治活動なんか二の次でしょ?本来の仕事やりなよ。
じゃないと、そもそもの労働者人数が減って、自分らの給料も減額間違いなしだぞ。
どうせ、またこれも無視されるんだろうけど。
本当に仕事が無くなったら、働かなくても暮らせる社会が実現するんじゃないの?