2016-11-28

WELQ炎上騒動が起きても、発注は増え続けている

ネットメディア関連で、今一番ホットなのはWELQ問題ですね。

あれだけ炎上しているのに「医療キュレーションメディアの発注が増え続けている」んです。

私は、現在会社所属するライターですが、その前はクラウドソーシングを中心にライターをしていました。幸いにも本業別にあったため、案件を選びながら仕事ができました。しかし、クラウドソーシング生計を立てるためには単価の低い「キュレーション記事」の執筆は、不可避だと思います。そして、そういう方たちが、WELQの執筆にも関与しているのだと推察できます

現に、私はクラウドソーシングサイト登録している間、数度WELQの執筆の声がかかりました。1記事1〜2000円程度の単価です。うたい文句には、「初心者でも大丈夫」。

こんなことが書いてあれば、記事を量産してお金を稼ぐための手段しかなりませんよね。

驚くことに、このような誘いは今も続いています

媒体名を伏せて声がかかることが多いので、WELQとは限りませんが

医療キュレーションサイト記事執筆」という案件は、炎上騒動が起きても大量に発注されているのが事実です。

もしかして、この炎上騒動が起きてから、WELQにライターさんが寄り付かなくなってしまったのかもしれませんし

WELQの失墜を見越して、別の媒体記事数を増やしているのかもしれません。

どちらにせよ、炎上が起きたからといって、この騒動は終着を迎えようとはしていません。

それよりむしろ、WELQよりさらに悪質な「WELQ劣化版」がこの隙を狙っているように思います

クラウドソーシングを利用している人たちは「WELQ劣化版」の手を貸さないことを徹底したほうがいいです。

社会のためにもなりませんし、何より自分のために全くなりません。

日銭を稼ぐことはできるでしょうがライターとしての次の仕事にはつながりません。

それだったら、お出かけ情報ファッション音楽などのキュレーションをやったほうがいいです。それだけでも、お金を稼ぐことはきっと可能ですから

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