2013-06-16

何かを成そうと思ったら、対価を差し出せ

英語もっと上手くなりたい。プログラミングを上達させたい。ダイエットして痩せたい。

誰でも思っている。しかし、なかなか上手く行かない。

それは何故か?

簡単だ。対価を払っていないからだ。

対価とはお金のことではない。

対価=犠牲にすべきモノだ。

お金は言う及ばず、時間、体面、人間関係と色々とある

 多くの人は現状を維持したまま、「もっとXXしたい」「もっとXXになりたい」と言う。

今の状態を何も変えずに、上積み形で何かを成し遂げたいと思う。

そんなことはできっこない。

人間の許容量など決まっている。

一時的に負荷を掛ければ許容量以上のことはできるが、そんな無理は長続きしない。

モチベーションが切れて、元の状態に戻ってしまう。

現在の状態が、自分にできる最大の許容量なのだということをまず認識すべき。

だって、より良い状態を求め、そうなるように日々努力している。

その結果が現在の状態なのだ

何度も言うが、今の状態が限界なのだ

その限界を超えて、上積みすることなどできない。

では、どうすれば良いか

削るのだ。

容量が変えられないのであれば、今ある中身を削るしかない。

その上で新しい中身を加えるしかない。

例えば、「英語もっと上達させたい」と思っているなら、勉強時間を増やせば良い。

その場合、現状のまま単純に勉強時間を増やすだけでは、長続きしない。

今までやっていたことの何を削るのだ。

例えば、アニメを観る時間を削り、その分を英語勉強時間に充てる。

大きいリターン(成果)を望むなら、それ見合う対価を支払う必要がある事だ。

アニメを1本観る時間を減らしただけでは、得られる成果はたかが知れている。

多くを望むなら、「アニメを完全に観ない」「アニメに費やしていたお金英語勉強に充てる」ぐらいのことをする必要がある。

支払った代償(犠牲)が大きければ大きいほど、得られる成果は大きくなる。

ダイエットしたい?

なら対価を払え。

残業時間を減らし、仕事ストレスを減らせ。

代わりに運動する時間健康的な生活習慣を手に入れろ。

それでは会社での評価が下がってしまう?

それでは別のモノを差し出せ。

趣味時間家族との時間、友人との時間、何でも良い。

それも嫌だ?

傲慢だな。

何も失わずもっと色々なモノを得たい?

なら、神にでも祈ってろ。

多分、来世で叶えてくれるだろう。

「何かに成りたい」「今の自分を変えたい」と本気で思うなら、対価を支払え。代償を差し出せ。

それがこの世の摂理だ。

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