2013-06-13

SCEが描かなかったゲームの貸し借りの本当の姿とXboxLive未来

SCEゲーム貸し借りの方法解説動画が大人気だそうで。

ただ、あの動画意図的に描画していないところがありますのでそのあたりを説明していこうかと思います


ゲームを貸す

まぁ、この段階ではSCEが例の動画で示した通りですね。問題はこれからです。


ゲームを貸している最中について

ゲームを貸している間も遊ぶ時間帯が被らなければ貸主はゲームを遊べる

ゲームを貸している間は貸主は一切プレイできない

当たり前ですね。PS4ディスクキーなんだから今まで通りです。


ゲームを返してもらうとき

  • XboxOne

貸した相手がゲームを遊び終わったことが確認できたら気兼ねなくゲームプレイできる。

  • 貸主の手元にディスクが戻ってくるまで遊べない
    • 実際に手渡しで返してもらう(「あ、ごめん忘れた」=次持ってくるまで遊べない)
    • 郵送で送り返してもらう(配達屋と入れ違い=受け取るまで遊べない)


XboxOneのレンタルシステムの数少ないメリット

ゲームを遊びながらフレンドになった人ならどこに住んでる相手とでもゲームの貸し借りができる。

物理メディアに縛られずオンラインでやり取りするんだから当たり前の話。

PS4で同じことやろうとすると、相手の住所を聞いてメディアを郵送で送るしかない。

実際にあったこともない相手に住所教えられる?無理だよねぇ。

貸したゲームが帰ってくる保証もないしね。

でもそれは今まで通りって事だけどね。


XboxOneでゲームを貸す仕様の懸念点

ゲームプレイが貸主と借主でバッティングしたらどちらが優先されるのか現時点で不明なこと

  • 貸主が優先される場合

イベントシーン中にいきなり中断されたら友情にヒビが入るよね、常識的に考えて。

貸主はゲームが終わったことを確認するか、友人が遊んでいないことをフレンドステータスで確かめから遊ぶしかないが

その場合、あとから借主がゲームを遊ぼうとしても貸主が遊んでいるから無理という状態になり

「なんだよ、貸してくれたんじゃねぇのかよ」となり、やはり友情にヒビが入る。

  • 借主が優先される場合

遊び終わった後も貸主にプレイ権を乗っ取られる事態が起こり喧嘩の火種になることが容易に想像できる。

  • 対策は?

レンタル開始と終了のフラグをどうにかして設定するしかないが、そうすると貸す前と返す時の手間がさらに増える。

そしてレンタル終了フラグを借主がトリガー引くのか、貸主がトリガー引くのかでまた喧嘩の火種が生まれる。


XboxOneにおけるXboxLiveの本当の問題点

所有者は24時間に1回、借りる側は1時間に1回認証が走るとか、Kinect監視されるとかそんなの大した問題じゃない。

本当の問題はXboxLiveコミュニティを腐らせる根本的な欠陥がこのレンタルシステムに潜んでいることにあります

XboxOneのレンタルシステムの数少ないメリットで挙げたことの裏返しなわけですが、

ゲームを貸す相手がオンライン上に居れば誰でもいいということは、オンライン中の

乞食ゲーム所有者に群がります

乞食が群がる相手を探すのは簡単。ゲーマースコアが高い奴探せばいいんです。

ゲーマースコアが高い奴ほどたくさんのゲームを持っている確率が高いから。

そして、群がった乞食共は30日間必死に下心を隠し、カモを全力を持ってもてなします。

30日経つ前に下心がバレてしまうと元も子もないですからね。

そして30日経過したらたった10しかない家族椅子に座れるよう、巧妙に

相手におねだりをします。

上手くいけば莫大なライブラリXboxLiveの料金だけで遊べることだって夢ではないからです。

それをやるには相当高いソーシャルスキル必要ですがw


あなたの目にはどちらが魅力的に映りますか?

  • 興味深い話だが、いくつか質問 フレンドリストの上限数って箱○と箱1それぞれいくつだっけ? 箱○は確か最大100だった気が 箱○ソフトも貸し出せるんだっけ? 箱1が大量に...

    • フレンドリストの上限はXboxOneで1000に増えるって話があるけど、まだ確定ソースは無いみたいですね。 あと、これはあくまでXboxOneの話であって、箱○は既存のままですね。 それはMS自身...

  • PS4がディスクの物理的な貸与という旧来のシンプルな方式のままにしたのは、全てがデジタル(媒体が存在せずデータで全てが完結する)に移行するのはPS4の世代では早すぎる、という判断...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん