に対する返答として適切なのは次のどれでしょうか?
正解は3。
韓国のほとんどの人達は「日本が独島を韓国から奪い取ろうとしている」と思っています。彼らからすれば、日本側が領有権を主張してくるであろうことはまさに想定どおりなのです。ですから1や2では改めてお互いの論理をぶつけ合うだけで、結局堂々巡りになるのがオチです。「ほら皆さん、日帝は領土拡大の野望を捨てていません」などと向こうの民族主義者の政治的宣伝に使われて終わりです。
それに、第三者の国から見た場合、まるで同じレベルで島の奪い合いをしているように見えてしまうでしょう。それこそまさに相手の思う壺。議論で相手と同じ土俵に立っても良いことはありません。
そこで、3の「独島はそこではありません」という答えです。
竹島の領有権を主張するわけではなく、独島という島の領有権主張を否定するわけでもなく、ただ相手の勘違いに気づいてもらうためだけの短い指摘となっています。
(※この辺りの意味が分からない方はこの動画が分かりやすいと思います。)
韓国に竹島を描いた古地図は存在するか 日韓古地図の比較 - YouTube
注意しなければならないのは4の「そこは独島ではありません」とは別物だということです。
違いが分かるでしょうか。
4の「そこは独島ではありません。」の場合、その後に高い確率で「そこは竹島です。」が連想されてしまいます。そのため単なる領有権主張と取られかねません。これではメッセージとしての価値が半減してしまいます。
では3はどうでしょうか。3の「独島はそこではありません」の場合、後に連想されるのは「独島はここ(別の島)です」のような言葉です。
そのため相手や議論を見ている第三者の頭に「そこではない?では、どこだと言うんだ?」というクエスチョンを抱かせることができるのです。このように相手が僅かでも話を聞く態勢になれば、そこから対話を始めることができるようになります。
「ここ(別の島)です。なぜなら韓国人によれば独島とは『古地図にある于山島』のことであるか、『1900年の大韓帝国勅令にある石島』のことなのですから。」
と過去彼らが苦し紛れに掘った墓穴に誘い込むことも出来るのです。
「ここは俺の家だ!」
「なんだと?ここは私の家だ!」
これではただの喧嘩ですね。
「ここは俺の家だ!」
「あなたの家は隣ですよ。」
想像して下さい。
「竹島は日本の領土だ!」「韓国は出て行け!」というような相手と鏡写しのメッセージではなく、「独島はそこではありません」という横断幕一色で統一されたデモの光景を。
他の国から見ても中々笑いを誘う領土紛争の構図になると思いませんか。
(追記:この記事はもちろん「これで解決」というような答えの提示が目的ではなく、よく見られる買い言葉的な反論や罵倒がむしろ逆効果であって、それよりもこうした方が有意義ではないかという趣旨に基づいたものです。外国にも(韓国にですら)一度は両方の主張を見てみようとする層は密かに存在するわけで、これはそのような層に分かりやすく訴え、「いや、独島そこじゃないから」を常識にしていくのが狙いです。)
(追記2:ブコメで『彼らは実効支配を正当性の根拠にしようとしている』というご意見を頂きました。根拠が実効支配のみに限定されていくことは、その経緯・実態を考えれば正当性どころか非正当性を顕わにするだけで、こちらにとって望ましい方向だと考えます。)
言っとくけど奴らは勘違いでやってるわけじゃない。完全に確信犯。 全体的にお前はあいつらの基地外っぷりを舐めてるよ。 http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1725736.html
最近思ったんだけど、あいつらの「独島は我が領土」って、 ぬるぽ → ガッ 韓国が日本相手に勝利 → 独島は我が領土 レベルのスラングなんじゃないかと考えている。