2012-06-12

贅沢な悩み

ぜいたくな悩みをぶちまける。

いまだに彼女ナシの自分に、事あるごとに

「なぁ、●●との仲はどうなってんだよ。」だとか

「△△ちゃんと付き合ってるんでしょ~?どんな感じ?」だとか

「□□とどこでヤった(!?)」だとか

在りもしないでっちあげがことごとく耳に入り込む。

どうやら自分たまたま通学路が一緒という理由で、1学年下の子と2人きりで登校してきたことが、事もあろうか今時期の学生かぶりつく話題に変換されて広まったらしい。

自分は●●さん方には迷惑をかけたくは無い気持ちが強いため「何言ってんだよ!何にもねーよww」と突っ返してはいる。

内心「こんな勘違いされるのも悪くねぇ・・。」とか思っているクセに。童貞め。

はいえこんな見え透いた男の欲とは裏腹にに、どこか物寂しいと言うか、メランコリーな気分に陥ることが多くなった。

それはやはり「所詮勘違い勝手な思い込み。」という事実が心にのしかかってくるからである

なぜかネガティブ感情が先走る。

友人たちの勘違いが辛い・・・

自分は今まで、リア充と言えるかどうかは分からないが同姓、異性とも平穏で楽しい生活を送ってきた。

色んなチャンスや出会い経験した。

この時点でもう贅沢な話である

それなのに何故だ?

満たされているはずなのにこんなにも虚無感が押し寄せてくるのは何故?

フラグをへし折ってきたから?泣いて自ら折ったことはある。

童貞を捨てたいから?生半可な気持ちで貞操を失いたくない。

チャンスは人並みにあるのに?他の人から見ればそう見えるだろう。

このむなしさ。自分が求めているのはフラグシチュエーションなんかじゃない。

「恋」だ。

今まで感じなかった事がむなしくて悲しくてしょうがない。

ある人は羨ましがるだろう。

「なぜお前が・・・。」

ある人は蔑むだろう。

ヘタレ病気だろ・・・。」

しかし何を言われようと自分にはどうすることもできない。

自分にとってここまで贅沢で恵まれた悩みは無いと思う。

ただ本当に苦しい。

愛されるより愛したい。

ただこれだけでいい。

コミュ能力ファッションセンスなんかも、

恋に落ちる。これだけが根本的な原動力であることを悟った。

ただむなしい。

恋に落ちる努力ができないことがむなしい。

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