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2024-05-26

[]ゴールデンカムイに見る長期連載漫画の受容の変遷

あんまり多く語られてないが、初期のゴールデンカムイは明らかに山賊ダイアリー」とかのジビエブームの流れに乗っていた。

公式切り抜きがネットミームになったり、そういうところから徐々に認知度が上がっていった作品だ。

今では評価が固まり過ぎて「多様性が」とか「歴史評価が」とか、批評的にお利口な語り口でばかりその魅力が語られるが、実際に初期から連載とその人気拡大を追っていると、ゴールデンカムイにはそれだけでない多様なフックと、それをタイミングよく引っ掛けるそれこそ漁師神業がふんだんに見られた。

ゴールデンカムイの受容(需要)の変遷をまとめることによって、長期連載漫画が当たるためにどれだけ多くの仕掛とチャンスを要するのか、改めて考えてみたい。

 

【連載開始】最初は古臭い冒険譚。世間の関心は薄い?(1〜2巻)

 2014年8月、連載始まる。 増田はこの頃はまだ読んでいない。

 

 1話ははっきり言って、刺さる人には刺さるのかも知れないが、古臭い冒険もの空気しか感じられない。

 「露助」と差別語を使う戦争帰りの主人公囚人を殺して皮を剥ぐ猟奇趣味。まだ頭身の高い美少女アシリパ

 一部のネクラには受けても、一般には忌避される湿っぽいダークさが作品を包む。

 キャラクターも、薄汚い囚人たちに、死をも恐れぬ兵隊、そのトップの怪人中尉と、マイナーさは否めない。

 

 しかし、連載数話目から、この漫画にはちょっとだけ流行の要素が入ってくる。「ジビエである

 当時は「山賊ダイアリー(2011〜2016)などの猟師ものが密かにブームを迎えていた。

 あるいは、同時期(2011〜2019)のメジャー作品として荒川弘の「銀の匙」など、「命をいただく」をテーマにした漫画も人気を博していた。

 ゴールデンカムイはこの流れに乗って、「冒険をしながら猟師生活を見せる」というストーリー構成で注目を集めていくことになる。

 

ミーム化する】アザラシ猟とオソマミーム(2巻〜)

 ニコニコ静画タイムスタンプによると、ゴールデンカムイ公式切り抜き漫画「アシ(リ)パごはん第一回が掲載されたのは、2015年1月となっている。

 初回は「リス」。可愛らしいリスの皮を剥き、ミンチにしていく様子がコミカルに描かれるシーンを作中から数ページ切り抜いて公開した公式の切り抜き漫画である

 これが、受けた。

 チタタプ、オソマルイベなど、アイヌ語食べ物名前が広く知られるようになり、アシリパアザラシをしとめるシーンなど、コミカルカットネットミームにもなる。

 しかしこの頃もまだ、一般受けする漫画とは言い難かっただろう。なにせ「山賊ダイアリー」のような、「命をいただく」テーマ自体が重すぎる、マイナーメジャーのものだ。キャラクターも男臭い変態だらけで「ホモソ受け」という感じは強く、牛山も女を武器にする卑劣漢だった。(このマンガがすごい! 2016 オトコ編 2位、マンガ大賞 2016 大賞)

 増田自身、この頃作品を知り、アシリパごはん面白く読んでいたが、金塊探しというメインストリーにはまったく興味が持てず、長いこと本編は読まずじまいだった。

 

【大確変腐女子トメ心を掴んだ尾形と鯉登(10巻〜)

 10巻頃まではこの漫画はこういった男向けの要素だけで進んでいく。変態的な囚人覚悟を決めた簡単死ぬ兵隊、「命を食らう」生活感。

 しかし、ここにきて大確変要素が加わる。プリンス鯉登、心に闇を抱えた尾形などの、圧倒的に乙女受けなキャラクターエピソードが増えたのだ。

 彼らのシーンを見た瞬間に、増田は「あッ、これはジョジョみたいに腐女子アンテナにひっかかるゾ」と確信した。

 今となっては当たりも当たり。SNSで「ゴールデンカムイ」を検索すれば9割女性向け同人イラストという現状への変動がこの瞬間に確定したのである

 そして本作はこの勢いを掴んだまままさに滝を遡る鯉のごとく大作へと変貌を遂げていく。

 

【最盛期】網走監獄編、腐女子掴み、文化的描写評価が重なり、人気拡大、アニメ化、そして大英博物館の顔に。(14巻〜)

 シリーズ前半のクライマックスとも言える網走監獄編を見事なテンションで描ききった本作は、アニメ化(2018)、手塚治虫文化賞 マンガ大賞(2018)、大英博物館特別展においてキービジュアルを飾る(2019)など、大躍進を遂げる。

 アニメシリーズは海外配信も好評で、海外にもファン層を広げる。

 大英博物館の展示では、「女性を表している点。(中略)アイヌという少数民族文化を描いている点」など「ダイバーシテイの理念体現する作品になっている」を評価されキービジュアルに選ばれたとされる。

 「多様性」や「文化歴史描写」に優れた名作という評価は、この段階で確立された。

 

ホモり過ぎ】迷走の樺太編。しか腐女子は掴み続ける。

 網走監獄編で大きな波をひとつ越えたあと、人によっては中だるみと言われる樺太編に入る。

 すでに確立された名声を揺るがすような劣化も見られないが、特に新しい要素が受けたわけでもないので話題は少なくなる。

 このあたりで増えた要素と言えば谷垣を中心に多用される「ホモギャグである

 増田の受け止め方としては、「文化的な名作」扱いに対する作者の反発と言うか、何かヤケクソなものを感じる。

 宇佐美の「◯◯探偵」に至っては常軌を逸しているというか、ここだけをもってして「文化的作品」として他人に勧めることは出来ないだろうと思う。

 しかしこれもある意味時代は掴んでいるのかも知れない。一部のラディカルフミニストを中心に、この過剰な下ネタが「セクハラミラーリング」として全面肯定される現象も見られた。ほとんどの人には、ホモソーシャルの笑いの延長にしか見えないと思うが。

 

大団円】終わりよければすべて良し。炎上した内容も修正して晴れて「名作」に。

 清濁合わせのみ毀誉褒貶を越え、本作は2022年に連載終了を迎える。

 作品としては大団円だったものの「文化的」という名声を得すぎた故の重箱の隅をつつくような批判最終回のいくつかの描写につけられた。

 単行本化に際してそのうちのいくつかは修正され、うるさ方もそれで納得したのか、今では「文化的」で「多様性」を表現した、歴史に残るすばらしい名作という評価がほぼ揺るぎないものになったように思われる。

 しかしその8年にも渡る連載期間を省みれば、このようにさまざまなフックと変化で客を掴み、興味を維持し続けてきた結果のことなのであって、ただ「綺麗な作品」(と思う人もまあいないとは思うが)を描いたか評価されたというような単純な話ではないのだということは覚えておきたい。

 

感想感想

 トラバブコメもだけど、「自分趣味にあった部分」だけが評価対象じゃないと許せないって思考回路のやつ、キツいわ。

 「血なまぐさい男受けだけじゃ同人受けや海外受けまで広がらなかったよね」ってことが書いてあるのわからん? 日本語わからん

 根本的にこの文章で書いてあることが何かということが理解できてないと思うので、自分機能的非識字だと認識した方が良いよ。

 

 クライマックス付近無料公開で認知を広げたのは書いといても良かったなとは自分でも思った。

 

 増田に「資料がない」とか言っちゃうアホがいるの笑う。

 なんでそんな本気で書いたもんを増田投稿しなきゃいけないんだよ。

 いい加減自分が賢いつもりでアホ丸出しのこと言ってる自覚持てよ批評家気取りの低学歴ブクマカ

漫画アニメが長すぎて耐えられない

30歳男。

子供の頃から漫画アニメが好きだったんだけど、社会人になったあたりからアニメを見る量が減って、30歳になった辺りから漫画を読むのもキツくなってきた。

理由としては「話数が長すぎて途中で見るモチベがなくなる」から。また話数が短いもの(全1224話程度で終わるアニメ)に関しても、原作中途半端なところで終わってしまい、「気になる人は原作を買ってね!」という原作販促PRアニメか、原作ファン向け作品しか思えない。

これでも大学生くらいまでは、ワンピースナルトキングダムみたいな長い漫画も読めていたんだけどな……

あと連載漫画を毎週毎月追うのもめんどくさくなってきた。今ではジャンプ+みたいに公式無料公開しているWEB漫画がたくさんあるけど、最初の頃は何回か見ても、そのうちめんどうになって見なくなる。

なので「短くて、一作で完結するもの」が良いんじゃないかと思って、最近映画小説をよく見ている。

それも映画館で見たり、カフェ読書したりしている。家よりも面白いし、集中できて良い。

この前、アニメ映画「トラペジウム」を見た。けっこう面白かった。たぶんNetflixで全6話くらいで配信していたら、後で見るリストに突っ込まれたまま一生見なかったと思う。映画館の見たいと思った直後から強制的最後まで見させられるシステムは良い。

また雨穴の小説「変な家」「変な家2」も買って読んだ。こちらも面白かった。流行ネットミームみたいな感じになってしまってはいるが、やはり話題になっているだけあって面白い

なにより小説は、基本的に1冊読んだら終わりというのが良い。なろう小説みたいに全20巻以上とかされると読む気を無くす(高校生の頃は全1020巻くらいあるラノベを何作品も読んでいたのに)。

漫画アニメラノベ趣味にハマれなくなった他の人は何しているのだろうか?

2024-05-25

anond:20240525013941

雑誌連載漫画家とかはまさにそうだよね

この狭い島国日本しかも限られた年齢層しか読まない雑誌漫画が載ってそれ読んでる奴らからチヤホヤされて人気者気取り

実際、世界的な知名度ファンの数で考えるとpixivの人気絵師に敗北しているという

anond:20240525144631

乙女ゲー女性向けギャルゲーから攻略対象と結ばれるまでの個別ルートがメイン要素で

連載漫画当て馬キャラみたいに同性キャラがそんなに出しゃばってくることはないよ

あの記事で悪役令嬢的キャラだって挙げられてた例の一人もただ攻略対象の手下で近くにいて横恋慕してるただのチョイ役だしなあ

2024-05-15

漫画家という収益構造理不尽

 漫画家の「儲け」にまつわる話には、ふたつの矛盾するように見えるストーリーがある。

 世間一般の思う、一度当たれば「印税」でガッポガポというイメージ

 一方で、例えば「バクマン」に描かれる、(いちおう)漫画家自身表現によると「連載が終われば数年で貯金も尽きる」という話。

 どちらが間違っていて、どちらが正しいのか? というのは誰しも思う疑問。

 しかし深掘りして考えてみると、これは「どっちも正しい」。だからこそ、漫画家って商売は他にない特殊営業形態なんだとわかる。

 

 ※以下では、漫画家業のもっとも「売れる」形態として「週刊連載漫画」に限った話を考える。

 

原稿料印税

 漫画家収入についてざっくりまとめる。

 まずほとんどの漫画家雑誌に連載するという形で基本的収入を得ている。

 その原稿料掲載料)がだいたい1Pあたり数千円〜数万円。

 ここではわかりやすく、1万円とする。

 すると、1万円×毎週20P×月4本で、月収は約80万円(100万円弱)くらいが一般的な週刊連載漫画家の最低収入相場と言える。

 

 一方で、単行本が売れると1冊あたり10%の印税収入がある。

 ジャンプコミックス場合約40円。連載が続けば年に約5冊出るわけだから、例えば単巻10万部売れていたら2000万円の収入になる計算だ。

 もちろんこれは税金等を一切考慮していない売上高であり、これだけの額になれば実際には半分程度持っていかれるだろう。それでも、なかなかの高収入に見える。

 

スタジオ制という自転車操業

 しか問題は、これだけ大きな売り上げが見込める週刊連載漫画には、実際にはスタジオ制作というコストのかかるシステム必要なことだ。

 最低限度で考えても、アシスタントを4人雇えばその人件費だけで40万は下らないだろう。さらに、それだけの人数で描くと、多くの場合自宅作業ではなく別途仕事場を借りる必要もある。

 まあこのあたりは人により原稿料スタッフ給料もさまざまなので一概に言えないのだが、一般論として原稿料の高いベテランほど、大きなスタジオ技術の熟れた固定メンバーを確保して経費も大きくなる傾向がある。

 そんなこんなで、よく言われるのは、原稿料はこれらの諸経費だけで全部消えてしまうという話。

 

 つまり雑誌掲載だけではプラマイゼロという話だ。

 増田にも漫画を描いた経験があるが、20Pの原稿を1週間(弱)で仕上げるというのは信じられないような過酷作業であり、アシスタント制をなくしては、現代商業誌に載っている平均的なレベル漫画を毎週仕上げるなんてことは、作家の「画力」がどれだけあろうとほぼ不可能に近い。

 商業漫画クオリティというものは、この自転車操業のほぼ利益0のシステム必須であるということはよく覚えておきたい。

 

単行本はどれだけ売れているのか

 一方で、出版冬の時代といわれる昨今、単行本はどれだけ売れているのだろう。

 実は、漫画雑誌の中でも押しも押されもせぬ発行部数を誇る「週刊少年ジャンプ」と言えども、信じられないような低い数字も珍しくない。

 「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」の華々しい数字メディアに踊るので勘違いしがちだが、ジャンプ連載漫画ほとんどは単巻10万部も売れていない。

 例えば、最近アニメ化もした「アンデッドアンラック」や「夜桜さんちの大作戦」(どちらも20巻を越える長期連載)でやっと10万部前後だ(総発行部数を巻数で割って大まかに計算)。

 ものすごいものになると、大人漫画磯部磯兵衛物語」の作者・仲間りょう次回作高校生家族」は、ネット上ではちらほら好意的感想散見されたものの、実は売り上げは単巻1万部以下(計測不可)で打ち切りとなってしまった。増田も好きだったのでショックを隠しきれない。ドラマ絶対いけると思たのに!!!!!

 閑話休題そもそも、「磯部磯兵衛」も単巻ではやっと30万部売れたくらいだ。「斉木楠雄の災難」も同レベルギャグ漫画はヒット作でももともとそんなものだということも注意しておきたい。

 

 上でも計算したように、10万部売れてやっと年収2000万、税金が多く引かれることを考えると、サラリーマンならそれなりに良い会社に勤めているというレベルだが、長くても数年で終わってしま印税収入であることを考えると、はっきり言って少ない。これが一桁上がると一気に数億円になって生涯年収というクラスになるが、そういう「上がり」の漫画家は本当に一握りなのだ

 

連載がなければスタジオが立ちいかない、印税がなければ儲けが出ないの生むレバレッジ

 原稿料スタジオ維持費で消える。「もうけ」は単行本売り上げ次第。この二重構造が生むのは、株の売買でいうレバレッジの危うさだ

 株のレバレッジ買いというのは、簡単に言うと「株価が上がった時は2倍儲かるが、下がった時は2倍損する」ような信用買いを言う。らしい。増田素人なのでそこら辺は聞き流していただきたい。比喩なので。

 漫画家場合ある意味でなお悪い。連載があるときは、定期収入スタジオを維持しつつ、漫画が当たれば大きなもうけがザクザク入るが、当たらなければそれなり。連載がなくなるとスタジオの維持費を賄う原稿料もない上に、普通は昔の単行本もそこまで売れ続けないので、ただ金が減るばかり。

 当たらない漫画を描くということは、その連載中の儲けが少ないだけでなく、連載を終わらせることのリスクも同時に上げてしまうのだ。

 当たらない漫画ほど、原稿料の維持のためにしがみつきたくなるという負のインセンティブが働くのである

 

 こうした不思議構造は、漫画家作品を当てて印税収入で儲けを出すという「作家」の側面を持ちながら、スタジオを抱えて自転車操業で日々口に糊するという「中小企業経営」を求められるという二面性を持つ仕事であることに起因する。

 本来トキワ壮くらいの時代漫画家は、前者の性質しか持たなかった。小説家や他のフリーランスアーティスト業と何も変わらない「作家業」であった。

 しかし、彼らが売れていくにつれ、漫画産業が盛んになるにつれ、漫画家は「作家」ではいられなくなって来た。

 当たれば天国、外れてもまあまあの貧乏暮らしという気楽な稼業でなくなった漫画は、作家としての挑戦に誘うものよりも、日々の仕事キッチリキッチリで稼ぐ真面目な仕事という側面が大きくなってきてしまった。それでいて、やはり作家自身成功の如何は、印税収入という儚い夢だけに支えられているのだ。

 たまに当たりはあるけども、当たったところでそれはそれだけ、次の事業拡大には繋がらないビジネスなんて、他にあるのだろうか? 

 

 こうした漫画家業の二重性は、もしかすると将来の漫画産業に負の影響をもたらすかも知れない。あるいは、既に?

 

最後に:週刊連載漫画家以外は?

 週刊連載をしないと、ここまでのスタジオワークは必要ない場合がある。

 とは言え、多くのメジャー月刊誌を見ている限り、やはりある程度売れる作品は週刊漫画と同じスタジオワークとクオリティ商品価値を保っている例が多いと感じる。

 さらに、やはり週刊連載漫画漫画界におけるある種の花形である

 「鬼滅」「呪術」の例に漏れず、誰でも知ってる大ヒット作というものは週刊連載作品が多い。

 これは作品の展開が早いこと、露出が多くなり話題にあがりやすことなどが理由としてはあるだろう。

 ジャンプ連載作品というブランドがまだまだ強いとも言える。しかし、それでも上で述べたように、大半は10万部も売れない自転車操業なのが現実である

 逆に言うと、この状況を変えれば、週刊連載という危うい綱渡りに賭けなくても良いのかも知れない。

 現代ネット社会である作品を世に出す、露出させることについては技術恩恵がさまざまに得られる時代である

 

 漫画産業がこれから時代も伸びていくかどうかは、こういった状況をうまく利用して、漫画家という「稼ぎ方」をどれだけ変えていけるのかにかかっているのかも知れない。

2024-04-04

anond:20240403230158

うーん、今日はいいかな!(だって昼間にトイレで抜いたので今は立たねぇわ)

 

とかだろ。3年やってないって男は一大事からね。抜いてないわけない。

しかも、風俗言ってるとかじゃなくて、ただスマホエッチ連載漫画読んでるとか。

 

なのでやんわり誘うのをやめて、がっつり誘っていけば解決するよ。

明日ヤリましょうぐらいの、デート計画を立てる勢いで

ダンナはもともとガッツリしてたなら、デートときは抜いてなかったんだよ。

2024-04-02

別に雑誌ターゲットで絵柄変えない漫画もいるんだな

ガールノート。基本女性誌に描いてる作家青年誌連載漫画だが、青年誌に描いたものだかろちって意識的に画風を変えた跡みたいなものは見られない。

絵柄を変えずともストーリー男性向け女性向けを描き分けられるという自身なのか。それともサブリミナルレベルできちんと画風も変えていたりして?

(確かに下着姿という意味でお色気要素は大目だったが、それならティーンズラブのほうがよっぽど露出度高いのに女性向けだからなあ?よくわからん)

ゲキショウジョも連載する雑誌ターゲット性変わったけど別に画風を変えたふうもなし。

男性向け女性向けってなんなんだろうな

2024-02-08

芦原先生疲れていた説はさすがに無意味すぎないか

芦原先生漫画業に加えて重たいドラマ作業にも関わり、疲労困憊のところで炎上当事者となってしまい発作的に命を絶った、というのは確かにもっともらしいけど、これさぁ、だからなんだよでしかないよね。

芦原先生連載漫画家でもともと仕事大変ってのは、先生が選んだ生き方だろ?それとも出版社首輪つけられて無理矢理漫画書かされてたの?

小学館漫画家に対して度々パワハラを行っている出版社だとしても、芦原先生に対してそうだったという証拠はない。

ドラマの件だってそうだ。原作を変えないことを前提にドラマ化を許可したと言っても、そもそも漫画を実写にするんだから、一切変更しないことは不可能だ。

あー、わかるわかる。ドラマスタッフはクソ改変を繰り返して、芦原先生は苦しみながら毎回それに対応して疲弊した、って言うんだろ?

でもそれも芦原先生が選んだんだよ。

ドラマスタッフドラマプロであってもセクシー田中さんプロじゃないから、変えていいところとダメなところの区別がつかないんだよ。無能なんだよ。アホなんだよ。しょうがないんだよ。当然起こることなんだよ。

でも、芦原先生は嫌になったら権利引き上げる選択肢もあったのに(違約金とか裁判沙汰とかあるにせよ)、なぜかそれを行使せずに良いドラマを作る道を選んだ。結果、良いドラマができた。よかったじゃん。

精神的に疲弊したまま炎上当事者となった芦原先生を引きとどめるための何かが足りなかったのかもしれないけど、仮に、仮に!!!!そうだとして、それは誰かの責任なのか?運が悪かっただけじゃないのか?

まあつまり、続き読めないの辛いわあー、ってことですよ。

あと発端になった脚本家コメントは確かに酷いと思う。酷いと思うけど、芦原先生自覚の上のはずだからなあ。

ほんと、SNS怖いわー。炎上怖いわー。

2024-02-02

anond:20240202221815

キャラクター(設定)の著作権性が争われたポパイネクタイ事件が有名だけれど

イラスト自体著作権侵害だと判断されてる

著作権が切れる時期を明確にするためにいつ著作権が発生するかを明らかにする必要がありそのなかで

1. キャラクター「設定」や「抽象概念」は具体的表現でないか著作権がないよ

2. ではキャラクターデザイン」の著作権はいつ発生するかとしたとき連載漫画においては初回登場時を起点とする

3. 著作物の複製とは、完全に一致する必要はなくその特徴から当該登場人物だと判断できれば十分である

4. ネクタイに描かれたイラストポパイ第一回の描かれた図柄の複製である判断できる。

5. よって、ネクタイに描いたポパイイラスト漫画ポパイ著作権侵害したものである

6. ポパイ第一回の著作権ベルヌ条約戦時加算を考慮すると著作権保護期間の満了前に販売した分の賠償の責めを負うものというべき

2023-12-22

普段いかわの感想芸人やってるやつ

誰一人最新刊買ってなくて草

いや草も生えんわ

草むしり検定合格だよ

描き下ろしの感想一つもつぶやけない

ちなみに最新刊はナガノがサイコーに頭がおかしいことの証明だったよ

連載漫画まとめサイト潰れろ

2023-11-15

anond:20231115025847

わかる話だけど、逆になんでそんな普通の設定をアメコミはできないんだろうなあと思った。

映画ならまああるよね、修業して強くなる話。スポーツものとか特に

単にアメコミは(スタジオ制作のせいで)自由度が低いといういつもの話に過ぎないのではないかと思った。

なんでアメリカ人は、今の時代になっても、勝手ネット連載漫画とか描かないんだろうねえ。

ブログ文化はあるんだから、その延長で絵を描けば良いだけじゃないのかと思うんだが。

2023-10-11

やめ時の判断

例えば、ずっと読んでいる連載漫画がつまらないと感じるようになったとき、読むのをやめる事があると思う。

対象漫画に限らず、テレビラジオ番組小説、購読している雑誌、あるいは続けている趣味などでもいい。

これらの物事において、自分がそれをやめるという判断をするとき、どのような基準判断するのが良いだろうか。

なんとなく、つまらない、興味が持てない、飽きたと思っていても、だらだらと続けてしまうことが多い。

番組が終わったとかそういう外的要因ではなく、自分意思でやめたいが、どう判断したら良いかからない。

他の人はどう判断しているのかを知って、参考にしたい。

2023-09-14

中学の時にノートにシコシコ書いてた漫画が出てきてしまった

実家を売りに出すので週末に物置を整理しに戻ってたら俺の名前が書かれた段ボールが出てきて

その中に漫画ノート全5冊が入ってた

めちゃめちゃ真剣連載漫画を描いてて、当時の友達に見てもらったなぁと思って

パラパラってめくってたんだけど、内容めっちゃアニメ会社にパクられてて笑った

許せねぇよ

anond:20230914091535

からくりはあれほど構成完璧少年連載漫画はないと思ってるんだけど

うしとらみたいな印象的なシーンは少なかったなと感じてる

2023-08-18

anond:20230818005928

100話だとかを視野に入れて世界観テーマの作り込みとか悠長なことを言ってられないのが少年誌連載漫画現実

3話相当60pくらいまでに読者の心を掴めなければ打ち切りコース長大計画は日の目を見る事はなかったという事態が100話続いた漫画の100倍くらいの頻度で発生してる

描きたい世界テーマから、現状考えうる最高のものをその分量までにぶつけた後にしかその後はないので、最高のキャラエピソードで最高の結末を読み切り分量で描き切る覚悟が最重要で、それが出来てはじめて増田の書いたような事が評価対象として浮上してくるというか、俺は好きだ俺は気に食わないという感想対象になれるのである

2023-08-05

この世にいらないもの アニメマンガ

連載漫画ラストにある編集の一文

少年誌露出少ないグラビア

待てばもらえる次の1話だけ読めるポイント

単行本帯の煽り

ネット過激漫画広告

チャプターがはいらない次回予告

CMはさんでCパート

2023-07-26

連載漫画おっかけてて過去編入ったら、あっもういいっす・・・ってなる

さっさと本編みてーんだよこっちはっていう感じになっちゃ

ワンピドラム王国はひどかったなー

2023-07-03

anond:20230703105312

連載漫画って連載終わると一気に人気がしぼむからなぁ

東リベも2期とか蚊ほども話題にならんかった

2023-07-01

好きな漫画の最終巻だけ電子書籍限定だった

全巻合わせて10巻未満の作品ではあるんだが、大好きで出来るだけ長く読めるようにと紙書籍で買ってた漫画の最終巻が、電子書籍限定だった。

出版社も厳しいんだろうことは分かる。最近ただでさえ電子しか出ない作品、連載してるのに1巻以降電子も紙も出版されない作品もたくさんあるから。本好きですらキャパ問題で紙書籍は買わなくなってるだろうし、益々縮小しちゃうのかなという気もする。

書店もどこもメジャー作品しか置かないから、缶を重ねるごとにより売上は減るというのもあるかもしれない。

そんな時代に、いっぱいいっぱいの本棚を何とかこじ空けて、最終巻以外はすべて紙書籍で購入した。紙でほしいから、紙で持っておく価値がある作品だと思ってるから紙で買った。

正直今わざわざ紙の本を買ってる層はそういう層だと思っている。

それなのに肝心の最終巻 "だけ" が電子書籍限定ってどういうことなんだよ。前巻の最後電子書籍のみとは一言も書いていないので管理意味でも非常に面倒くさい。

電子媒体電子書籍のものの形が変わったら、その作品は完結したのか途中で打ち切られたのか分からない。紙って紙だけで完結するからいいのに。

当の最終巻がとにかく最高だったので、とにかくどうにか紙書籍で最終巻が欲しい。

もういっそ、中小web媒体連載漫画なんかはデフォルト電子書籍で1回だけオンデマンド印刷できる権利とか売ってくれたらいいのに。

2023-06-07

anond:20230607081625

知らんけど

そもそも単行本を全巻揃えてまとめ読みしたわけでもなく、リアルタイムの連載として読んでただけなら前の展開なんか忘れるだろうし

全部まとめて読んだ人の方が少ないんじゃ?

連載漫画は「その時その話」だけで評価されるものから子供向け媒体でそこだけ取り出すと子供に誤解されるような描写がなされるのは避けるべきってのは一理ある

2023-04-29

anond:20230429004727

漫画小説も大なり小なりそういう所があると思うけど、そもそも作品を読んで面白いかどうか判断するまでの負荷が(次回作かどうか関係なく)小説は異様に高いというのはある

連載漫画だったらものの数分最初の1話見ればもう自分にあってるかあってないか判断が付くと思うけど、小説は3幕構成でいうと2幕に入るくらいまで読まないと判断できない場合が多い

から、「どれも、同じ作風じゃん」っていう評価が大体確定している小説家でないと次回作も気軽に手を出せない

2023-04-21

連載漫画って作者は作品対象年齢をどう考えてるんだろう

ワンピースってもう25年くらいやってるわけじゃん。

8歳のちょっと海賊にあこがれちゃうお年頃だった少年が読み始めて、今ではそろそろ子供もできててもおかしくない33歳のおじさんなわけじゃん。それでもまだ終わってない。

描き始めた時には「10代~20代くらいをターゲットにした冒険活劇にしよう」と思って描き始めたとして、25年も描いてたらその時はまだ幼くてターゲット外だった子供ですら逆に年とりすぎてターゲット外れるみたいなことになっちゃうわけじゃん。

これが仮に後15年続いたら当時10代だった子供が50代とかでしょ。

いやこれどうすんのって作者はならないんだろうか。第1話を描いたときの読者を切り捨てることもできないし、じゃあ読者の成長に合わせて作風をどんどん変えていって自分本来描きたかったものとは別のものを描いていくのかっていうのもどうなのかと思うし。

俺はクリエイターじゃないかわからんけど、当初目指してたはずのものがどんどん変容していくのってどういう気持ちなんだろうか。

 

まぁ連載漫画読んでるような奴は精神性がいつまで経っても成長しないからずっと10代向けで描いてても何の問題もないって言われたら、確かにそうかもしれんってなるんだけどさ。

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