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はてなキーワード: 元凶とは

2024-06-01

やっぱり元凶小学館

ドラマセクシー田中さん」社内特別調査チームの調査結果について

https://www.ntv.co.jp/info/pressrelease/20240531.html

読んでみた。

企画書には、企画意図企画ポイント(①自分を縛る“呪縛から解放された時の

カタルシス、②真反対なふたりの女友情がスゴい!、③9笑って、1グッとくるド

ラマ、④あらゆる世代に響く!60 代専業主婦女性の1歩、⑤田中さんと笙野の恋の

行方!?)、主要想定キャスト等が記載されていた。

そもそも企画書の段階で、原作重要ポイント社会問題格差)などを全外ししていてまったく読み込めていないことがあきらかで、テンプレをなぞった軽いラブコメにしようという意図が見え見え。こんな失敗臭しかしない企画書は速攻でゴミ箱にぶち込んで焼却するのが正解だが、この企画書を送られてきた小学館が取った対応は以下。

本件ドラマ化について日本テレビ A 氏が小学館に問い合わせ。

A 氏、小学館企画書を送付する。翌 2 日小学館 C 氏から返信。

A 氏、B 氏と小学館 C 氏、D 氏が小学館にて面会。原作はまだ完結していないがコ

ミック 6 巻発刊(当時)で、そろそろドラマ可能と言われ好感触小学館から

局へのバラシ(断り)の期間待ってほしい旨、日テレ側に述べ C 氏、D 氏から本件

原作者は「難しい人」(原作へのこだわりが強い人)である旨伝えられる。A 氏、B

氏が原作を大切にする旨答える。

上記のクソみたいな企画書みた段階で制作に「原作者は難しい人」と告げるのは、原作者がこの企画では納得しないだろうことが分かってて映像化の話すすめてんだろ。

本来なら、原作者に変わって「この程度の理解しかできない人間にこの原作はまかせられない」と突っぱねないといけない立場人間が、むしろテレビ側の制作者と結託して「原作者は難いひとなんで気をつけてください」なんて言ってるからこんな悲劇が起きる。

原作はまだ完結していないがコミック 6 巻発刊(当時)で、そろそろドラマ可能と言われ好感触

この辺も、小学館が金につられて原作者ないがしろにしている香りがプンプンする。

なんでお前らがドラマ可能かどうかを判断して制作に伝えるんだよ。

日テレのA氏、B氏も大概だが、 小学館側のC氏、D氏がやばすぎるだろ。

信じていた味方に裏切られる方がダメージはでかいのに、内部調査も行わずだんまり決め込んでいる小学館マジで反社

2024-05-27

anond:20240527193913

逆に、ちんぽが全ての苦しみの元凶ではなくて?

2024-05-26

アノノブナガめいたアトモスフィア蔑称啼き喚きぞ

https://mynameistaboo.livedoor.blog/archives/26282925.html

子供達に所詮明かせないであろう、

無敵の蔑称啼き喚きのバーゲンセールぶりを…

この5ヶ月「ケンモメンさん」とやらが「事件」を起こしてない日があったのか?

ずっと破滅元凶のくせにかゆえにか

犠牲者の決意をまたも踏みにじり続けとるんだなあこれが…

「悪の帝国」の尻尾しぐさだとでも言うのだろうか?

2024-05-25

まあでも日本って60歳以上の人間がごっそり消えれば良くなるよね

老人介護問題がすべての元凶なんだわ

2024-05-23

学マスのバズりで久々にオタク覇権コンテンツの交代が起こった

■5/23 23:20追記

思ったよりも色んな人に読んでもらっていて嬉しい。基本的には言い訳で書いたように「おっさんオタク思い込み」で書いたものなのだが、ちょっとだけ追記させて欲しい。

いくつかのコメントで「覇権じゃなくて単なるソシャゲ流行り」「増田のハマったものリスト」とあったが、一応客観的指標としてコミケサークル数は参考にしている。興味があればこのリストコミケジャンル規模推移を比較してみてほしい。

唐突にホロライブが入ったのはその時期「vtuberジャンルが急増していたからだし、ソシャゲが多いのは単に話題提供が定期的にあって流行りが持続しやすい(=同人ネタになりやすい)からである

その意味で「同人人気指標」というツッコミは仰る通りだが、さりとて他にもっともらしい覇権指標も思いつかない(かつては円盤の売上が重要指標であったが、今は完全に形骸化している)。

逆に「この時期の覇権はAじゃなくBだろう」みたいな具体的指摘は大歓迎である

追記は以上。


■この記事趣旨

長くオタクやってる人は感覚的に理解できる話だと思うけれども、「20代~40台男性オタク向け二次元コンテンツ」は

大体1、2年前後流行の大きな転換がある。

その転換が直近で起こったので、これまでの歴史や思うところを独断偏見で書き連ねる。


■本筋に入る前の言い訳

最初に行っておくと定量的エビデンスはない。

しいて言うならコミケジャンルサークル数変動で大まかな変遷は把握できるが、完璧ではないしラグも出る。

というか、そもそもの話をすれば「覇権コンテンツ」や「男性向け二次元オタクコンテンツ」の定義も結局は人それぞれだ。

なのでこの文章を見て「1から100までおっさんオタク思い込み」と言われても全く反論は出来ない。するつもりもない。

単に自分脳内にある偏見を整理出力しているだけである


■要約

ここ10年くらいの「覇権コンテンツ」は大体次のように推移している。

2012年頃~2015年頃:アイドルマスターシンデレラガールズ

2013年頃~2016年頃:ラブライブ

2014年頃~2016年頃:艦これ

2016年頃~2020年頃:Fate:GrandOrder

2020年頃~2023年頃:ホロライブ

2021年頃~2023年頃:ウマ娘

2023年頃~2024年 :ブルーアーカイブ

2024年~     :学園アイドルマスター

2012年~16年頃までは時期を区切って上記のように分類したが、実際にはデレマス艦これラブライブ

 抜きつ抜かれつといった感じで三国志のように覇権争いをしていた。ある意味オタクコンテンツ覇権論が

 一番面倒くさかった時期である

 また、ホロライブウマ娘も同様に便宜上分けて書いたが、どちらかというと共生関係に近い。

※なお今回女性向けコンテンツは扱わない。よく知らんし。



■各コンテンツの詳細

アイドルマスターシンデレラガールズデレマス・・・

 「たかポチポチゲーにウン万円も突っ込むなんて馬鹿のすること」と言って憚らなかったオタクたちをガシャの文明に放り込んだ元凶

 それまで「妙に濃いファンがいる不思議コンテンツ」程度の知名度であったアイマス名前を一躍メインストリームに引き上げた。

 アイマスの特徴はキャラクター声優を密接にリンクさせること。この関係は神(キャラクター)とその意思を宿す巫女声優)にも

 例えられ、ファンコンテンツへの忠誠度を上げる手法として極めて優れている。

 今でこそ当たり前に行われているオタク作品ライブイベントにしても、積極的活用を始めたのはほかならぬアイマスである

 ラブライブやその他のアイドルコンテンツはこの点でアイマスを明確に参考しており、その意味オタク文化の多様化に一役買っている

 ともいえるかもしれない。

 2011年のサービス開始以来一貫して高い人気を誇っており、特に2012年頃は間違いなく覇権コンテンツであったが、その後メイン

 アプリの交代やアニメを挟みつつ横ばい状態から緩やかに緩やかに衰退していく。後に述べる艦これラブライブと違い特に明確な

 転換点があった訳ではなく、波風を立てず静かにフェードアウトしていった、ある意味幸せ存在

 今ではかつて覇権に君臨したコンテンツであることを知らない人も多く、界隈の片隅で他のアイマスコンテンツと肩を並べて穏やかな

 余生を送っている。


ラブライブ・・・

 デレマスアイマス)の独壇場だったアイドルコンテンツに風穴を開けたのがラブライブ。実はコンテンツ自体デレマスより前に存在して

 いたのだが、オタク雑誌内の連載企画という地味さもあって知名度殆どなかった。

 潮目が変わったのが2013年のアニメ化。アイドルものと言いつつ中身は完全なスポコアニメで、かわいい女の子+熱い展開の組合

 せがオタクの心を掌握。さらに同じタイミングスクフェスというラブライブリズムゲームが大ヒットし覇権に躍り出た。特に若いファン

 中心に絶大な人気を誇ったが、半面その年齢層が災いしたのか同人人気は他の覇権コンテンツに比べてやや弱かったりもする。

 ラブライブ真骨頂ライブを中心としたリアルイベントオタク向けIPとして初めて単独東京ドーム公演を行ったのもラブライブである

 (※声優名義では水樹奈々が先行)。

 ラブライブ覇権から脱落した理由は、簡単に言うと「代替わり」であるラブライブプリキュアのように一定期間でコンテンツ代替わり

 させる方針があり、初代ラブライブであるμ'sも2016年のファイナルライブで展開を終了。その後Aqours⇒(虹ヶ咲)⇒Liella!⇒蓮ノ空と

 代を経るごとに人気が漸減、気が付けば中小コンテンツに足を踏み入れてしまった。特にμ's→Aqours重要継承でお互いがお互いを

 うっすら嫌悪するブランド対立が発生してしまたことが致命的だった。いくつかあった基幹となるアプリゲームも相次いでサービス終了し、

 今では蓮ノ空を除けは時より思い出したように同窓会イベントをする程度の熱量運営されている。



艦これ・・・

 2013年に出現したブラウザゲー。リリース直後から爆発的ヒットを成し遂げ、雨後の筍のごとく擬人化コンテンツオタク界隈に氾濫した原因。

 手軽なゲーム性と適度な難易度個性的キャラクターなどが話題になったほか、課金殆ど必要としないゲームデザインが当時氾濫していた

 重課金ゲーに対するアンチテーゼとしてもてはやされた。

 艦これの勢いはユーザー特に二次創作主導の色が強く、同人界隈の賑わいは他の覇権コンテンツと比べても群を抜いていた。最盛期には

 Pixivランキング艦これ絵で埋め尽くされたものである

 半面、角川のコンテンツにも関わらずメディアミックスについてはかなり弱めで、ゲーム一点突破の趣があったのは非常に特徴的である

 そんな艦これの勢いに明確なブレーキがかかったのはアニメである覇権コンテンツが満を持して送る映像化ということで非常に大きな期待を

 背負っていたが、蓋を開ければへちょい作画に迫力の無い戦闘意図不明演出ストーリーしまいには最終話眼鏡キャラ眼鏡

 はずすという愚行にファン激怒殆ど炎上状態に。

 結局モメンタムを失った艦これ覇権争いの主流に戻ることは二度となく、いつのまにかコンテンツの海に沈み、ひっそりとゲームイベント

 更新している。

 


Fate/GrandOrder(FGO

 遥か古の時代覇権コンテンツであったエロゲーFate」、その世界観を流用したソシャゲサービス開始当初はかゆい所に手が届かない

 ゲームシステムや驚異の緊急48時間臨時メンテなど悪い印象が先行していたが、一方でストーリー評価は高く、かつてFate月姫

 ドはまりした型月厨の熱心な布教もあって徐々に知名度が拡大。

 

 そして2016年に行われた最終章イベントで大バズり。オタク界隈はFGOの話題一色になり、それまでのコンテンツを置き去りにして

 覇権に躍り出た。その後は人気が人気を呼ぶ正のスパイラルに入り、うまい具合にライバルコンテンツが不在だったこともあって長きに

 わたり覇権の名をほしいままにしていた。

 また重課金ソシャゲだけあって収益もすさまじく、最盛期はソニー決算好調理由として名指しされるほどであった(運営会社

 ソニーグループ傘下のため)。

 とはいえサービス開始当初に不評だったゲームシステムは中々改善されず、またストーリーについても長く続いて流石にマンネリ化が否めなく

 なってきた。結局のところオタク側も同じことの繰り返しに飽きてきたようで、次に述べるVtuberの隆盛とともに覇権の座を譲った。

 ことFGOに関しては長期に派遣の座に居すぎたことそのものが衰退の原因かもいれない。とはいえコンテンツ規模の縮小ペースは緩やか

 であり、現在でも5番手くらいの位置は占めている。

 

・ホロライブ・・・

 2020年のコロナ禍を境に注目され始めたVtuber事務所。その特徴は何といってもメインとなるコンテンツの中心が「本物の人間であること。

 キャラクターの見た目こそアニメ調であるが、その楽しみ方としては三次元アイドルに近い。というか生身の人間二次元のガワを被せることで、

 三次元アイドルを毛嫌いしていたオタク三次元アイドル世界に取り込んだ。アイマスラブライブのようなキャラクター中の人リンク

 究極まで推し進めた姿とも言える。またコンテンツ供給頻度も圧倒的で、全盛期にメンバー全員の配信を追うつもりであったのならば1日

 48時間でも足りない。

 一方で三次元アイドルコンテンツ長所と共に短所も取り込んでしまっており、例えばファンとの距離感調整の難しさ、メンバー間の人気

 格差などひずみも拡大。そういったネガティブイメージも一因となったかは知らないが、ファンベースの拡大も鈍化。比較最近デビューした

 ReGLOSSの明らかな伸び悩みからも伺えるよう、ごく一部のトップメンバーを除けばかつての勢いはなくなった。運営側もそれを見越してか

 現在ライブイベントやグッズ販売の拡大など既存ファンから搾り取る方向にシフトしている。その甲斐あってか会社収益好調なようだ。

 とはいえこれまで獲得したファンの忠誠度は高く、覇権ではなくなったにせよしばらくは一定存在感を持ち続けるだろう。


ウマ娘・・・

 デレマスFGOと続くソシャゲ覇権系譜に連なるアプリゲー。当初は2018年にサービス開始予定だったが、リリースが遅れに遅れた結果

 ゲームサービス開始より先にアニメが放映されるというウルトラQを成し遂げた。

 とはいえ元々ファンの多い競馬というコンテンツパワプロ育成システムは食い合わせが非常によく、またサイゲームスの開発・運営

(少なくともリリース後しばらくは)非常に丁寧だったこともあって、2021年のリリース直後からあっという間に覇権の座をもぎ取った。

 また先述のホロライブとは覇権の期間がかなり被っているが、これは両者が競合関係になく、むしろホロライブメンバーウマ娘プレイ配信

 をすることで両者の知名度が上がるWin-Win関係にあったかである。そういう意味でこの時期の覇権は少し判断が難しい。

 

 ちなみにサイゲームスデレマスの開発も担当しており、それもあってかウマ娘コンテンツ展開はデレマスと非常に似ている。何なら

 ウマ娘声優の半分くらいはアイマス声優である

 

 ウマ娘覇権から外れた理由は一つに絞れるわけではなく、対人コンテンツの先鋭化やファンから評価の低いアニメ3期など、少しずつ

 熱量が失われていったところで別コンテンツが爆発的に流行ったというところである

 このリストの中では新しいコンテンツでもあり、恐らくFGOやホロライブと同じように暫くは適度な熱量を保ちつつ徐々に縮小していくのだろう。


ブルーアーカイブ(ブルアカ

 韓国産ソシャゲリリース2021年であったがウマ娘話題をかっさらわれた上に不具合が多発し、暫くは早期サービス終了が検討

 されるほどギリギリ状態だった。

 その後2022年に「プレイ報酬計算で一部のユーザのみ大量の報酬を得る」という最悪の不具合を「一部ユーザが得た報酬が霞む

 レベルの大量補填を全ユーザにばらまく」というパワープレイで乗り切ったことにより話題になった。この騒動きっかけとしてブルアカに手を

 出したオタクからシナリオが良い」という評判が出るようになり、ついに2023年頭の最終章イベントで一気に覇権をかっさらった。この

 あたりの経緯はFGOに近い。

 ブルアカ艦これと同じく二次創作主導型の覇権であり、23冬コミケではジャンルサークル数でトップ。というかむしろ二次創作人気に

 偏重しており、肝心のゲーム最終章イベント以降展開がおとなしいこともあってかセールスランキングいまいち伸びていない。

 学園アイドルマスター覇権を奪う以前から全体的に熱量が落ちていたのは明白で、そのうえ4月放送が始まったアニメの出来が正直

 あまり良いものでなく、仮に学マスがなかったとしても早晩覇権を明け渡していただろう。


・学園アイドルマスター(学マス)

 2024年5月16日サービスを開始したソシャゲ。まだ始まって一週間のゲーム覇権扱いするのはどうなの、と思うあなたは多分オタク界隈に

 住んでいないのだろう。

 リリース開始直後からXのTLは学マスの話題で埋まり、かつてナイスネイチャやユウカのイラストを描いていた絵師がこぞって広やことねの

 イラストを投下し、「話題になっているかプレイしてみるか」の層が大量に現れ、そしてまたそこから話題が生まれ……というサイクルが物凄い

 勢いで回っている。これは完全に覇権コンテンツの動きである

 ゲーム自体アイマスウマ娘とSlay the Spireをブレンドした育成ものであるデレマス以降オタク界隈でのアイマスブランド信仰はかなり強く、

 「アイマスならとりあえずやってみるか」勢がプレイした結果非常にキャッチ―なキャラクター造形と中毒性の高いゲーム性ですっかり沼に落ち、

 そこかしこ話題になった結果が今であるサービス開始 Permalink | 記事への反応(25) | 21:11

[] 賃金増に対する価格転嫁悪循環を引き起こす

政府春闘賃上げ中小企業にも広げるためにコスト上昇を販売価格などに転嫁するよう中小企業指導している。

しか生産性が上がっていないのにも関わらず、物価賃金の上昇を起こすことになる。

賃金増で物価が上がり、実質賃金が下がり、さら賃金を引き上げようとする。

まりスタグフレーションが起こる。

こんなことが望ましいかのように政府がそれを進めようとするのか、狂っている。

悪循環」と呼ぶべきものを「物価賃金の好循環」だといい始める。

何度も言うが、コストプッシュ・インフレの悪循環スパイラルに他ならない。

これが、経済破壊している元凶である

2024-05-22

西洋には○○が(日本より)多い」

 という話をするとき、俺は基本的に(世の中の大半は屑であることは前提で)「良い部分が五パーセントか十パーセントか程度の違いがあり、積もり積もって結果に現れる」という積み立て投資的な考え方を当たり前にしてるんだが、それが理解できずに絡んでくるやつって、「良い要素」があるかないか、イチかゼロかでしか考えることができないで、「西洋も○○は少ない」とか「日本も○○がゼロではない」みたいな反論どっちもどっちにしたがるんだよな。

 これ自体日本が三十年じり貧で一人負けしてきた元凶思考回路で業が深いなあと思う。

 数パーセントの積立てが経済であり科学であり伝統文化を支えるものなんだよ。それくらいそろそろわかれよ。

2024-05-18

日産自動車がどういう悪い事やってるかいまいち分からない人へ

まず端的に言うと、日産自動車がやっていることは

調達部門員(※1)による下請事業者(※2)の買いたたき(※3)」である

これは”下請代金支払遅延等防止法通称下請法)”という法令に対する違反行為であり、

早い話、法人としての日産自動車はもちろん、それを行った一社個人も完全なる犯罪者である

そしてゆくゆくは日本経済全体を不況に陥らせる元凶ともなるほどの悪行なのである

度々報道されているのに世間が今一つ騒ぎ立てないのはいまいち聞き慣れない言葉が多く、

日産自動車がやっていることの具体的に何が悪いのかが分からないせいだと思う。

○(※1)「調達部門員」とは?

 ある程度の大きい会社になると、外部業者から物品を買うことだけを仕事としている部署がある。

 それが「調達部門である

 業務内容は購入する物品の相見積複数企業に同じ条件を提示して価格提示させること)候補企業の選定、

 購入先企業の決定、品質納期監視などである

 しかしはっきり言ってこれらは付随業務にすぎない。

 調達部門所属する者、”調達部門員(通称バイヤー)”としてのアイデンティティは何といっても「価格交渉力」である

 良いものを安く買い付ける。

 調達部門出世を目指すなら、これができるかできないかにかかっていると言っても過言ではない。

 営業職が物品を売って売上げを立てるのが仕事なら、調達職は物品を安く買って原価低減をするのが仕事

 そういう職種である

 小中規模程度の企業では誰かが意図せずしてこういう業務自然兼務してるので、「調達」とかいわれてもいまいちピンとこない。

 

 

○(※2)「下請事業者」とは?

 乱暴一言で言ってしまうと、商取引における「弱者」のことである

 厳密には下請法で定められており、詳細は省く。

 件の日産自動車の例に当てはめると、日産自動車は「資本金3億円以上の親事業者(=強者)」とされ、

 その日産自動車取引をしている大部分にあたる企業は「資本金3億円以下の下請事業者(=弱者)」と下請法は定めている。

 日産自動車資本金は現時点で「6,058億13百万円」。ついでに言うと連結従業員数は「131,719名」。

 それに対する外部業者の大半は資本金1千万円以下、従業員数も100名に満たない。

 力差は歴然としている。

 この明かな力差を下請法では定量的明確化し、弱い方を「下請事業者」と定めている。

○(※3)「買いたたき」とは?

 圧倒的強者と圧倒的弱者間の商売では、絶対的な力差による理不尽不利益が生じる。

 これを”親事業者による優越的地位の乱用”という。

 強い方(親事業者はいわば「選ぶ側」。相手自身にとって都合の良いところであればはっきりいってどこだっていい。

 対して弱い方(下請事業者)は「選んでもらう側」。選んでもらえなければ売上が立たず、経営は成り立たなくなる。

 よって「買いたたき」が発生することは避けられない。

 「買いたたき」とは、”通常支払われる対価に比べて著しく低い額を不当に定めること”である

 選んでもらえないと経営ができなくなる相手の弱い立場を見透かして、

 選ぶ側が傍若無人に好きなように身勝手な条件を押し付け振舞う。

 「買いたたき」とはこのような行為を指す。

概要ではあるが冒頭の用語説明し終えたところで、もう一度言う。

日産自動車がやっていることは「調達部門員による下請事業者の買いたたき」である

下請法は「下請取引の公正化・下請事業者利益保護」を目的とした法律である

正化利益保護を害する行為は行ってはならないと定めている法律である

これに日産自動車調達部門員が行っていることを当てはめてみると、

「下請取引優越的地位を乱用して一方的に著しく低い額を不当に定め」、

「下請事業者本来得て然るべき利益を不当に迫害」しているのである

これはもう、れっきとした下請法違反である

買いたたき、すなわち「下請法4条1項5号」に違反

これに対する罰則は「親事業者代表者代理人使用人その他の従業者」に

「五十万円以下の罰金」を処すると定められている。

早い話、法人としての日産自動車はもちろん、それを行った一社個人も完全なる犯罪者である

そしてこの問題は一企業にとどまらない。

内閣府が5/16に発表した1~3月期の国内総生産GDP)速報値は、年率2%減というものだった。

これはダイハツ工業で発覚した認証不正による生産・出荷停止の影響が大きく、個人消費や設備投資が落ち込んだことが一要因とされている。

自動車業界裾野が広い。

日産自動車取引している外部業者数は軽く1万社を超える。

1万社以上の会社にはそれ以上の数の従業員がいて、それ以上の家族がいる。

その家族たちが本来得られるはずの所得が得られなくなるとどうなるか。

当然として消費を抑え、倹約に走る。

すると経済は停滞し、不況に陥る。

日本経済沈没の始まりである

さらに許されないのは、下請事業者本来得られるべき利益の行先である

例えば適正価格1,000円の部品日産自動車が不当に500円で下請事業者から買いたたいたとする。

こうすることによって日産自動車は例えば定価300万円で販売会社に売ろうと考えていた車を

299万9,500円で売っても利益は変わらず、日産自動車が500円値下げすればその車を買おうとしていたユーザー

500円安く買えるようになり、可処分所得が増えることになるが日産自動車はそうはしない。

変わらず300万円で売るのである

そして不当に買いたたいて得た500円は、自分の懐に潜り込ませるのである

調達部門員が自分仕事に箔をつけるただそれだけのために下請事業者を買いたたき、

ユーザーを欺き、

日本全体の経済に悪影響を与える。

これが今、日産自動車という企業が行っている悪行なのである

本来ならば大々的な不買運動をして断固糾弾すべき企業なのである

日産自動車下請法違反の疑いがあるとして公正取引委員会から今年3月勧告を受けている。

普通だったらここで、社内中が下を上への大騒ぎになって是正に躍起になる。

仮にも誰もが知る大企業

それが下請けいじめだなんて、社会的信用失墜もいいところ。

許されるはずがない。

ところが。

冒頭の通り、「調達部門員による下請事業者の買いたたき」なんていわれても、

一体何がどう悪い事なのか、世間一般はピンとこない。

それを見越してかどうなのか定かではないが、凝りもせず、少なくとも今月になっても

相変わらずの下請けいじめを行い、不当に利益を得て、それを社会還元するどころか、私腹を肥やし続けている。

それでもあなたは、日産自動車に対して無関心でいられますか?

anond:20240518130422

東京に集中しすぎてるのが衰退の元凶なんだが…

2024-05-16

anond:20240516184744

痴漢話題が出ると揉めるけど、最後には元凶痴漢が悪いよねで収まる印象

anond:20240516094158

チー牛関係ある?

ありもしない圧を感じやすい+従順すぎる性格元凶では

2024-05-10

anond:20240510093356

まとめると、つまり騙して結婚して豹変した挙句旦那ストレスかけて犯罪に走らせるような女が痴漢元凶ということだね

2024-05-09

出勤が前提になっている融通の効かない労働契約が全ての歪みの元凶人間自然生活からかけ離れてしまっている。

2024-05-04

沖縄出生率が高いのって

ぶっちゃけ大学進学率が低いのと県外に出るのが大変だからだよね

子育て支援とか少子化対策には全く無意味だよね

もっと高卒地元就職する割合が上がれば出生率上がるよね

東京若者吸い上げられてるのが全ての元凶だよね

anond:20240504192815

教育に金かからない健常者の子供派が欲しいと思って教育に金かからない健常者産んでる時点で親は思い通りだっただろうね

あと自分は生きづらいとは思っていない。

が、生きづらさを感じている人がいるのは理解できる。

その上で、理不尽な扱いを受けたり思い通りにいかず、辛いこともある。だから自分でどうにかするしかないと思ったり言っていいのは本人や近しい境遇にいる人だけで

その元凶を作った人間や、理不尽な扱いをした人間や、近しい境遇にいない人間が言うことでは無い

anond:20240504191719

からその生きづらさを抱える可能性があり、かつそれを解消できるか無視できるほどの環境を用意することも無く生んだ元凶が何言ってるんだになる

本人がどうにかしようと努力するかしないかは別だし努力するしかないのはそうだが、生み出した本人が言うことでは無い

anond:20240504184843

生きづらさの元凶が親だと原因が何言ってるんだになる

2024-04-29

男性認定試験』を作るのはどう?

男らしさを認定できるのが個人女性なのが元凶や。

女性モテない男性は、自分社会的承認された男性ジェンダーなのかが判らない。

から生きづらい弱者男性になってしまうんや。

せや! 『男性認定試験』があればいい。

まれつき男性だと決まるんじゃなく、公的認証試験を受けて初めて男になる。

そうすれば、モテを求めて躍起になる必要はないやで。

anond:20240428230125

男の生き辛さに「落とし所」なんてない。

だけど、男らしさだけは手放そうとしない意味がわからない。

男らしさが全ての元凶ですよね???

男性の生き辛さを社会が本当の意味で認めてるなら、男らしさに手を加えようとはしないはず。

被害者の苦しさを改善するために、被害者側に何かを要求するのはおかしいだろう。

男をまったく落ち度のない純粋被害者として認めてくれるならば、男は一切何も変えなくていい。

相手立場想像して寄り添うことが重要だ。違うかな?

賭けてもいいけど、もし女性男性として生まれたら、男性とまったく同じように振る舞うだろう。

2024-04-28

「男は生きづらいです。でも男らしさは捨てません」

連日、男性の生きづらさが話題に上るけどさ。

頑なに男らしさを捨てようとしないのな。

男が生きづらいって主張して、それが認められているのに。

だけど、男らしさだけは手放そうとしない意味がわからない。

男らしさが全ての元凶ですよね???

モテなくていいんだよ、って男にアドバイスしたら顔真っ赤にしてキレられて、

あーーー問題解決を目指してるわけじゃないんだー、って思った。

モテに執着するなら確率的に一定モテない不幸な人が生まれるのは当然の論理的帰結だと思うけど。

「男って不幸なの」

…あらら? ? 男らしさと縁を切った? セルフケア効果があるメイクはしてる?

日本人女性幸福なのに、どうして男だけ不幸率と自殺率が高いんだろう」

…不幸って辛いよね。で、モテへのこだわりを手放したか知りたいんだけど、あとスキンケアはしてる?

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