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はてなキーワード: 地元とは

2024-06-02

anond:20240601223717

上京民に失敗(地元の奴より不幸せになること)は許されないか必死になる

2024-06-01

文化資本格差というよりコミュニティ格差問題ではないか

都市田舎文化資本格差について話題になるとき、そこで一番問題とされているのは、要するに「何かの道に進もうとしたとき、それに対してどれだけ可能性が開かれているか」という点だと思う。

その点において、俺はやはり都市田舎には大きな格差があると思うのだが、地域に根差しコミュニティに着目すると、その格差をうまく説明できる気がした。



まず、俺が育ったのは野山と田畑に囲まれ僻地農村で、鉄道も通っておらず、産業といえば農業林業ぐらいしかない、田舎の中でもさら田舎の方だ。

なので俺が想定する田舎はそのレベルだと思ってほしい。

その俺が上京して15年経つが、田舎東京の違いは、何よりもコミュニティ多様性にあると思っている。



東京という括り全体でいえば、東京には本物の富豪が住むような豪邸エリアから町工場が並ぶ下町エリアまで何でもある。

あらゆる社会階層の人が東京暮らしていて、それぞれの階層ごとにコミュニティ形成している。

学校職場一種コミュニティで、東大からFラン校まで、大企業から零細企業までなんでもありだ。

人口が圧倒的に多いので、マイナーな分野でもそこそこの人が集まり、その分野でのコミュニティ形成可能になる。



対して田舎は、コミュニティ多様性は小さい。

人口流入ほとんどないのでコミュニティメンバーは何十年もあまり変わらず、同じ小学校を出た人同士が50年経っても固まっている。

地元の名士や地方議員のような人もいるが、社会階層が明らかに違うような人はレアキャラだ。

大きな会社存在せず、大学存在せず、高校はあっても底辺校ぐらいしかない。

大学進学でも目指すとなると、必然的田舎を離れることになり、多くの人はそのまま帰って来ない。



一言でいうと、東京には「上」から「下」まで何でもあるのに対し、田舎には「上」がない。

「上」を目指そうと思うなら、同じく「上」の人々が集まるコミュニティ所属しないのは不利だ。

受験勉強にしても、周囲の大人受験経験者が少なく受験への理解がない、同年代受験生仲間が少ない、といった形で田舎受験生は不利を強いられる。

東京でも育った環境によっては似たような状況になるかもしれないが、そこから這い上がるための地理的制約の有無が、田舎との差だ。



もっとマイナーな分野、たとえば現代美術とかセパタクローとかで「上」を目指そうとしたら、田舎にはコミュニティどころかそれを教えられる人もほぼ存在しない。

なので、田舎に生まれ子供がそれを目指そうとすること自体が稀なことなのだが、何かのきっかけでそれを目指す子供が生まれた時に、格差に直面することになる。

田舎美術館がないというのも、そういう人にとってこそ致命的な問題となる。



そういう点で、田舎で暮らすと何かの道に進もうとしたとき、その可能性が大きく限定されてしまい、それこそが都市田舎格差なのではないかと思う。

俺が想定したレベル田舎ではない、もう少し大きな地方都市であっても、程度の大小はあれ、似たような傾向なのではないかと思う。

それを文化資本と呼ぶのかは知らないが、多くの人が問題だと感じているのはそういうことじゃないのか?という気がする。

女性タレント花形力士

もし今の夫と結婚してなかったら、最初に付き合った人と結婚してたと思う。

もしその彼と結婚してたら?……そうね、そのまま地元にいて、眉間にシワが入った意地悪オバちゃんになってたんじゃないかな(笑

彼、別に悪い人じゃなかったんだけどね。

今でも覚えてるのは、宮沢りえ貴乃花婚約した時のこと。私、宮沢りえと同い歳なんだけどさ。ニュースを聞いて、彼が言ったの。

あいつ(貴乃花)には宮沢りえで、俺にはこんな女か〜と思たわ」って。

え? 酷すぎる? ん〜、そうでもないのよ。関西は身内を下げる言い方をするからね、私にすっかり気を許してるんだなって感覚がまずあるのよ。

それにね、当時の貴乃花20歳でね。彼は24だったかなあ、就職して自分の先行きも見えてしまって、自分より歳下の男が華々しく話題になってることがショックだったんだと思う。

私を貶そうというより、自分貴乃花を比べたんだってことはわかったし、その場で怒りはしなかったよ。

思ったまま何でも言える相手がいるのは気持ちいいよね。

気を許すのは決して悪いことじゃない。でも何でも言っちゃうと、聞く方は負担なんだよね。それ気づいてない人だったねえ。

ホタル目撃!

この前、けっこうどうでもいい気持ちスーパーに向かってたら、途中の真っ暗な道の、フェンスで覆われた側溝んところに何か光るものが動いておりまして、おうおうなんやなんや?と思って目を凝らしたら、ホタルだったんスよ

田舎からホタルがいること自体はそう驚きではない ホタルスポットみたいなのもそう遠くないところにあるらしいし、地元の子供会でホタル観察なんかをやっていることもあると聞く

しかし、俺が見たのは、ちょっと山に入ったところとか、川沿いとか、そういういかにホタル然としたところではなくて、裏道とはいえ国道から一本入ったところ、家から歩いて1分20秒くらい、そういう場所だった

なんつうのかな、日常に完全に接続された場所だったってことですよ

そんで俺はホタルを初めて見た 生まれてはじめて、ということだ

感動したんだよな シンプルに感動した

えっマジ!!!!!って、かなりデケエ声を出した気がする

そしてしばらくゲラゲラ笑っていた

まりに美しかたから 物理的にはちっちゃい光の点に過ぎないんだけど、なにも期待していないその辺の側溝で見られるものとしては規格外の美しさだったと思う なんというか、存在が美しいというか、いや、それを言い出すと大概の存在は美しいだろ!みたいな話になってくんだけど、でもまあキャッチーな美しさじゃないですか 結局そういうキャッチーな美しさに心が揺れるってことなんだよ 

祝福 あれは祝福ですよ 

ホタルを見に行くぞ!つって渓流に出掛けて、美しい蛍の群れを見てもたぶんあそこまで感動しない

誰もいない、俺以外の通行人を見たことがない真っ暗な裏道の、特徴のない側溝 そこにただ1匹ホタルがいて、20秒くらいだけ光って、フッと消えていく

俺は「ホタルが美しくてワロタ!」などとブツブツ独り言を言いながらスーパーに行く

あの時間は間違いなく祝福されていた 祝福されていなかったとしたら、俺が祝福する

anond:20240601120949

その上、東京民が地元馬鹿にしてるとキレるくせに

地元より格下だと考えてる地域容赦なく馬鹿にしてる

市の動物園がクラファンやってるんだけど

うちの地元にある小規模な市営動物園

無料入園できてアジアゾウが見られるのがウリなんだけど

飼育方法杜撰なのか、金がないのか、けっこう動物が死んでいる


過去1年ぐらいの間、自分が知っているだけでもルリコンゴウインコリャマ?、ラクダが死んだ


ルリコンゴウインコは1歳弱という幼鳥から抜け出したぐらいの時期なのに、なぜか外の鳥舎で飼育し始めて、春のはじめに死んだ

季節と年齢から考えるに寒くて凍え死んだのではと疑っている

鳥は、特に若い鳥は保温しないとすぐ死ぬ生き物だって飼育員じゃない自分ですら知っているのに、なぜそんな飼育方法をしたのか疑問


ラクダは他県の動物園かやってきた子みたいなんだけど、この動物園引っ越してきてわりとすぐに死んだ(理由は知らない)

元の動物園では移動直前まで元気そうにしていた記事が残っているので不思議すぎる


そのラクダ舎と同じ建物にあるリャマ舎でリャマ?ラマ?も暮らしていたのだけど、その子は顔に大きな腫瘍ができる病気を長らく患っていたのね

結局病気で衰弱して死んでいった

最後らへんは歩けなくて、古くて小汚いリャマ舎の中でずっと寝たきりだった

まりにもかわいそうな最後だった


ネットで同じように疑問に思っている人がいないか探してみたら、リャマより前に死んだラクダウイルスが移ったのではと指摘している人がいて震えた

ラクダがどう死んだのかは知らないけど、その人が言うには、羊ヤギラクダ系は病死したらウイルスが広まらないように飼育舎を解体埋め立てして作り直さなければならないらしい

他の動物うつるだって


他にもニホンザルエリアの猿たちは、個体識別のために顔に×とか△の入れ墨がいれられている

江戸時代の罪人かよ

夏場は鉄板のように熱されたコンクリートの上で暑そうにしていて、どの子ストレス栄養失調なのか薄毛でやせ細っていて、見ていると暗い気持ちになる



そんな動物園がなんとクラファンを始めた

お金がなくて運営が難しいのと、新しい動物を迎えたいかだって


誰がおまえらに金を払うかーー!というのが正直な感想

だって飼育方法杜撰すぎる


どうせ新しい動物を迎えてもすぐに死なせるでしょ

そう思ってる市民が多いのか、クラファンを始めてけっこう経ってるのに目標額の3割ぐらいしか集まっていない


インスタで飼育員が発信している内容も他の動物園みたいに、動物の生態や知識のPRはなく

「俺たちおもしろいでしょ^^?」「今日はこんなことしました☆」的な学生サークルノリでしかない


運営費のたしに収益が欲しかったのか、お手製の下手なイラストプリントしたグッズやゾウのうんこからつくったグッズを売ってるんだけど、ぶっちゃけ魅力がなさすぎる

民間人の目からしたらなんでこんな甘っちょろい企画でイケると思ってるのか謎すぎ

これで市が雇っている公務員なんだから頭が痛い



子供ちょっと遊ばせるのに便利だから地元動物園があったほうがうれしい

でも動物をすぐ死なせる・余裕をもって飼えないなら動物園をなくそ

もしくはがっつり入園料を取るようにしてくれ

Tverでかりそめ天国を見てるんだが、「最近高校文化部」を紹介してて

なんというか「やりたい放題だな」と思った

「それって同好会では」って思ってしま

でも、部として認められる要件を満たしているか大丈夫なんだろうな

ほんで学校から部費と部室を提供されるってことだよな

すげえな

コスプレ部なんて「お前それ個人趣味だろうが。自費でやれや」って思うけどな

アイドル部なんかはまあ、頭数とか揃えないといけないから部でもおかしくないかもしれないけど(つっても一人タイプアイドルなら個人活動すべきと思うけど)

eスポーツ部」なんかはまあ今となっては王道だよな。お金場所提供して貰わないと成り立たないし

(あと、ガッツリ大会」があるから部にするのも名目は立つし。というか世界的「競技」だからな)

まあ正直、自分が入っていた「英語部」という名の帰宅部も一応それらしい活動はしてたけどチートもいいとこだよ。「部」としては

(他にも「歴史部」とか謎の部があったけど。まあ、地元史跡めぐりとかフィールドワークも出来るしな。実際の活動内容は不明だけども)

から古来より「謎の部活。それって部活になる!?」ってのはあったよな

ぶかつ、めんどうくせえ

強制参加させられるなら、好き勝手な部を作ってやりたい放題したいよな

過激地元愛論者は東京にも地方にもいるだろ

東京民・地方民で分けられるもんじゃないだろ

というかそうやって分けてる連中が過激地元愛論者

お国自慢してるだけなら普通だが

地域への罵詈雑言を言い出したら危険兆候

地元民の自虐ですら許さな

地元批判問題点指摘があったらそれやってるのは東京民だとか田舎民だとか決めつける

どこかで見たと思ったらパヨクネトウヨと同じだね

刀を買ったなあ(感慨)

刀を買ったんですよ

刀っつっても真剣ではない

刃の入ってない、研いでも切れるようにはならないような金属で作られた、いわゆる模造刀だ

しかし、ちょっと振ったらポッキリ折れてしまうお飾りの刀ではなく、居合道練習なんかでブンブン振り回しても平気で、造りは真剣に近いようなやつだ 居合刀ともいうらしい

お値段なんと9万円で、その金でブッ壊れたチャリを買い替えた方がいいのは明白なんだけど、俺は衝動に勝てなかった

刀、昔から憧れてたんだよ

それこそ中学生くらいのときに憧れのピークがあって、毎日のように両親に模造刀を買ってくれ〜!と言っていた

俺は飽きっぽかったし、粗忽者でうっかりカッターで指を切ったりしがちだったのもあり、モチロン両親は断固として買ってくれなかった

俺はじゃあ木刀ならいいやろ!と強固に主張して、結局2万円くらいするいい木刀(鞘つき)を買ってもらったことで模造刀熱はおさまった

 

おさまってなかったんだよな

おさまってなかったってことなんですよ 俺はずっと刀が欲しかったんだ

居合刀名作シリーズ 柳生拵え 9万円

柳生雰囲気が今に漂う!!!

ロマンじゃないですか

鞘なんかも段々になってて渋いし、鍔は透かしの入った丸いやつでかっこいい 柄の装飾もかすみの図だかなんだかで、和風でええ感じだ

居合やってる人がある程度実力をつけてから買うようなグレードのやつなんだ多分 いい刀なんですよ

俺の刀経験っつったらホント、幼少期の地元の武者行列再現イベントで、抜けないように紐で縛られた刀を腰に差して歩いたことがあるくらいだ

木刀を振り回してたのも刀経験に加えていいなら、それもある

しかし、抜き身の刀に触れたことはマジでない

そこなんだよ

武者行列イベントで俺は"副将"の役を押し付けられて、雑兵役と比べるとちょっといい鎧・ちょっといい刀を身につけた

しかしやっぱり、刀の鍔と鞘は紐で強固に括られていて、ガキには絶対に抜かせねえという意思が感じられた 俺は真面目なガキだったんで、これ抜いてみたい…なんて言い出すことはできず、いちども刀身を拝むことはなかった

小学校校長室に刀があった

黄色というか金色というか、そういうやや趣味の悪い鞘に収まった大小で、手の届かない棚の上に鎮座していた

校長先生と仲良くなろう!みたいな企画があって校長室で給食を食ったとき、その刀のことがずっと気になってたんだけど、やはり言い出せず、刀はただ視界の端で存在感を主張するばかりだった

 

ぜってえ小学校にあった刀よりいいのを買った

9万円だぞ9万円 校長室に飾ってある刀とはいえ、9万円の居合刀よりはショボいはずだ

俺の勝ちってことなんですよ

20年弱の時を経て、俺はあのときの刀に勝ったなあ、ってワケですよ

そんでその刀なんだが、まだ届いてねえ

即納品と書いてあって、1〜5営業日以内に発送って話で、頼んだのは6日前とかなんで、理論今日あたり届いてもおかしくない感じではあったんだが、ショップから来たメールの感じだとまだ発送されてないっぽい

おそらく刀身の長さをカスタムしたのがよくなかったんじゃないかと思うが、詳細は不明

もはやいつ来るのかはわからねえ ただ待つのみだ

文句はない 待つ楽しみというのは確実にあり、それが伸びるというのはむしろありがたいことだ

俺の刀が来ようとしている

美濃坂の居合刀 名作シリーズが来ようとしている

どうするんだ俺

刀を振る場所なんかねえ たぶん下手に振り回したら天井に穴をあけることになる

そんなんどうだっていいんだよ 刀が来るってことなんだ

YouTube居合動画なんかを見ている

優しい顔の居合先生居合披露している

パッと見で「すげえ!」「人間離れした動きだ!」とはならないし、むしろ「ただちょっと素早く刀抜いてるだけじゃん」とすら思いかける

でも、何度か見ていると、異常にブレが少なく動きが洗練されていることがわかってくる これは多分、到底真似できねえぞと思いはじめる

居合刀がきたら、真似してみてえ 全然無理だ!!ってなりてえよ

楽しみだ 楽しみすぎる

いい使い方だったんじゃないだろうか?9万円…

少年の頃の俺に出会ったら言ってやりてえ

オマエは大人になったら9万円の居合刀を買うぞ、ってよ

何が言いたいかって、結局、刀を買ったなあ、ってことなんですよ こんなに感慨のあるダジャレもねえよ

東京すごい民って田舎臭いよなあ



もろ田舎者メンタリティだろこういうの

マイルドヤンキーど真ん中

日本で「田舎臭い」人って実は東京都民が一番多いんじゃなかろうか

それ以外の地域に住んでると、どれだけ世間知らずで視野が狭い人間だろうと「地元情報」以外の「東京情報」も入ってくるけれど

東京だと東京以外の情報入って来ないから元が田舎者気質だとそのままになってしまうんだろうな

地元以外の事を何も知らないし全て地元基準しか物事考えられない人が量産されてる

大企業幹部候補新入社員地方転勤させるってのも、東京以外を知らない奴に幹部になられても困るからというけどそりゃそうだ

地元以外何も知らない興味もない田舎者」に全国規模のビジネスさせられないわ

HIGHSPEED Étoile(ハイスピードエトワール)9話

待望のレース

ちなみにコンテは麻宮騎亜

主人公は予選4位ながらスタートできずリタイア

今回からマシンが変わって3ペダル(!)になったわけだが

ヒールアンドトゥとかやってた)

予選中のセリフで今まで左足ブレーキしてなかったことが判明

(他のドライバー左足ブレーキしてる)

なんだそれ

おまけにアウトインアウトも知らなかった模様

何をどう考えたらそんなキャラ設定になるんだよ

これが1話ならまだわかるが(わからんが)もう9話だよ

次回から終戦だって

なのにまだそんな話してるのかよ

主人公いないんでサブキャラ活躍が描かれたわけだが

特にキャラ立ってないし今まで特徴的なエピソードがあったわけでもないので

今ここでそれっぽいバトル見させられてもイマイチ盛り上がらない

地元優勝らしいんだけどさ

繰り返すけどもう9話なんだよ

あと3話しかないんだよ

次週から終戦なんだよ

どうすんのこれ

2024-05-31

anond:20240531225422

ああーなんでずっと近所の本屋

成瀬は天下を押しまくってるのかと思ったら地元出の作家からか!

東京地方格差がある

→国は格差是正に努めよ(東京一極集中批判

の流れにはならなくて

格差なんて無いor地元の方が文化的

みたいな流れに

自分弱者だという主張は多いのに「東京対地方」の構図だと

地方に住んでるだけで弱者」を認めたくない心理は一体

オープンワールド埼玉」の自由度は異常

保育園幼稚園もどっち行ってても変じゃない。

中受頑張って東京に出てバリバリコースも選べる。公立なら浦和川越に進学して東大コースもあり。オタ公務員になって秩父町おこしするのもよし、国分寺あたりで一度住所ロンダリングして東京婚活してハイソぶるのもよし、池袋腐女子を極めてもよし、とにかく自分の部屋は広いのだから趣味を極めてこどおじこどおばなりたい放題。

歌舞伎町直通新宿線で乗りつけた夜の街を楽しんでも良し、レッズライオンズなど地元チームを応援するスポーツ人生もあり、農業を志して深谷ねぎを作るスローライフもよし、災害は少ない。海だけはないが音楽をかけた改造車に乗りマイルド陸生パリピもよし。

オシャレを頑張ってもよし、イオンで済ませてもよし。とにかく君が何をどう選ぼうと、埼玉のうすらゆるい空気は全ての多様な選択肢を「他人あんま興味ない…」とスルーしてくれるから

同級生だった男の子が好きだった

同級生だった男の子が好きだった。幼稚園から高校までエスカレーターでもないのにずっと同じだった。一番好きだったのは高校生の時期だった。家が近いわけでもなかったし同じ趣味があったわけでもなかった。クラスはたまに同じになったり離れたりしていた。高校生のとき同じ部活に入った。彼が入ったから入った。他にも理由はあったように思うし、後付けのような理由だったとも思う。女子競技人口が少なくて大学進学時の箔付けになるから。そう自分を誤魔化していたように思う。ボードゲーム部活からかいだって部室の空気は緩く、先輩後輩の上下関係もなく、先生にもタメ口で話していた。学校に持ち込むのを特に禁止されていたわけでもなかったお菓子をみんなでつつき、暗くなるまで駄弁っていた。皆仲が良かった。帰りが遅くなったからと送ってもらったことがある。10年以上前なのに未だに鮮明に覚えている。あの時流行っていた曲の歌詞のような時間だったと思う。あの曲は今でもカラオケに行くたびに歌い、この帰り道のことを思い出している。

彼の色素の薄い柔らかい髪の毛が好きだった。彼の皮だけが伸びる柔らかい頬が好きだった。彼がたまに剃らずに残しっぱなしにしていた無精髭を撫でるのが好きだった。付き合っていなかった。小さい頃からそこそこ近くで過ごしていた、そのバグった距離感の中でずっと甘えていた。人生で一番心地の良い時間だったと思う。何もかもが許されて、そしてこちらには何も要求されない。ずっと続けばよかったのに。私たち卒業してしまった。

卒業してからは全く会わなくなった。私たちは別々の地方へ進学した。私は地元大学へ、彼は都会の大学へ進学した。彼の親も一緒に彼について行ったので、彼はこちらに帰ってくるという理由を進学と同時に失った。私は彼に会いに行くこともなかったし、彼が私に会いに来ることもなかった。ただの幼馴染にもなれない近しいだけの人間関係とはそういうものだった。私は大学彼氏を作ったけれど、やっぱり心の中には彼がいた。一度経験した何もかもが許されそして何も要求されない。あの感覚は一度経験するともう逃れられないと思う。好きだったけれど、付き合いたいとかそういう感情ではなかった。独り占めしたいだとかそういうことも考えたことはなかった。ただ近くにいると私の心は凪いで安心した。それだけだった。

成人式で彼は地元に戻ってきていた。中学の校舎に集まっていた中のひとりだった。一緒に写真を撮った。ポーズを決めて、ピースして。でも、私が一番欲しかった写真はこれではなかった。成人式が終わった後、彼と一緒に当時の卒アルを見返していたときに私の親が勝手に撮っていた写真を見せてもらった。私はこれだと思った。一番私が欲しかった写真だった。日常の切り取り、自然ポーズ自然距離感自然笑顔。この写真わたしの宝物となり、彼氏があれからころころ変わってもずっと部屋の中に飾っていた。

彼にはあれから一度も会っていない。私はもう二度と彼に会いたくない。私は高校時代の彼が好きだったのだと成人式で気づいたのだ。高校時代のあどけなさ、可愛らしさを残さず成長してしまった彼を成人式で見てからずっと思っている。私は彼が好きだったけれどずっと愛せるわけではなかった。あの時代の彼を切り取って今もずっと大事にしている。私の部屋には成人式の時の写真が今でも飾られているけれど、アルバムの中を占めているのは高校時代の部室の写真ほとんどだ。

私が会いたいのは彼ではなく、高校時代の彼なのだ。私が好きなのは彼ではなく、高校時代の彼だった。

戻れるならあの時代に戻ってずっとそこで暮らしたい。

何も要求されず私の欲望けが許されていたあのぬるま湯時代でずっと生きていきたい。

いくら歳を重ねても私は彼に囚われたままだ。スマホロックは彼の誕生日のままもう長年変更していないし職場で作らされた銀行暗証番号も彼にちなんだ数字である。彼の影が私の日常に溢れている。私は彼の影とともに日々を生きていく。

横に彼がいなくても。横に彼以外の誰かが並んでいても。彼のことを恋愛的に好きではないままずっと囚われている私と共に進んでくれる人と一緒に。

読みたいマンガの作者とタイトルが思い出せない

まあよくある悩み事ですが、マンガとか詳しい人が多い増田ブクマに頼りたいのでお願いいたします。

昔、読んだ思想強めの美少女マンガエロ系ではない)を久しぶりに読みたいと思ったのですが、全然タイトル作者名も思い出せなくて検索しようがなくて詰んでます

2005年前後地元ブックオフで読んでいたので、出版はそれ以前なはずです。つまり20年くらい前のマンガ

手がかりになりそうな情報

・たぶん幻冬舎バーズコミック

ちょっとクセの強めな美少女の絵で書き込みが多い感じ。紙面が全体的に黒い

・続きものではなく短編集。たぶん同じような形式の話が3,4冊あった

美少女オタクに対して、ネトウヨというか軍国主義者みたいな説教をするみたいなパターンが多かった。

2005年当時はそこそこネット批評サイトなどで言及されていた記憶。たぶんはてダでも言及してる人がいた。

これくらいの情報じゃわからない気もしますが、ピンとくる人がいたらぜひ教えてほしいです

anond:20240531124437

から地元のクソ田舎か、東京アッパードルしか知らずに

世の中にそれしかない前提で語るのか

視野いね

しか地元クソ田舎民仲間にも

地元仕事いか東京に出てきて東京の下層民として生きてる」知り合いくらいいそうだし

そういう人の東京での周囲は地元と同じか、もっと民度低いと思うんだが

anond:20240531120848

それ、増田がそのご家庭の階層を低く見積もってるか、地元の知人の階層を高く見積もってるか、どちらかじゃないか

そもそも美術館に行くのとパチンコ屋に行くのは相反するもんでもないしな

今でこそパチンコ屋は下層しか行かない治安の悪い場扱いだけど、昭和の頃は中層も普通に行ってたんだよ

大卒一流企業サラリーマン(当時の大卒は今より価値ある)が営業の途中でパチンコ、とかさ

anond:20240531060924

上京してきた地方からすると足立区あたりに実家のある庶民的な家庭出身の友人にも美術館日常的に行く習慣があったりするのを見かけので、やっぱり立地のおかげで文化資本にあたる習慣が身についているのかなあという気持ちになる。

地元で同じくらいの階層のご家庭だと親も本人も日常的に行くのはパチンコ屋だったりするので。

anond:20240531060924

上京してきた地方からすると足立区あたりに実家のある庶民的な家庭出身の友人にも美術館日常的に行く習慣があったりするのを見かけので、やっぱり立地のおかげで文化資本にあたる習慣が身についているのかなあという気持ちになる。

地元で同じくらいの階層のご家庭だと親も本人も日常的に行くのはパチンコ屋だったりするので。

anond:20240530140028

自分長野県のクソ田舎育ちで東京在住だけど、「その気になればアクセスできる利便性」ってのは本当にそう。

例えば、「腹減ったかラーメンでも食べて帰るか」って思ったとき一蘭天一AFURIのような店に簡単アクセスできる。

地元にいたら車で20分かけてローカルラーメン屋かコンビニに行って一蘭カップラーメンを食べて本物に思いを馳せる程度しかできない。

こういう差が中高生の時からどんどん積みあがって田舎人と都会人の差が生まれるんだよ。

美術館がどうとか言う人いるけど、こういう機会自体増田で言われる文化資本のように思う。

宇多田ヒカルAFURIを好きって言っても知らないんだよ。テンホウじゃダメなんですか?みたいな。そういう価値観でいい人もいるだろうけど。

東京育ちがうらやましい。定期券副都心に遊びに行く中高時代を送ってみたかった。

anond:20240531060924

わざわざ「資本」という言葉を使ってるのは文化剰余価値を生み自己増殖する運動体としてとらえるから

どっちかというと「卒業して地元パイセン工務店に入って働いて独立して社長になってまた地元の後輩を雇う」みたいな

地方ヤンキーのサイクルの方が正しく「文化資本」なんだよな

anond:20240531060924

そんなこと言ったら地元で引き継げる(経済的文化的資産を捨て、地主に金を召し上げられて経済的に困窮して資産形成する余裕がなく、余裕がないか文化資本を引き継がせる子供も産めないと言っているはてな自称上京民がかわいそうじゃないか

2024-05-30

anond:20240530231215

逆だ逆

ネットで見れる知らない行きたい世界は都会の人しか行けないし

地方だとして、大抵は自分地元から地方に行くよりも、どっかしらの都会から地方の方が行きやす

ネット恩恵はでかいけど、ネットで知った情報へのアクセスの悪さと、それを軽く安く達成できる都会が羨ましいのよ

まぁ、私はだけどね

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