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はてなキーワード: 交通手段とは

2024-05-30

東京文化資本

先日、Xにて以下の投稿議論を読んでいた。

東京以上に安全で清潔で文化資本エンタメの集積があり、住環境も整い、交通移動手段が超高度に発達し、緑も多く、食文化も高度に発達し、経済的にも豊かな都市があるのなら知りたい

これに対して自分の考えをつらつらとまとめてみたので

興味がある人は見てほしい。

ちなみに自分九州出身東京在住10年目のサラリーマンだ。東京と他の都市との比較についてはフラットに見れていると思う。

この投稿安全、清潔、エンタメ交通手段が発達していて経済的に豊かであるという点については強く同意している。だからこうして自分も住み続けているし移住する考えも今のところ無い。

(住環境については東京含めた首都圏は良くないと思う)

しかし『文化資本』や『食文化』についてはどうだろうか?

よくある『文化資本』の解釈としては美術館博物館、立派な図書館コンサートホールが多数ありそこで開催される催しに気軽に参加できるという点や、マイナージャンル文化でも人口が多いため一定需要があり、その需要のもとにお店が成り立つといったものである

しかしほんとうにこれらは文化であると言えるのだろうか?自分としてはこれらは全て文化ではなくどちらかというとエンタメであり、消費される事を前提とした工業製品のようなものだと認識した。

これらを文化として捉えて口に出す人々はほぼ例外なく消費するお客様立場としてこれらを文化として捉えており、自分たちの手で作るといった皆無に等しいからだ。美術館の展示においても商業的な最高の見込みのある展示物をよそから借りてくるor他所で作られた東京で保管しているものを展示しているだけなのだ

そういった商業第一主義の中で商業的に優れたものをありがたがるという点で文化ではなくエンタメだと考えた。無論エンタメという視点で捉えれば東京世界でも5本の指に入る優れた都市であると思うが、それが文化か?と言われると疑問が残ってしまう。

食文化についても同様にミシュランの星獲得店数が世界一や高級店の数、価格帯を持って優れているとする人が多いがそうは思わない。それも同様に商業的に正しいとお墨付きがついたものをありがたがって消費しているにすぎないからだ。

このように考えていたら以下のような引用投稿されていた。

東京世界一」類の話をされると「とりあえず関西に負けてないか?」と思うことが多い。シンガポールNYの前にまず大阪神戸を見ましょう。ここに挙がっているもの大半で東京日本一でさえない。

この引用投稿に対して以下のように感じた。

(今回は文化面について掘り下げているので他の項目については触れないので悪しからず)

食に限らず日本文化本拠地はやはり関西にあると考えるし、文化という観点で捉えると関西が優れていると思うり日本の歴史首都は千年以上前から関西にありそこを中心に今の日本につながる文化が作り出されてきたからだ。中心が江戸に移った後も上方文化として文化をひと足先に作ってきたのも関西だ。

東京の人はよく、関西文化(特に食について)が乏しいとか言うが、そういう人は串カツたこ焼きお好み焼きぐらいにしか理解ができないのだろう。和食日本料理の原点はやはり京都大阪にあり、日本酒なども発祥はそっちの方にある。そらが理解ができない時点で勝ち目がないのだ。

この話をわかりやすく置き換えると東京=アメリカ関西含む西日本=ヨーロッパ関係に似ていると思う。

アメリカは近現代以降に建国してそれ以降急速な発展を遂げて世界一の国になった。世界一の国には優れたエンタメが無数にあり、商業的に成功している。

しかそもそもアメリカヨーロッパから逃げ出した移民移住先であり、地名ですらヨーロッパ各地の地名が由来になっている。ニューヨークですらそうだ。

言語も結局Englishでありイギリス言葉なのである

アメリカイギリスフランスイタリアよりもエンタメという視点で捉えると優れているが、文化という視点では到底太刀打ちできないことに異論はないと思う。

それは上記の3カ国だけでなく他の無数の国々も同様に。

日本中国文化という視点ではアメリカを圧倒的に凌駕するだろう。

東京関西関係上記の言い換えでだいたいの説明がつくだろう。

長くなったが東京という街全体の全てがエンターテイメントであり、それが世界でも五本の指に入る優れた街である事を誇りに思ってほしい。

だが、エンタメ文化は違うものであること、日本国内でも東京が1番になれない分野があることも理解してほしいと思ったのでこのような記事を書いてみたが意見を聞きたい。

p.s.

職場にいる東京まれ東京育ちの上流階級ぶって世田谷オバさんが一々東京が何にしても1番である事を常々言ってくるのが鬱陶しく鬱憤が溜まっていたところこの論争に行き着いたという背景もある。

あと、ツイート引用方法がわからなかった為、

そのまま文中に記載しておりわかりづらいのは申し訳ない。

追記

思いの外反響がたくさんあってびっくり。

上手く書ききれなかったこともあるので追記ときます

まず、東京全否定するつもりはありません。

冒頭の引用文化資本食文化以外の項目については

東京圧勝です。あたりまえです。

また、現代東京文化というもの否定していません。それらはエンタメに当たると指摘しており、エンタメ日本一どころか世界一ですらあると思っています

ではなぜ文化エンタメを分けたかというと元の引用があえて分けて記載をしており、実際に自分も地続きではありますが別物だと考えています

エンタメが積み重なって長い時間をかけて定着することで文化になると考えています

古い例で言えば源氏物語はただの異常性癖恋愛小説ですし、枕草子はおばちゃん愚痴を綴ったTwitterみたいなもんだと思います

ただ、どなたかコメントにあったように現代エンタメの消費スピードが早く盛り上がっては消えての繰り返しで定着がなされていないことから文化昇華する前に次の流行の爆発が起きて焼畑農業みたいな事を繰り返しているのでエンタメ文化への流れが途絶えつつあると思っています

そういうことからエンタメ面では首都圏を含めた東京が圧倒的に上ですが、それが文化かというと違う気がします。

あと、Twitter民がミシュランの店数や美術館などの箱物が多く展示が充実していることを文化資本の例としてあげるのをよく見かけるのでそうでは無いだろ?と言いたいところから始まっています

あと世田谷のおばちゃん代沢に大きな一軒家を持っており、子供が成人する時にそれぞれ1億あげたそうです。

そういう意味で皆さんが想像する鬱陶しい世田谷マダムイメージ通りだと思います

2024-05-29

anond:20240528202837

交通手段がつらい。なんで大坂なんてそんな不便な所でやるの?

日本交通中央といえば大宮駅を擁する埼玉さいたま市でやれ!

2024-05-27

プロ野球16球団可能なのか候補地はどこか都市圏人口から考えた

プロ野球チームを16球団にすると言う話が昔からある

もう一つ球団を作るなら、新潟松山静岡熊本に建てると言う話である

プロ野球は平日の夜も2-3万人を集めるという前提に成り立ってるスポーツなので、Jリーグとは違いある程度の人口必要となる

それは可能なのか都市雇用人口から考えてみようと思う

都市雇用圏については、少しデータが古いが以下を参考にした

大都市雇用人口ランキング(2015)

https://soozy.hatenablog.com/entry/2019/10/27/141239

まず、

そもそも16球団(現状プラス4球団)は可能なのか

②16球団にする場合新潟松山静岡熊本という位置妥当なのか

と考えてみよう

結論から言うと、

①に関しては可能、②はダメになる

そもそも16球団可能なのか

可能だと考えてる

◉前提1

プロ野球チームで最小の都市圏はおそらく広島都市圏であり、人口は143万人である

次点仙台都市圏が161万人なので、とりあえず150万人の都市人口があれば成り立つということになる

◉前提2

プロ野球には保護地域というものがあり、

保護地域における全てのプロ野球連行事の独占権が球団に与えられるため、他球団と競合しない位置に作るものとしようと思う

そうなると、150万人いてプロ野球球団が現状ない都市圏はどこか?となると、

京都草津都市圏 280万人

岡山都市圏 153万人

があげられる

そうなると単一都市圏でチームを持てそうなのは京都草津都市圏と岡山都市圏になる

次に都市圏は重なり合ってるものなので、上記かつプロ野球チームがすでにある地域を除いた都市圏で、都市圏の隣接により150万人を超える地域を考えてみる

挙げられるのは

浜松都市圏(113万人)+豊橋都市圏(67万人)=180万人

富山都市圏(107万人)+金沢都市圏(75万人)=182万人

宇都宮都市圏(110万人)+水戸都市圏(69万人)=179万人

である

豊橋都市圏は中日ドラゴンズ保護地域ではあるので、ドラゴンズとの交渉必要とはなりそうである

そもそもプロ野球保護地域問題度外視するのであれば、東京都市圏大阪都市圏名古屋球団を増やしてしまえば?と言う感想も正直ある

東京大都市圏は3530万人で5球団なので1球団あたり600万人はいるし、大阪は1207万人で2球団なのでやはり600万人、名古屋は687万人で1球団である

保護地域を避けて球団分散させたいなら岐阜都市圏82万人のところに球団建てて名古屋都市から人を引っ張ってくればバッチリであるがとりあえず考えないものとする

以上から都市人口だけ考えると、候補地としては、

京都草津都市

岡山都市

浜松豊橋都市

金沢富山都市

宇都宮水戸都市

ここのどこかになる

候補地の新潟松山熊本静岡のうち、条件を満たした都市が実はないのである

以上の候補地は地域分散をしたいというNPB側の意図があって選ばれたんだろうから、それ+人口圏の大きさを鑑みて5つの候補から4つを選ぶとなると、

京都草津(空白圏で最大の人口)

岡山(四国に近く高松都市圏82万人や福山都市圏75万人と合わせると悪くない人口)

浜松豊橋都市圏(npb静岡希望交通手段が確保されている)

金沢富山都市圏(npb希望日本海側っぽいか

ら、球場までのアクセス難ありそう)

となる

元増田土地勘ない地域も多いので、色々追記してくれると嬉しい

2024-05-02

anond:20240502022009

そもそもそこらへんに住んでる奴って主な交通手段自転車から徒歩で論じること自体無意味

ちなみに君知ったような口だけど本当に住んでた?

2024-03-22

anond:20240322171641

めっちゃ分かる

うそう、手元の地図とかスマホとか見ると酔うんだよな

分かってるんだけどスマホちょっと見てた、大丈夫な時もあるから油断した…

あと、お酒のあととか体調悪い時も酔いやすいんだよな

これも今回あるんだと思う、ここんとこ調子悪い自覚ある

酔いやすいと分かってるんだからダメパターンの行動を控える・体調悪い時は別の交通手段にするべきなんだよなあ

今日は本当にバス酔いで全ての体力持ってかれたわ

2024-03-21

anond:20240321174041

や、ま、実はちょっと誇張はした。

なので、高速バスのものに大きな不満があるわけじゃないんだよ。ただ、帰着可能かどうかの判定を最寄りの新幹線駅への終電に間に合うかで判別するとか、会社ルールがいろいろあってね。

今のまま新幹線でいくと、日帰りで千円ぐらい、泊まりだと1万円弱赤字になる。頻度がすくなけりゃいいけど、時期によっては月に何回もあって金が持たない。

高速バスなら、日帰りならトントン、泊まりだと一泊あたりの赤字が4000円ぐらいまで圧縮できる。カプセルホテル利用だけどな。

anond:20240321165407

4列シートの夜行バス出張とかかわいそうなんだけど、申請した交通手段で行くのは赤字だろうとなんだろうと不正だぞ

2024-03-20

EVは失墜(というか大幅減速)したけど

格安の移動手段新規にどんどん開発されてること自体は覆せないし、

電池技術進歩の先って電気自動車VS内燃自動車の戦いじゃなくて自動車VS新移動手段の戦いじゃないのかなと思うのだけども

EVダメなら、次の外圧くんは電動キックボード方面で攻めてくるんじゃないのかな、公道に電動キックボード(電動の個人交通手段)専用通行路を作れみたいな

いっそ先回りしてさ、環境配慮安全性高齢化対策を全面に押し出して、電動キックボード禁止にして老人が乗ってるような低速電動カートみたいのだけに規格統一したほうがよくないすかね

トロくさい移動しかできないけど、それが嫌なら歩けってことで

2024-03-17

anond:20240317114841

免許でも乗れる電動キックボードみたいなのが許可され始めたのって、

やっぱり、路線バス終焉を見越してのことなんだろうな。

個人個人が僅かな労力で遠くまで移動できる交通手段が普及すれば、

路線バス必要とする人は今よりも激減するでしょう。

2024-03-15

[]

anond:20240315102608

リニアダメダメ過ぎる[要出典]ので、割を食う交通手段は出てこない[要出典]んだなぁ。

まずは予定より遅れたとしても開通するかどうかが最初の難関だが。

anond:20240315101858

リニアダメダメ過ぎるので、割を食う交通手段は出てこないんだなぁ。

まずは予定より遅れたとしても開通するかどうかが最初の難関だが。

anond:20240315101732

まあ、高くて文句を言いたくなる気持ちはわかる

けど、リニアができれば必ず割を食う交通手段は出てくるはずで、値下げ圧力がかかるだろ?

新幹線が安くなることを恩恵としてそこはトントンかなと思うんだがどうよ

2024-03-09

anond:20240308121837

女性蔑視糾弾するその口で田舎蔑視するのがクソ過ぎた

田舎交通手段文化資本がないとかは事実だけど

田舎人間は性根が悪いとか描いたらそれはもう蔑視なんよ

2024-03-08

ドラゴンボール探しの旅に出て5年が経った

残るはイーシンチュウただ一つ。

鳥山明先生が亡くなったニュースは、あっという間に世界を駆け巡った。

世界はその偉大な業績を称え、そして悲しんだ。

しかし人々には希望があった。

誰しもが彼の代表作、ドラゴンボールを思い浮かべていた。

「7つのボールを集めることができれば、我々の願いは叶えることができる。」

ドラゴンボールは本当に存在するのか。誰もが当然に考える疑問だ。

ところが彼が亡くなった数日後、とある出来事をきかっけに事態は急転する。

誰一人立ち入ることが許されなかった鳥山明の自室から、星が描かれた3つのドラゴンボール漫画に登場したものと全く同じ形のレーダーを彼の長男が見つけたのだ。

そこには漫画で書かれた鳥山明から手紙が添えられていた。

父らしいと思いながら読んでみると、そこに書かれていたのは誰にとっても驚きの内容だった。

なぜなら、そこに書かれていたのは、彼が漫画家として成功できた本当の理由だったからだ。

鳥山明ドラゴンボール出会いは彼の小学生時代に遡る。

いつものように学校からの帰りを急いでいると、道端にぐったりと座り込んでいる一人の老人がいた。

彼は、今にも息絶えそうな様子で鳥山明に語りかけた。

少年老い先短い老人の最後の頼みを聞いてくれ。

ここに探知機が一つある。とある最新製品の試作品なので見慣れないのは仕方ない。

この探知機に従って山に入っていくと一つの水晶玉が転がっているはずだ。

それをワシのもとまで届けにきてほしい。お礼は弾む。」

鳥山少年は一切疑うことのないような澄んだ瞳で言う事を聞いた。

そして老人には険しくとも、少年にしてみれば何でもないような山道サクサクと登り、岩肌の隙間に挟まっている水晶玉を見つけた。

どこかから強く投げ込まれたようにめり込んでいたが、少年が手を伸ばすとまるでそれに返事をするようにゆっくりと光って地面に落ちた。

少年水晶玉を手にすると、大急ぎで山を下っていった。

少年の手に握られている水晶玉を見て、老人は表情を激変させた。

先程までの息絶えそうな呼吸は激しくなり、目玉が飛び出しそうなくらいに開かれていた。

お礼を期待する鳥山少年から何も言わず水晶玉を奪い取ると、彼は懐からさらに6つの水晶玉を出して眼の前に並べ始めた。

お礼を貰えなかったことに不貞腐れていたものの、少年好奇心はすぐに老人の異様な姿に奪われた。

老人は興奮した様子で水晶玉を並べなが、「ついにやったぞ」「いよいよだ」といった言葉を繰り返している。

「いでよシェンロン!」

老人が突然叫ぶと、辺りは一瞬で昼のように明るくなった。

少年は急いで目を塞ぐ。

相変わらず眩しい世界の中で、静寂だけが続いていた。

老人の声が聞こえないことが気になり、やっとの思いで薄く目を開いてみると、大きく口を開けて目をかっぴらいたままの老人が見えた。

あうあうと、声にならないような音が喉から漏れている。

老人の目線の先を追うと、そこに見えたのはこちらを見下ろすように中に浮かぶ大きな龍だった。

それに驚き老人を再び目を向けるが、老人は一点を見つめたまま動こうともしなかった。

気がつくと、周囲は夜よりも暗い闇と静寂に包まれていた。

老人が何も言えないでいると、目の前の龍は頭に直接語りかけてくるような声で「さあ願いを言え」と一言だけ言った。

その声が聞こえたと同時に老人の呼吸が荒くなり、何かを喋ろうにも喉が詰まって喋れないような、そんな様子で悶え始めた。

そうかと思っていると、老人は急に立ち上がり、大きく一つ息を吸ったかと思うと吐き出すことなくそのまま倒れ込んでしまった。

目は大きく見開かれたまま、ピクリとも動く様子はない。

突然のいろいろな出来事におどろいて動けないままでいる少年の頭に、さらに声が鳴り響いた。

「そちらの人間は願いが言えなくなってしまった。お前で良い。さあ願いを言え。」

少年事態が飲み込めないまま、まるで夢でも見ているような気持ちでそこに立っていた。

そうだ。どうせ夢なのだから。そう思って少年は答えた。

世界一の漫画家になりたい。」

亡くなった鳥山明の部屋からつのドラゴンボールレーダーが見つかった半年後には捜索チームが組まれていた。

添えられた手紙には、彼がドラゴンボール出会った経緯についての漫画と、そうしてレーダーを利用して秘密裏ドラゴンボールを再度集め始めていたことに関する内容だった。

漫画が終わると、その後には自分がいつ死んでもいいように、その時はこれらのドラゴンボール長男に託すと手書き文字が書かれていた。いわば遺言状である

彼が再び何を願いたいのかまでは書かれていなかったが、「これを見つけたということは俺はもうこの世にはいないということだ。それは残念なことだが大丈夫。俺はお前を信じている。」とだけ書かれていた。

捜索チームのリーダー鳥山明氏の長男が担った。

長男秘密を守りながらも信頼できる人間を集めた。

生前に返しきれないほどの恩を受けたであろう彼の信頼できる弟子や、同じ時代にしのぎを削りあった漫画家や編集者たち5人が集まった。もちろんトリシマもいる。

はじめのうちはレーダーが一つしかないために捜索の効率はとても悪く、誰にも悟られないように慎重に進めていることもあって全く見つけることができなかった。

レーダー範囲より外の反応はレーダーの端に表示されるだけなので、水平方向に移動した時に見られるわずかな収差をヒントに距離予測して地点を絞り込んでいった。

飛行場が近くにないような場所ヘリコプターを使ったりもしたが、そうした交通手段が揃っている場所であることのほうが稀で、迂闊に他人を巻き込めないという状況も手伝っていたずらに時間ばかりが過ぎていった。

それでも地道に場所を絞り込み、一つは5,000m級の山の上、一つは1,500mの海底、一つはアマゾン奥地の原住民族に神と崇められている祭壇から、3つのドラゴンボールを集めることができた。

残りの一つは、日本とは国交のない、しかも今現在戦時下真っ只中の高い壁に分断された自治区範囲に絞られた。

鳥山家長男は、難民支援目的とした多額の資金を手に、そのために作った慈善団体代表として同行することでやっとの思いで入国を許されることができた。

そのために使った金額は、実に鳥山氏が生涯稼いだ財産の半分以上に至り、彼の行動の一つ一つが世界中で報道されてしまうことで、余計な注目を集めることになった。

どこにいてもマスコミの目から逃れられない状況は足かせでしかなかったが、支援活動の間を縫ってはレーダー確認し、やっとのことで場所を絞り込むことができた。

今、目の前には爆弾で崩れ去った瓦礫の山がある。

マスコミの目を盗み、現地のコーディネーターの反対をのらりくらりとかわしながら瓦礫の山を登る。

ドラゴンボール位置を示すレーダーの点が中心に移動し、今まさに自分の足元に埋まっていることを指し示す。

しかし、どうやって掘り起こせば良いのか、途方に暮れながらひとまず座り込むことにした。

いたずらに瓦礫をめくってみると、それはまるで当たり前にそこにあるかのように淡く光を湛えて転がっていた。

それこそが紛れもないイーシンチュウだった。

とうとう最後の一つ、イーシンチュウを手に入れた彼は、支援活動も放り投げて早々に日本行きの便に飛び乗った。

残りのドラゴンボールを持ち歩くことで万が一のことがあってはいけないし、過酷環境下で願いを叶えること自体危険だと考えていた。

他のメンバーにしてみれば、彼が日本への帰国を急ぐこと自体がイーシンチュウ発見の合図である

彼が日本に着く頃には、全てのメンバー鳥山邸に集合していた。

すぐにでも願いを叶えたい気持ちを抑えて、皆で願いを叶えるための準備を進める。

ここまで一緒に戦い抜いてきた仲間である。誰の言葉で願いが叶っても良いのだ。

焦って願いが失敗してしまうことのないように、この日メンバー全員で何度も願いの言葉練習した。

翌朝、目が覚めると外が騒がしかった。

家の中庭に他のメンバーが何かを囲うかのように集まっている。

その中心に横たわっていたのは、一部が焼け焦げてはいるがトリシマだと分かった。傍に黒く焦げたアタッシュケースが転がっていた。

メンバーたちは動揺を隠せないでいるが、リーダーである長男だけは落ち着いていた。

彼は最後までメンバーを信じていたわけではなかった。

誰かが裏切り皆を出し抜こうとしたときだけに発動する罠が仕掛けられていたのだ。

それがシェンロンをよびだす呪文である

鳥山明氏の遺言状とも言える漫画の一部、シェンロンを呼び出すシーンに手が加えられていたのだ。

正しい呪文は「いでよシェンロン!」であるが、漫画には「ででこいシェンロン!」に書き換えてあった。

そしてその呪文に連動するように、ドラゴンボールを格納しているアタッシュケースには細工がしてあった。

それが音声認識による爆弾起爆だった。

メンバーには直前に正しい呪文を教えるつもりだった。つまり、誰かが出し抜こうとして間違った呪文を唱えれば途端にアタッシュケースが爆発し、たとえそれでシェンロンが現れてしまったとしても、爆発によって願いを叶えることはできなくなるという仕掛けだった。

もちろん、位置情報によってこの建物を離れようとしてもアタッシュケースは爆発するようになっていた。

そのことは他のメンバーには伝えていなかった。

ざわつくメンバーを尻目に、リーダーである長男レーダーを元にそこら辺に飛び散ったドラゴンボールを拾い集める。

流石のドラゴンボールだ。傷ひとつどころか、汚れさえも全くついていなかった。

動揺するメンバー事情説明して、この事故自業自得であることを理解してもらう。

メンバー達は安心したような、それでいて何かに怯えるような表情をしている。怒りの表情を浮かべるものもいるがもう知ったことではない。

そんな状況を仕切り直すように「さあはじめようか」と、長男一言だけ言った。皆は無言で頷く以外になかった。

いよいよだ。

「いでよシェンロン!」

途端に視界が光に奪われる。まだ朝だというのに、真夜中に突然目の前でナイター照明を焚かれたかのような明るさだった。

少しずつ目を開けて見上げてみると、まさに生前に父が漫画で描いたかのようなシェンロンがこちらを見下ろしていた。

父の圧倒的な画力に改めてため息が漏れた。

「さあ願いを言え」

これも父が漫画に描いたシーンのように、直接頭に響くような声だった。

漫画で見ていた分、少しは冷静でいられたために周りを見回す余裕もあった。

周囲はすでに夜よりも暗い闇に包まれている。

どうやらこの周辺以外の時間が止まっているらしく、ここにいるメンバーたち以外に何かが動いているような様子や音は感じられなかった。

それならば騒ぎになることはない。焦る必要はないのだ。

メンバー達と目配りをする。

失敗しないように何度も練習をしたセリフだ。

「どうした。さあ早く願いを言え。」

その声が皆の頭に響いたのを合図に、メンバー達は同時に願い叫んだ。

ここまできて裏切りがあったのであれば、それはもう仕方ない。

また探せばいいのだ。残ったメンバーの数だけ、探し続ければいいだけのことなのだ。

そんなことを考えながら願い事を言い切ると、「たやすいことだ」という一言が頭に響いた。

周囲が光に包まれると同時に目を閉じる。

そして眩しさが去ると、辺りに喧騒が蘇ってきた。

恐る恐る目を開けてみる。メンバー全員が不思議そうに顔をみあわせる。

それぞれの表情を見比べると同時に、自分たちの願いが叶ったことを理解した。

そう。皆の頭には、今まさに脱ぎたてのようなほかほかな暖かさに包まれた小さなリボン付きの純白なパンティーが、それぞれかぶらせられていた。

偉大なる巨匠であり我が父よ。あなたの願いはこれで間違いないだろうか。

皆で何度も相談した結果、どう考えてもこの結論しか至らなかった。

今まで人類に大きな夢と希望ありがとう。どうかこれで安らかに眠ってほしい。

そんな達成感と安堵に満たされながら、リーダードラゴンボールレーダーを踏み潰して壊した。

2024-02-13

anond:20240213083438

御坊茶魔キャラクターGURPSシステム表現する際に、有利な特徴と不利な特徴のバランスを取ることを目指し、キャラクターポイント(CP)の配分を考慮してみましょう。具体的な数値はGURPSの詳細なルールゲームバランス依存しますが、一般的アイデアを以下に示します。

### 有利な特徴 (プラスCP)

- **特異体質 (Unusual Biochemistry):** 金持ちになる体質など。+10 CP

- **交通手段 (Vehicle):** 亀に乗る特殊な移動手段。+5 CP

### 不利な特徴 (マイナスCP)

### スキルとその他の特徴

キャラクター作成時には、有利な特徴と不利な特徴のCPの合計が均衡または所定のキャラクターポイント制限内に収まるように調整することが重要です。このプロセスを通じて、御坊茶魔のような複雑で魅力的なキャラクターGURPS再現することが可能になります

実際のゲームプレイでは、GM(ゲームマスター)や他のプレイヤーと相談しながら、このキャラクターストーリーにどのようにフィットするか、またはキャンペーンテーマにどのように寄与するかを検討することが有益です。

2024-02-08

海外旅行って楽しいよね

海外旅行がチラホラ話題になってるから書く

親には国公立大の学費を払ってもらい、月数万円の仕送りを貰っていたが別に太い実家ではない(と思っている)

就活氷河期リーマンショックの間の世代大学を出て就職普通にできたから運は良かった方だ

学生の頃にバイト代を貯めて韓国タイに行き、日本と違う空気文化やメシに触れるのが楽しかった

地方の安月給の会社就職してから通勤途中でよく読んでたのは海外旅行web記事で、それによく出てきたのが会社辞めて世界一周してる人たちのブログとかだった

何となくバックパッカーに憧れはあった

なんだかんだ5年で会社辞めることになって、退職届出した時に貯金が250万ほどできており、ふと世界一周できるな?したろ!

ということで春秋航空上海行き片道チケットを取った

もう10年くらい前のことである

行きたい所は3つだけ決めていたが、ルートは未定で、基本的に現地で次の目的地への交通手段を手配する感じだ

最初目的地はネパールで、上海から昆明まで40時間超の長距離列車で移動し、そこから飛行機カトマンズに入る

漫画版神々の山嶺を読んでエベレストを見たかったので、ベースキャンプへのトレッキングをした

4500mを超えたあたりからクソしんどかったが生のヒマラヤは鮮烈だった

そっからインドに行き、一ヶ月ほど時々腹を壊しながらカレーを食べつつインド人に騙されたり頻繁にボラれたりし、スリランカからシンガポールへ飛び、シンガポールから第二の目的タイバンコク陸路で移動する

大学の時に知り合ったタイ留学生を訪ねて酒を飲んだ

その後ビザ必要ミャンマー以外のインドシナ半島各国を麺や焼き飯を食いながら一周し、次は西へ行きたいと氷入りのビールを飲みながら思っていたところ、マレーシア航空ドバイ行き格安チケットを見つけたので予約し、ドバイではオイルマネーの力に驚嘆し、世界一高いビルのブルジュハリファは入場料が高かったので外から見た

飛行機紅海対岸の禁酒国家イランへ、イラン旅人には親切にしろと刷り込まれているムスリムの国なのでいい所だが、テヘランバスで男にケツを撫でられる

後で知ったがゲイがバレると当地では死刑になるので外人ターゲットにするそうだ

イランは当時も経済制裁の影響でatmでのキャッシングが使えず、米ドルを街中で両替するのが面倒なことと、酒が無いので1週間くらいで出国することにし、バスを乗り継ぎアルメニアに抜けて飲んだワインはクソうまかった

あと名物ザリガニチョウザメ結構いけた

当時まだグルジアだったジョージアワインうまい料理がとてもうまい、元栃ノ心さんがワインの輸入するそうでがんばってほしい

シュクメルリ話題になったがヒンカリハチャプリ、ほか名前わからん料理などどれもうまかった

黒海沿いに移動して、パンがクソうまいトルコカッパドキアイスタンブールを回り、ボスポラス海峡を渡ってようやくヨーロッパへ入り、ブルガリアヨーグルトを食べて元琴欧州鳴戸親方生地ヴェリコタルノボを歩いた

ヨーロッパはさすがに文明的で、旅するのに快適であまり苦労した覚えがない

バルカン半島経由で北上し、ポーランドから船でスウェーデン渡りノルウェーサーモンを食うため北極圏の町トロムソに行き、魚屋で買ったサーモンオスロで買っておいたスシライスカリフォルニア米)を炊いて寿司を作って、ホステルで一緒になったドイツ人カップルに振る舞いながら500mlで1本700円くらいするシロクマのラベルの缶ビールを飲んでいたところ、オーロラが出たので見られたのは幸運だった

ノルウェー物価が高すぎたためオスロ空港出国前に2晩ほどベンチで寝てたら警備員に注意される

インドで知り合ったスコットランド人学生を訪ねてライアンエアーオスロからエジンバラへ、夜ギグに行こうと言われて半地下のクラブへ連れて行かれる

さっきまで壇上でサックスを吹いてたシュッとした青年普通にアンフェタミンを勧めてきてびびったが、すでにエールで酔っ払っていたので楽しかった事しか覚えていない

そこからメシと酒がクソうまいバルセロナへ飛び、夜な夜なバルセルベーサを飲み、昼はパエリアを食ったりおやつバレンシアオレンジをかじり、マドリードの安宿の屋上テラスの藤の椅子に座ってチーズハモンで赤ワインをやりながらどこに行くか迷っていたところ、サウジアラビア経由エチオピア行きのチケットがあったのでアフリカに入り、大地溝帯に沿って南下し、ケープタウンまで陸路で移動することにした

アフリカはどこの国も同じで当然黒人ばっかりでメシがまずく、衛生状態治安も悪く交通機関もクソだが、ヤリまくって産みまくって死にまくるという原始の人間生活を見られたほか、やたらと多い子供は汚いがかわいかった

あとサバンナは最高にきれいで、朝焼けの露に濡れた草原が輝く景色は忘れがたく、ライオンキリンやゾウは動物園で見るのと全く違う美しさだった

ナミビアボツワナ南アフリカサブサハラの中でも経済が強いのでそれなりに文明的な旅ができたが、ナミビアの乗合バンエンストしょっちゅうで、止まったバン乗客みんなで押しがけした

乗客同士で一体感が生まれ面白い体験だったが、ライオンのいるサバンナで夜中2時に止まった時はヒヤヒヤした

ケープタウンで久しぶりにうまいワインを飲みながら南米行きのチケットを探して、カタール経由ブエノスアイレス行きを見つけ、カタール航空の機内食ハーゲンダッツが久しぶりのまともなアイスクリームだったので感動して3個も食べた

アルゼンチンは肉とワインがメチャ旨く安いので、毎日ワインを1本ずつ開けた

チリワインも当然うまく、フロンテラというのが安くてお気に入りだった

このワイン日本でも飲めるが、やはり現地と味が違うような気がする

アルゼンチンチリバス網が発達していて、車内は三列シートが基本でゆったりでき、パーサーがいて食事ワインサービスもあり快適だったが、普通に丸2日バス移動とかがあり広すぎである

南部パタゴニアの名峰フィッツロイチリパイネでトレッキングをして、道中一緒になった日本人女性に恋をするが思いは伝えられずそのまま別れた

この人とは帰国後たまに会ってメシを食う仲だが、一度冗談ぽく結婚しないかと言ったら、お前のような貧乏人とは結婚する訳ないと言われた

その後金持ちの男と結婚したらしく、幸いなことである

チリ北上してアタカマ砂漠の星空を見て、それから三番目の目的ウユニ塩湖へ向かう

ポカリスエットCMビートたけしが立ってた鏡張りの景色で有名な所で、ちょうど日本大学春休みシーズンだったため、ウユニの街は日本学生だらけでちょっと辟易したが、さすがに見渡す限り鏡張りの光景や遠近感の無くなるほど遠くまで広がる塩の平原はめちゃくちゃにきれいだった

そのあとペルーへ移動しマチュピチュに行ったが、すでに遺跡を腐るほど見ていたのでやや感動が薄かった

ペルーあたりからラムが安いので、全世界同じ安心安全コカコーラを買って毎晩ラムコークを飲んでいた

バスを乗り継ぎエクアドルグアヤキルに行き、ガラパゴス行きの飛行機を待つ

グアヤキルで数日滞在した安宿から15分くらい歩くと、カラフルな家がびっしり建つ丘があったので、ぶらぶらしていたらおばちゃんに呼び止められる

スペイン語はほぼわからないが、この先に行くと死ぬ的な事を言っているようで、あとで調べたらその先には有名なスラムがあった

別に一人で帰れるがおばちゃんの息子らしき人にホテルまで送ってもらう

グアヤキル新婚旅行で訪れた日本夫婦強盗に遭い、旦那さんが殺された事件があった所である

ただしガラパゴス諸島は観光地のため、先進国並みに治安は良く、物価も同じくらい高い

アシカやウミイグアナがうじゃうじゃおり、進化論で有名な鳥のフィンチも数種類見てリクガメ写真に撮れたのでとても満足した

南米本土に戻って北上を続け、コロンビアボゴタオーパーツ黄金ジェットを見たが絶対あれは魚だと思う

このあたりで日本を出て1年少々経過しており、だんだん旅に飽きて働きたくなってきたので日本へ帰るチケットを探しはじめ、フロリダを経由してニューヨークから日本へ帰還した

成田の「おかえりなさい」のサインを見て泣きそうになり、缶コーヒーコンビニざるそばがうますぎて泣いた

使った金は約200万円、1年1ヶ月の旅だった

仕事休みなので昼から酒を飲みながら長々書いてしまった

今はちゃん再就職していい年になってしまい、結婚して子供ができたりして、出張以外でなかなか海外に行くことはないが、たまにあの頃は楽しかったなあと思い出す

円安でなかなか厳しいが、体力と10万か15万の金があれば近場なら十分行けるので、ぜひ現地のメシや酒を味わって欲しい

2024-02-04

[]

韓国への修学旅行?なのに、交通手段がわからない

待ち合わせ時間だけ教えられて、いや韓国っつっても飛行機とか船とかいろいろあるじゃん、それがわからんと移動しようがなくない!?チケットもなんももらってないし!!って誰かに一生けん命しゃべってた

2024-01-20

anond:20240120133311

日本交通手段豊富情報を得るインフラも整ってるのにまともに選挙にすら行かないのが半数以上いる民主主義ごっこ国家なんでね

2024-01-10

なぜ日本では鉄道が発達したんですか?

ChatGPT4

日本における鉄道の発展にはいくつかの重要理由があります

1.地理的な要因: 日本は山が多く、狭い国土に多くの人口が集中しています。このような地形では、鉄道都市間および都市内での効率的な移動手段となります。また、列島状の国土鉄道による接続比較的容易で、効率的路線網を構築するのに適しています

2.都市計画と公共交通の重視: 日本都市計画は公共交通に重点を置いており、特に戦後高度経済成長期には、鉄道網の拡充が積極的に行われました。これにより、都市部における交通渋滞の緩和と移動の効率化が図られました。

3.環境への配慮: 日本環境保護に対する意識が高く、公共交通を利用することでカーボンフットプリントを削減しようという動きがあります鉄道バス自動車に比べても環境に優しい交通手段です。

4.経済的理由: 高速鉄道新幹線)を含む鉄道網は、地方大都市を結ぶ重要経済的連結手段となっています。これにより、地方経済の活性化国内旅行の促進が図られています

5.技術革新サービスの質: 日本鉄道は、正確な時刻表、高い安全性、清潔で快適な車両など、サービスの質が非常に高いです。また、技術革新を常に取り入れており、世界でも最先端鉄道技術を有しています

これらの理由が組み合わさることで、日本において鉄道は非常に発展した交通手段となっています。また、日本鉄道国内のみならず、世界的にも高い評価を受けています

2024-01-02

anond:20240102071833

去年のラスト詣は京都出雲大神宮だった

交通手段バスしかなくてそのバスも昼間は2時間に1本くらいしかないのでわりと計画的に行かないと難しい所だった

縁結びのご利益があるとのことで、なかなか仕事が決まらない中、神頼みで行ってきた

効果が出て欲しいものである

2023-12-22

サークルに困るやつがいる」の添削及びその副産物

サークルに困るやつがい

https://anond.hatelabo.jp/20231222061940

作文が酷すぎるので添削してさしあげる

そして添削してなんかわかったことも書く

 

    

1.情報の整理

自己紹介普通地方大学生

要らない

そいつ普通のやつで、ほんとうに良くも悪くもなんか普通のやつなんだが…

要らない

そいつ実家から大学に通ってる、だから電車大学の最寄りまで向かって、

要らない

そこから大学バスに乗って向かう形になってる。

要らない

そいつサークルに二年生の時に入ってきたのだが、

要らない

そいつは帰るとき当然バス停までは徒歩なんだ。徒歩。

要る

しかしなぜ徒歩が「当然」なのかはわからないし

そいつ以外は別の交通手段があるらしいことが推測できるもののそれが何かも書いてない。

余計なことはゴチャゴチャゴチャゴチャ書いてあるのに

必要情報が色々欠落している。

 

これ言うとばれるかもしれないけど、うちの大学結構敷地がでかくて大学バス停まで、サークルからだと結構時間がかかる、それこそしゃべりながらだから30分ぐらい。

要る情報が含まれ

無駄が多すぎ

しかも実は、サークルからすぐ近くのバス停もあるのだが、なぜか最後までついてこようとする。わけわかんない。そこに向かったらいいと思うんだけど…

「実は」じゃねえ

まとめて書きましょう

 

ていうか明らかに内容が矛盾しててもはや意味がわからない

サークル棟すぐ近くにバス停があるのに歩いて30分の方のバス停を使って帰宅するのは何故?

大幅に想像で補完すれば理由を考えられないことは無いが、とにかく必要なことが全然説明できてない

     

 

2.書き直し 

俺の大学敷地が広く、サークルからバス停までが遠い。

ちんたら歩けば30分かかる。

  

俺達のサークルではバス停まで自転車移動だったが、

今年から入ってきた新入りはバス停まで徒歩移動をする奴だった。

サークルメンバーもその速度に合わせて帰るようにになった。

 

自分にとっては帰宅時間が30分増加しただけで、

そいつとの帰り道の会話も面白くないので苦痛

しかったサークル憂鬱になっている。

  

これ以外全部ぜい肉。

 

  

3 書き直しでも面倒見切れない部分

そいつが居ないとバス停まで何分?

大学バス停まで、サークルからだと結構時間がかかる、それこそしゃべりながらだから30分ぐらい。

こいつのせいで帰宅時間が15分から45分に増えた。

ということは従来はバス停まで所要時間ゼロワープしてたの?

  

学内では何で移動してるの?

トラバ自転車なの?とか聞かれ、焦点のぼやけた回答をしてるので結局よくわからない

(なんとなく賛同してくれてる部分にだけ反応し、確認されてることに答えられない子)

一応自転車だということにしたがはっきりしていない

敷地が広いので大学構内自転車移動が基本の大学

 

自宅がどうたら

自宅から通ってる学生は構内では”当然”徒歩移動になるらしいが、なぜそうなるのかわからない。

まあ相談の本論とは関係いまるごと無駄情報なんだけど、情報中途半端で読む者を悩ませる。

 

バス停の謎

何故サークルメンバー全員でサークル棟近くのバス停を使わないのか。

サークル棟近くのバス停はルートダイヤがよくない?

想像しか出来ない。

   

  

4.元増田の人となりに係る手がかり

おれはこれが時間無駄に思えてならない。本当に無駄くそほど時間の浪費だ。

このレベルの文を書いてしま人間

明晰な思考に基づく効率的生活を送っていると思えない。 

 

書く文章がこれならば口頭の会話もまとまりを欠き説明も下手だろうから

これの相手をする方こそ「時間の浪費」と言いたくなるだろう。

にも拘らず時間の浪費についてこれだけ居丈高攻撃的と言うことは自己客観視がかなり苦手な人物

 

で、疑問なのがサークルのほかの人たち。この人たちはなぜかそれについて一切疑問を持ってない。みたいにおれは感じる。普通に一緒に歩いて帰ってる。

なんでなんだろう?どういうことなんだろう?普通人は面白くなくても一緒にいて苦痛じゃないのか?わかんない。

もしくはこのぐらいは我慢するべきなんだろうか?

言いにくいのだが

問題の新入りは人気者なのではないか

少なくとも既に元増田よりは人気も人望も勝ち得ているのではないか?  

 

話を聞く限りではむしろみんながそいつと帰りたがっているように思えて、

魅力的な面白人物可能性が高いように感じる。

 

ということは、一人で苦痛と不満を疑問をため込んでいる元増田は、

他のメンバー理解や感受している面白味、もっといえば情報を受け取れていない可能性がある。

  

  

5.結論

元増田が誰か特定できる状況では言いにくいことだが折角匿名から言ってしまう。

 

大学生としては異様に下手糞な作文

サークルメンバーの(元増田からすれば)理解不能な不思議な行動

・皆が一緒に帰りたがる人物の話が全く面白くない(おそらく内容や含意が理解出来ない)

トラバに対する要領を得ない受け答え

  

材料や状況をまとめて総合的に考えると

元増田は知能か発達もしくはメンタルヘルスにおけるなんらか支障を抱えているのではないだろうか?

そしてこれまでの人生でそれに気づけていない。

  

社会に出てから気付く人もままいるので珍しいことでもない。

今のうちにきちんとした機関相談して検査を受けてみる方がいいかもしれない。

大学にも相談できるところはあるはず。

 

 

6.文芸としての評価

結果的に 

作文開幕のたどたどしく無駄っぽい部分が全ての伏線になっていて

自己紹介普通地方大学生

と語り手は認識している

そいつ普通のやつで、ほんとうに良くも悪くもなんか普通のやつなんだが…

と語り手は他人普通を判定している

 

という構成になっているんだよな。

まあ文芸じゃないのでこの「普通」に結構言及する当たり

当人もうっすら自己他人の「普通」が気になる、何らかの自覚の萌芽ぐらいは持ってたと見るべきなのかもしれない。

 

 

おわり

anond:20231222084823

急がないといけない状況なんですよ!

でも自転車しか交通手段がないか自転車に乗るわけで。

早く曲がればいいんでしょう?

2023-12-09

旅は帰り道が一番楽しい

家出るまでは準備が面倒だし、交通手段段取り宿泊先での気疲れもある。

遊んでる時間も見てるもの、感じてる事にどこか距離があって、咀嚼できないまま時間が過ぎていく感じがある。

じゃあ楽しくないかっていえば楽しいんだけど、頭と心と体が一体となって楽しめてるかっていうとそこまではいかないというか。

でもそうやって過ぎた旅の帰り道、飛行機の中、電車の中なんかで疲れたなーって思いながら一人で振り返ってる時間、これがもうなんともいえないくら楽しい

旅の間に起こったあれこれが心と体に染み渡っていくのを感じる。

家についてしまうとそれはそれでまた現実が押し迫ってくるので、旅先から家までの帰り道の間、これが自分にとって旅の最大の醍醐味だ。

旅に限らず、誰かと遊ぶときなんかも同じような感覚がある。

陽キャな人からするともっと楽しもうよ!って感じらしいけど

でも自分からするとそれってほんとに?って思ってしまうとこもある。

なんか頑張って自分を盛り上げてる感じもするし、そんなに楽しもうって頑張らなくてもいいんじゃないのかって思う。

まあ、たまにほんとにこの人心から楽しみまくってるなって人もいるけどそれは素直に羨ましい。

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