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はてなキーワード: JR九州とは

2013-10-10

JR九州ななつ星で…

JR九州クルーズトレインが15日から運行開始されるが、その中でおもてなししましょう的な呼びかけがある。

http://www.cruisetrain-sevenstars.jp/project_flag.html

九州新幹線全線開通の時のような盛り上がりを期待しているのかもしれないが、あれとは違う。

今回は少人数の富裕層向け準定期ツアー列車を走らせる「一民間企業の営業活動」であり、地域にどれだけのお金が落ちるか不明。

(この列車が走っても観光客誘致効果はない)

イベント列車重要だけど一過性しかない。

鉄道経営を支えているのは観光客ではなく、毎日定期や切符を買って乗っている通勤・通学客なんだが。

JR九州最近一般乗客が二の次になっているような感じを強く受ける。

そこへ沿線住民に無償で花を植えろ・旗を振れってのはどう?

…ひねくれ過ぎ?

2010-03-15

阿久根市長と市民感情

阿久根市関係のニュースが昨日の新聞に載ってたので、ちょっと書いてみる。

市長障害者切り捨て容認発言は、はてなでも取り上げられて大炎上を起こした。もちろん常識的に頭で考えればとうてい容認できるような内容ではなく、私も何言ってんだこいつは、と思ったんだけれど、そんな市長が強く支持されているのには感情的な理由があると思う。

それは、阿久根市鹿児島県内でも切り捨てられていると住民が感じても仕方がないような状況だから。

それを象徴するような出来事のひとつに、九州新幹線開業がある。地図を見てもらえればわかるように、旧鹿児島本線は南から

鹿児島-(薩摩)川内-阿久根-出水

の順番で並んでいる。過疎化が進んでいるとはいえ、それでも限界集落だらけの県内では都市部であり、かつては博多からの特急つばめも停車している駅だった。

しかし、九州新幹線開業によって状況は一変した。阿久根市には新幹線が通らず、川内から出水直行するコースをとった上に、採算のとれない川内以北は肥薩おれんじ鉄道として分離されてしまった。新幹線の通った鹿児島市には篤姫効果も重なって観光客が大きく増え、川内出水にも鹿児島市に対する一種のベッドタウンという役割が生まれた。一方、収益のとれる路線はJR九州に残され鹿児島市出資していないこともあり、阿久根市民に与えられたのは膨大な財政負担と割高な料金、快速しか止まらない不便な駅だけ。

開業前からこのようなデメリットを指摘する声も無くはなかったものの、建設を推進する鹿児島県・市の大きな声にかき消されて県内マスコミなどでも大きく取り上げられることはなかった。ほとんど黙殺されていたといっても過言ではない。

過疎化で、経済的には負担だからということで切り捨てられている、と感じている人たちが、自分で働いて稼ぐことのできない障害者は切り捨てられても仕方がないという意見同調してしまうのは何も不思議な話ではないと思う。

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