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2008-08-07

予告.inの件で不快なこと

たとえばhttp://anond.hatelabo.jp/20080807083440

名指しで批判して悪いけど、こういった徹底して「オレ関係ない第三者だもんね」的立ち位置が非常に不快

ネット犯罪予告なんてゴミと一緒(つーかゴミの方が無害)。そもそも公共空間にゴミが散らばってるのは不快

ゴミ散らかして遊んでるのが、猫か子どもなら「仕方ない」で済ませるけど、大人がやってるの見ると怒りを覚えるね。

そういうことに当事者意識をもてないという鈍さにまずイライラする。

で、実際に犯罪予告のせいで、イベントが取りやめになったり対応に走り回ってる人のことをこういう人はどう考えてるの。

PCの前で「『小女子』だったら逮捕されても言い返せるんじゃね?」とかニヤニヤしながら書き込む馬鹿のせいで

実際にイベントができなかった関係者の人々は、何が悪くてそんな目に遭わなきゃならないの?

「こんなことで通報とかどんだけ上から目線」的なことを言ってることに対して言いたいんだけど、

犯罪の通報は市民の義務だしそんなことは誰がしても良いってこと。

通報しただけでなんで上から目線になるのか、Y氏が通報するかしないか個人的に選択したことのどこが悪いのか。

市民が通報の義務を果たす際に、なぜ神のごとき能力を持ってないといけないという話になるのか。

確認しておくけど、逮捕された人は通報されたから逮捕されたんじゃない。

悪いこと(威力業務妨害)をしたから逮捕されるんだということ。

なぜそこから目を逸らすのかさっぱり分からない。

予告.inに悪さ仕掛けた犯人のやったことは二重の意味犯罪

一つは犯罪予告したこと。

二つめは「通報する善良な市民」を標的にしたこと。

それを見て「笑って」る人間の神経を正直疑うよ。

それともこちらが何か大きな勘違いをしているというなら、ぜひ聞きたい。

Y氏の思惑とか、実際の運営とか。

個人的には、思惑とか運営がどうあれ、今回の犯人のタチの悪さ(ウィルス仕込まなかったのもセコい保身にしか感じないけどね)には何の異論もない所だと思ってるんだけどね。

2008-07-29

実録小説加藤智大「僕を救ってくれなかった宇野常寛へ」

僕は押井守の「攻殻機動隊」や「パトレイバー」、大友克洋の「アキラ」や機動戦士ガンダムシリーズが好きなんだ。どれも色んなことを考えさせてくれるいいアニメたちさ。それと、あんまり中身のないアニメは好きじゃなくてね。最近ネット上でやたらとい盛り上がってる萌えアニメみたいなやつさ。あんなののどこがいいっていうだい。キモいオタクたちがハァハァするためにデザインされた目がやたらデカくて、髪の毛の色がパステルカラー美少女が乱舞してるあれさ。中身がなくて反吐が出るね。あんなゴミみたいなアニメがやってるから、いまだにアニメ一般人からキモいものだって認識がなくならないんだよ。ほんと死ね萌えオタ、ファッキン萌えオタ。

そんなゴミのような萌えアニメが氾濫し始めたのはいつのころからだろう。記憶が確かなら僕が中学生だったときあたりから繁栄していたはずだ。僕はこのころから萌えアニメ軽蔑していた。あんな中身のないアニメを楽しんでいる奴等は馬鹿だ。そう思っていた。たしかゲームでも「シスタープリンセス」だの「Kanon」だの、妹が12人いて好かれるだの、目のでかい女の子が頭の悪いしゃべり方するようなのがネット界隈じゃ人気らしくて、こんなのを支持してるやつらはよっぽど頭の中がおかしい連中なんだと思ったね。

ちなみに僕が好きだったゲームテイルズシリーズだね。アクションRPGのなかでも格別の面白さだな。だからこそ、最近シリーズの、変に萌えオタクに媚びたようなコンセプトにはがっかりしたね。

まあいい、こんなゴミクズのために貴重な紙を無駄にすることはないんだ。僕は萌えアニメを見てるような奴らはみんな女の子から相手にされていない恨みを美少女キャラにぶつけてるんだ、そう思った。でもその僕の考えは高校で否定されることになったんだ。

僕が入ったのは県内でもそれなりのレベルの共学校。僕は青雲の志を抱いて高校へ行った。そして、僕はここでなら彼女んもできると思っていた。

気づいた時には僕の高校ではギャルゲー萌えアニメ萌えマンガが大流行していた。発端は何だったろう。オタク男子たちがそんな代物を恥ずかしげもなく教室に持ってきて、それを女子たちが興味深げに眺めている。たしか最初はそんな感じだったはずだ。

僕はそれを不快に思っていた。こんなクズがいるから、日本の誇りうるべき文化たるアニメマンガが誤解されるんだよと。こんな屑萌えアニメなんかよりもすばらしい作品がこの世界にはたくさんあるんだよ、と。

しかし、彼ら萌えオタクどもが布教したのだろうか。女子も含めたクラス中の人たちが、そういった萌えアニメギャルゲーを楽しむようになっていたんだ!そして、給食時間にはギャルゲーだかの主題歌らしい甘ったるい声の女の歌が流れたと思ったら、クラス中一斉に歓声が流れた。僕は内心こいつら全員死ねと思っていた。

気づいたときに萌えアニメブームに乗らなかったのは僕だけになっていた。僕は誰ともしゃべらなくなっていた。クラス萌えオタク男子たちは彼女を作ってデートをしているという情報が毎日耳に入ってきたが、僕は全部ウソに決まっていると言い聞かせた。


受験時代がやってきた。僕の目指すのは京都大学、最低でも旧帝大クラスには入りたいと思っていた。

そんな時、僕の高校ではもえたんとかいう英単語帳が大ブームだった。表紙には萌えオタクどもが喜びそうな目だけでかい萌えキャラが踊り、内容も僕は妹をギュッと抱きしめただのの、萌えオタクの醜い妄想を並べたような代物でヘドがでそうだったね。僕は心底軽蔑した。こんなゴミ単語帳使ってるやつなんてどこの大学にも行けるわけがない、そう思った。

しかし、もえたんを使っている連中は、もえたん発売と同時に英語の成績がぐんぐんと伸びていったんだ。

それだけじゃない。もえたんは男だけじゃなく女の子たちにも愛用されていた。キャラがかわいいんだそうな。絶対に間違ってるよ!

僕はもえたんなんて絶対使わなかった。あんなもの使うぐらいなら死んだほうがましだと思った。

そして、もえたんを使っていた連中のほとんどが東大京大早稲田慶応といったトップクラス大学合格していた。あとで合格体験記を見たら、もえたんのおかげで英語の成績が伸びたと言っている奴がいっぱいいたとか。

そして・・・僕は受験に失敗した。そして浪人したんだ。

2年目の受験、そこでも僕はセンター試験で信じられないような悪い成績だった。これではどんな大学も入れやしない。もうこれ以上予備校通いをできるような経済状況でもない。だから、今の僕でも入れるような場所、短大しかなかった。最後の最後で僕は短大合格した。

短大での2年間もまた、高校のころと変わらない、惨めな生活だった。ここでも、萌えオタクたちが大手を振っていた。文化祭では萌えアニメ主題歌を歌ったバンドが大人気となり、あとで聞いた話では彼らはライブの後、ファンの女の子たちを全部喰ったらしい。

そして、僕は就職活動にも失敗した。萌えオタクたちはみんな成功していたというのに!

就活に失敗した僕は派遣社員として働くことになった。

派遣先で僕は散々苛め抜かれた。きっかけは僕が、とある萌えアニメについて社員がしゃべってるときに話を振られて「そんな内容のないアニメなんて見る価値あるません!」と言ったところ、連中逆鱗に触れたらしい。それからは靴に汚物を入れられたり、つなぎを隠されたり、落書きをされたりした。

でも、この苛めはある種僕に誇らしい気持も与えた。そうだ、萌えアニメのファンはこんな残忍なことを平気で出来る人間の屑なんだと。僕のような中味あるアニメを見て育った人間はこんな他人を傷つけるようなことはしないんだと。


それでも僕は度重なるいじめに疲弊していた。そんなとき、僕はインターネットであるサイトを見つけたんだ。それは「第二次惑星開発委員会

僕はこのサイトを読んで目から鱗が出たね。こんなところに僕と同じ考えを持っていた人がいたなんて!

特に素晴らしかったのは最近萌えオタクの間でブームらしい涼宮ハルヒの憂鬱とかいうアニメの項目で

>この作品が好きなオタク男子たちも、「酸っぱい葡萄」状態にあるんですよ。 本当は

>「等身大青春」に憧れているんです。でも、残酷な話だけどおそらくはスペック上の

>問題で、それが手に入らない。でも、そんな悔しさを素直に認めたくないんですね

と書かれていたことだ。やっぱり萌えオタクはもてない恨みを美少女キャラにぶつけていたんだ!でも実際にはモテるはずがない!ざまあみろ!どうせ職場連中モテないからハルヒとかに入れ込んでるんだろ!その恨みが爆発して僕のような人間いじめるんだ。萌えオタク人間の屑だ!

そして、一緒に旧惑星開発委員会も見た、そこは作品レビューが中心のページだったけれど、どれもこれも僕の考えとおんなじだった。Kanon受け手も送り手も救いようのない作品だとかね。

それに主催善良な市民さん(宇野常寛)の高校時代の話も面白かった。確かにこういう奴らは僕の高校にもいたと納得した。ただ、ちがっていたのは僕の高校ではギャルゲーマーだった連中にはみんな彼女がいたということだが、このことを思い出すと、市民さんの話が楽しめなくなるので思い出さないことにした。

そして僕は善良な市民さんの言葉に救われた気がした。勇気づけられた。

そうだ、僕はまちがってなんていない。間違っているのは萌えアニメ好きな連中のほうなんだと。やはり中身のあるアニメが一番なんだ・・・。



僕はこんな最低の萌えアニメ信者どもがたむろする職場にはさっさと見切りをつけて、また別の場所へと行こうとした。そして、僕は惑星開発委員会を読み倒し、次の職場では華々しくデビューしてやろうと思ったのだ。

僕は大きな希望をもって次の職場へと向かった。

次の職場じゃまたしても内容のないらき☆すたとかいう萌えアニメが大ブームだった。でも僕はこれまでの僕じゃない。惑星開発委員会の力を得たんだ。そして僕はその時やっていたアニメの中で最も大好きだった電脳コイルを薦めたんだ。電脳コイルは素晴らしい。これこそ僕がこれまで待ち望んでいたアニメだといっていい。

「そんなものよりも電脳コイルみようぜ!すごい面白いんだぜ」

僕は声を大きくして叫んだ。はっきりいうがらき☆すたなんていうくだらない萌アニメよりも電脳コイルは数百番倍面白いと断言できる。だからみんなも早く見て目を覚ますんだ。

電脳コイルぅ??知らないなぁ。」

「ああ、ちょっとだけ聞いたがある。小学校女の子が見るようなアニメだよね」

「えー加藤君って、小学校の女子が見るようなアニメ見て楽しんでるの?幼稚ぃ??、っていうかロリコン?」

「違う!確かに小学生女の子向け作品だけど、大人もちゃんと楽しめるんだよぉ!」

「必死なところ図星のようだねぇ」

「違うんだ!一度見てみろよ、面白いから!」

「そもそも加藤君みたいな人間が面白がってるアニメってきっと気持ち悪いマニアックアニメだよねぇ」

「ふざけるな!それなららき☆すたなんて萌えアニメのほうが気持ち悪いわ!」

・・・この通り僕のデビューは無残に失敗した。そのあともらき☆すたブームはとどまることを知らなかった。それに、みんなの話題はメイド喫茶とかアキバ系の文化の話ばかりだった。

カラオケで、らき☆すたOPであるもってけ!セーラー服とかいう気持ち悪い歌をみんなで合唱しているのにも入らなかった。そして僕は電脳コイルOP曲を歌ったが「キモい」と言われた。


もう僕は限界だった。僕が間違ってるはずがない。惑星開発委員会だってそう言っているはずだ。同時に僕は出会い系にはまっていた。彼女は僕の話をやさしく聴いてくれていた。僕が職場萌えオタクどもへの悪口にも「うんうん」とうなづいてくれていた。彼女こそが僕の思い描いていた理想の人だと思っていた。

そのころ、惑星開発委員会主催宇野常寛さんがメールマガジンコラム発表していた.その名も“友達からはじめよう”

そうだ僕もそうやって彼女と新しい生活を始めよう。

僕は彼女メールで呼び寄せた。彼女がやってきた。

「友達からはじめよう!」

僕は彼女に満面の笑顔を向けていった。

キモっ」

彼女は僕の顔を見るなりそう吐き捨てた。

「ずっと思ってたけど、あんたキモいのよ、何?アキバ系キモいって?あんたのほうがよっぽどキモいわよ。金をもらってたから反論しなかったけどね、アキバにはあんたなんかより百万倍いい男がたくさんいるわよ!私ね、アキバハルヒダンスしてた男と寝たことあるけどね、本当にすごいテクニックだったんだから。何度も逝かされたわ!あんたなんかには無理よ!メイド喫茶で働いている女の子たちも必死で仕事してるんだからね!あんたなんかに悪口言われる筋合いないわよ!それに萌えアニメのほうがあんたが楽しんでるらしい電脳コイルだのコードギアスだのよりも面白いし人気なの知らないの?もう近寄らないでくれる?」彼女は一気にまくしたてると去って行った。

僕は何もできなかった。でも、心の奥底で激しい憎悪の念が湧きあがってくるのを感じていた。秋葉原にいるような萌えオタクがいるからこんなことになるんだ。アキバにいる萌えオタクどもを皆殺しにしてやる。そうすれば世界は元に戻るんだ。僕のようなちゃんとしたアニメが好きな人間が心地よく生きられる世界ができるんだ。そのためにも地上にいる萌えオタクどもは抹殺しなければならない。手始めに、萌えオタクどもの聖地秋葉原を崩壊させてやる。これで萌えオタクどもも終わりだ・・・。そう思うと、僕はコンビニダガーナイフを買いに家を出た・・・。


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この手記を残したのは何を隠そう、秋葉原路上連続殺人事件の容疑者加藤智大である。加藤はこの手記を書き終えた後に、秋葉原に向かったのである

加藤は「日曜日の夕方に秋葉原にいるということは奴らはコードギアスを見ていないということ、こいつらのせいでギアスが低視聴率なんだ。こんな奴らは殺してしまっても構わない」と供述し、また「もし、1年前だったら、電脳コイルガンダム00がやってる土曜日の夕方に犯行を決行していた」とも語っている。

しかし、これらの証言と手記は、今回の事件は萌えオタクの犯行にしたくてやまないマスゴミどもの手によって闇に葬り去られている。

また、このような犯罪者を生み出しながらも、のうのうとした顔でデビュー評論「ゼロ年代の想像力」を刊行した宇野常寛インタビューにてさも自分は関係ないといわんばかりのコメントを残している。

2008-05-09

前科者がこの先生きのこるには

さっきさー、ニコニコ動画美味しんぼ見てたら、元ヤクザが更生したことを証明するのに、その気持ちを料理で表すって話があったんだけどさ、そのコメントに「こんなクズは一生直りません」とか、そういうのが多かったんだよねー。

ニコ厨だからっていうのもあるんだろうけど、まあ世間一般的にも前科者が「更生しました」なんていうのは歓迎されてないっぽい雰囲気はあるよね。犯罪にもよるだろうけど。

たぶん、人殺しした人間が何年かムショ暮らしして出てきたくらいで「善良な市民」ぶるな、って感情があるんだろうな。

本当は、ムショで刑期つとめて、ムショの中で手に職つけて、出所してからまっとうな会社勤め始めるってのが日本司法行政が機能してるってことで歓迎すべきことなんだろうけど。

ちゃんと法に定められた罰則受けてるのに、更生して、平和に暮らしていることそれ自体が「罪から逃れてる」みたいな感じがするんだろうな。

でも、そういう風に思う人はその前科者が立ち直ったりしない方がいいっていうのかな?

それならそれでやっぱり「自分の罪を反省していない」ってことになる上に再犯危険も生んでしまうと思うんだが。

どういうのが世間の皆様がお好みなのかな。

法定の罰を受けたうえに出所後も良心の呵責にさいなまれ、生きるうえでギリギリの生活をして、「犯罪者」とののしられても甘んじてそれを受け入れるような前科者でいてほしいんだろうか。

2008-03-31

ちょいと借りますよ

idの方、プライベートモードで使用中なんだが、私信出さないといけなくなったんで、ちょいと借りますよっと。

関係ない人読んでもつまらんよw

お返事

http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20080330/p1

>「チベットへのコミットのみを支持し、それ以外のコミットを批判する(支持しないのではない、積極的に攻撃する)ような態度を正当化する一貫性

なんというわら人形。一番本質的な所が全く述べられてないんだが。その記述に倣うならこう。

チベットへのコミットのみを支持し、それ以外のコミット『をチベットに関連付けする事で、本来チベットへ向かうべきであった問題の焦点をずらし、エネルギーを分散させてしまう事』を批判する(支持しないのではない、積極的に攻撃する)ような態度を正当化する一貫性

ブコメだから適当読解で、言ってもいないことを勝手に読み取るマンはカンベンな。

要するに、自分の信奉する政治ポジション囚人になった馬鹿どものウチゲバで、チベットを仮想敵イデオロギー陣営の攻撃の道具として使うせいで、普通チベットに懸念を持つだけの人の気持ちの発露を邪魔すんなよということ。まぁ普通ならそれで分かるんだが、一貫性を具体的に示せといってるんで、もうちょい詳しく説明しておくかね。

世界各国の民主化されたメディアに接する事の出来る所に住む普通の民衆が、パレスチナや昨年のミャンマーや今回のチベットといった場所で人民が生命の危機に晒されている不正義に反応して緊急的な対応を求める意思をネットを通じて表明したりデモを行ったりする訳だ。

そのような注視の蓄積は、国際的な圧力として該当国・関係国に自制を、対応の緩慢な自国の政府に対応を促す事に繋がると信じる。市井の人感覚とはそういうものだ。

ところが、そういった時にどうもいろんなイデオロギー的な主張の臭いを放たずにはいられない連中が、その表明行動に関与する事を目論む訳だ。

例えば、サヨ系平和団体が憎くて仕方ない連中がいるようで、こぴぺ発祥と思われるものからチベット事件のまとめガイドラインのようなヘイトサイトまで立ち上げて、ここぞとばかりにサヨ系平和団体と呼ばれる団体の欺瞞を喧伝する事に血道をあげている訳だ。または、チベット虐殺抗議デモin大阪(撮影日08/03/23)このようにデモにかこつけて竹島のためにチベットをダシに使う屑とか、他にも色々ウンザリさせられるものがあるだろう。

その逆に、「チベット問題との温度差をすげえ感じた」このエントリはどうだ。

チベットを枕にしたことで、生命に関わる緊急性も自由度も違う、直接関連する属性といえば少数民族に対する弾圧という話を「もしチベットについて語るのであればアイヌについても同じレベルで語れ!」とばかりに賭け金を引き上げ、市井の人チベットへの素朴な感情の表明に対して冷水を浴びせているのに他ならない。

そんな事は無いって?いや、そうなんだよ。善良な市民と自分で名乗るほど恥知らずではない善良な市民はだれもチベットに声を上げる時にイデオロギー問題まで関わりあいたくないんだ。君が、『なぜなら、最初から「チベット「も」」問題であることを認めているからだ。』と主張し、『主観的には、一貫したものを作ろうと考えている、行動しているつもりではある』のであれば尚更、チベットコミットする際には、今は緊急性と結束したシンプルメッセージが要求されている事だと判断をして、アイヌに関する問題については、絡めない細心の努力をしなければならないんだよ。

わしがチベットについてはてぶで一貫していっているのはそれだけの事だよ。だから、わしの中でとりたてて「中国が嫌い」なんていう要素を見出す事ができないんだ、期待に添えなくてすまんね。

アイヌについて

まぁそうは言っても、アイヌについて言及すべきではないという主張については不満は残るだろうし、そういえば

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/buyobuyo/20080326%23p2

この辺でカリカリきてる人も居るようだし、「抑圧者側」とか選べない属人論法という煽りもあるので、件のアイヌデモについて思うところも語っておくか。

まずは件のデモの、配布されたパンフレットにあったという主張をみてみる。

アイヌウタリ連絡会が街頭アピール

> 差別は貧困を拡大し、貧困はさらにいっそうの差別を生み、生活環境、子弟の進学状況などでも格差をひろげているのが現状です。

この主張は要するに、現代文明日本人として普通の水準の生活を送らせろという主張なのだから、アイヌである事を主張するのは矛盾してるんじゃね?

このグループの主張を見るに、アイヌゆえにというのがあるが、それこそアファーマティブアクションの負の側面がここまで明らかになっている今なお、部落差別利権構造と同じ泥沼へ、自ら色をつけて堕ちていくようにしか思えない訳で。痛いニュースに取り上げられた反応は、チベットとは関係なくて、そういう手口をやる人間特有のあさましい部分を見透かしての反応なのではないかな。童話青い鳥の食事に飛びついてしまった事を認められない自分の内面までは、社会には救えないんだよ。

それに対して、わしの言ってるのは、イオル(狩場)ごと返還して生活が成り立つように、アイヌアイデンティティに対して本当に誇りを持っている者こそ望む物を渡すべきだと主張してるのだが。

そもそも、大部分のアイヌ二風谷ダムの立ち退きには生活向上を引き換えに同意した訳で、その中で強制収用と戦い抜いたのは、二軒だけだったというのは前提でよいよね?そうやって誇りを守った萱野茂も亡くなった状況で、本当に返還して、覚悟なしに単なる山地でどう過ごすのかと。本物のアイヌの生活はサスティナブルな生活様態の先達として敬意を払うべき対象であるが、その厳しさも想像できるからこそ、実践する覚悟は問われても仕方ないんでは?覚悟が無いなら、文化は博物館の中に入れて、日本人人権の範囲で生活向上を求めるしかないじゃない。

二風谷

地図を見てたら、この地域なんか典型的な間延びした生活前線であるな。持続可能な生活様態への変革が至上命題だと常々主張しているわし的にも、是非ともこの近辺の非アイヌ住民には、平取ダム作れとかゴネる下流住民ごとまとめて、集約されたコンパクトシティへと移住して頂いて、北海道経済を疲弊させているインフラコスト無駄を省ければ効率もよくて一石二鳥でもあり、実現していただきたいな。

2008-03-27

http://anond.hatelabo.jp/20080327000103

無差別で何かやらかそうとしてる人達へ、

お願いですから、せめて無差別でなく相手を選んでください。

善良な市民が、あまりにも可愛そうだと思いませんか?

だったら、どっかの悪徳代議士とか、有権者の同意も無く1400億の税金無駄にするような奴とか、

人に迷惑をかけるような暴力団員とか、そういう奴らにして欲しい。

せめて、少しは世の中良くなるんじゃないかな。親族にも迷惑掛けないと思う。

むしろヒーローになれるかもしれない・・・とか、考えないんだろうか、こういう人達って。

折角の決心が勿体無いと思うよ。

別に、だから、率先してやれって言ってる訳じゃないが。

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