はてなキーワード: 日なたぼっことは
いわゆる南の島に住んでいる。
で的確に分析してくれたけれども、結局の所、どっちも自分たちより後に来た者を排除したがっているということだとは思う。
ファンだったバンドが売れてきたときに古くからのファンと新しいファンがけんかするかのような。
ただ、空港に限って言うと、反対をしているのがこっちに住んですらいない人達だったりするのに、どうしても釈然としないものを感じる。年に何回も来ない人が「あんなに大きな空港は必要ない、港で十分」とか言ったりしている。いやいや、十分じゃないから新しい空港がほしいんであって、第一、港だって需要が増えたらもっと直接的に海を汚すんですけど。
こんなやりとりが商工会の掲示板で何度となく繰り返されている。商工会は(もちろん)推進派だから、推進派ホームの掲示板という地の利があるにせよ、たいがいの反対意見は論破されているように、自分には見える。
中央のメディアでは、そして県庁所在地のメディアですら、もっぱら反対運動に焦点を当てて報道がなされているけど、地元メディア(たとえばhttp://www.y-mainichi.co.jp/)などでは、推進歓迎が論調の基本だということも、できたらいろんな人に知ってほしい。
余談だが、上記サイトは記事へのコメント・トラックバックは当たり前、はてブに飛べたり、サイト内でスクラップできたり、PDFがダウンロードできたり、ニュースの場所がGoogle Mapで表示されて近くで起こった記事を参照できたり、むやみにWeb2.0していて好きだ。
いわゆる南の島に住んでいる。最近、人口流入が激しい。一説には、人口の1割から2割はすでに移り住んできた「1世」だという。団塊リタイア世代の移住で、この割合はさらに増えるだろう。こういう言い方をすると、「田舎の排他性」と言われるかもしれないが、人口流入を前提として地域が動いている都会と、そういうことを想定していないところとでは自ずと事情が異なるのだ。
移住してきた人たちは、見晴らしのいいところから家を建てる。そこは下水道も通ってないし、風が強いから台風の時とかすごいことになるのに。そいでもって、「下水がないから整備してくれ」と市に言ってくる。みんな、下水がないから家を建てなかったのに。休みの日に寝ころんで日なたぼっこするのにちょうどよかったところが、こうやって無くなっていく。
ある施設を作るときのこと。その施設はこれまで島になくて、必要があれば県庁所在地の施設を使うしかなかった。市長も市議会も10年近く働きかけて、やっと島にも作られることになった。ところが、その建設が2年ほど遅れた。理由は、建設予定地の付近住民が反対したからだ。結局、計画は変更を余儀なくされた。聞くところによると、反対運動は移住者が中心となっていたという。主要メンバーの中には、「島に移住しよう」系の著書で有名な人もいたらしい。俺らが移住したところにそんな施設ができては困る、ということだろうか。典型的NIMBYだ。こういった人々が、30年来作ってほしいと言ってきた空港の建設をも遅らせるのだろうか。今、こっちに来るのは直行便なのに、こっちから出て行くのが経由を必要とする理由を、彼らは知っているのだろうか。夏、農作物を積載するときに、天候次第で満載にできないせいで腐らせている物があるのを知っているのだろうか。
もしかしたら、そのうち移住者の方が多数になるのかもしれない。その時は、こっちがどこかに移住して行く番だろうか。