はてなキーワード: 安里屋ユンタとは
60年代の重厚さ、70年代のシリアスさをダサいものとしてペラさを追求したのが80年代。
坂本龍一は土地に根付いた情念たっぷりの安里屋ユンタをペラペラの無国籍電子音楽にリメイクして激怒された逸話があるが
村上春樹もペラさがカッコいいという時代の価値観を共有してたはず。
電子音楽はそれ以前のアナログ音楽のメタと位置付けられてたこともありペラくしても芸術として成立してたと思うけど
80年代日本文学はロシア文学じゃなくアメリカ文学に手本を求めただけで
アメリカっぽいのカッケーが成立してただけっぽい。
まあそれが日本人だし、国民的作家になってるのもわかる
ハンガン世代になるとナショナリティにちゃんと向き合ったりしてるので
ノーベル横取りされるのもいたしかたなし。
Permalink | 記事への反応(1) | 17:34
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