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2015-06-11

浅野忠信二階堂ふみ『私の男』を見た。

浅野忠信二階堂ふみ『私の男』を見た。かなり良かった。ラスト・タンゴ・イン・パリ日本バージョンみたいに思えた。オッサンと少女恋愛というわけで、『レオン』でもいいけど、定番なのかなと思う。映画文学性って、オッサンと少女をいうのが多いなと最近気づいた。それで、女の人の観客には何がウケたのかというと、『アナと雪の女王しか思い浮かばなく、主題から性性がなくなちゃったほうがウケるのかと思った。

オッサンと少女映画は、まず少女役がかわいくてエロいということが第一で、ストーリープロットなどは二の次で、正直言ってどうでもいい。あり得ない設定でもいい。少女が男をわかっていて、色欲や弱さをわかっていて、少女エロさとオッサンの弱さが描かれているというのがいい。映像がきれいであることが第一で、環境映像CMコント連続だと思えばいい。ひとつのシーンで、すごいエロいなあというのが20分くらいあって、あとに続くシーンが何の脈絡もなくてもいい。

自分は、町山智浩さんの映画解説が大好きなんだけど、自分のこういう恋愛映画見方をどう思うか、映画社会に訴えてくるものほとんど無視して、映像がきれいかどうかだけを見ているという見方をどう思うか、町山さんならどういう話をしてくれるのか、聞いてみたいなあと思う。

 
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