ここ10年で特に戸建てをめぐる法律がいろいろ変わってきて、高気密高断熱や耐震性能が高いものを必須となってきた
単純な話、高気密高断熱の基準がぐっとあがってきて、2030年以降に建つものは冬でも室内が快適になるかもしれない
一昔前に流行ったZEH住宅は10年以内にあまり意味のない単語になる
なぜならその程度の住宅性能は最低ラインでしかないとされるから
今までは延べ床面積500平米以下なら特に義務がなかったが、今後は2階建てで200平米を超えると構造計算しないといけなくなる
これをかいくぐるために、高さのない狭めの平屋住宅メーカーがどんどんでてきている
平屋はお勧めといわれるのは、単にこの法律の抜け穴があるためだ
ちなみに延べ床面積200平米って地方都市の普通の建売の基準で、狭くもなく広くもない
https://www.mlit.go.jp/common/001500388.pdf
さらに昨今はリビング階段などが高気密高断熱住宅にはメリットになりうるとされていて、一年中エアコン1台で快適に過ごすってのがトレンドだったりする
あと、住宅ローン減税も10年以内に0.5を割るだろうし、家がどんどん高機能で高級路線になりつつ、金利的な優遇はさがっていくことだろう
じゃあ昔のほうが良いかっていうと、昔は高断熱・耐震性というものをあまり重視していないメーカーが多数だったので、建売とかはひどい性能だったりする
家を買うのは楽じゃない