2024-10-09

高卒のはずの親父が実は旧帝を中退していた。

どこ大かは身バレが怖いのでぼかしておく。

男手ひとつで育ててくれた父親は、地元バカ高を出た後高卒枠で今の職場に入ったとずっと言っていた。

そこまで家計に余裕があるわけではなく、質素倹約に勤める日々。ボロアパートで二人暮らし生活だった。親戚付き合いは一切なく、親戚の話をしようとすると不機嫌になるため、俺は祖父母に会ったことすらない。幼少期は片親でそれなりに寂しい思いもしたが、それでも大学まで学校にも通えていたし部活もできていたので、父との暮らしに大きな不満はなかった。

父はベビーモーカーで趣味パチンコ競馬だ。普通のどこにでもいる、いや普通よりは若干だらしないオヤジだ。俺が高校に受かった時も、大学に受かった時も、俺の息子とは思えねぇくらい賢いなと素で驚いていたので、この事実を知った時には心底驚いた。

自分高校大学公立を出て、今年から就職

家を出る直前の3月に、この事実とある経由で知った。

因みに本人からではない。

ついでに、高校もかなりの難関校を出ていることも知った。

オヤジは何のために、俺に学歴を隠していたのか。

本人に問いただしたら色々とパンドラの箱を開けてしまいそうで、俺は何も言えないでいる。

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