2024-09-24

anond:20240924104020

特許は、特許庁での審査を経て、登録を拒絶する理由が見いだせない場合登録されますから登録された特許は一応有効と考えられます

しかし、実際には、特許要件を満たしていない特許登録されてしまうことは珍しくありません。最も多いのものひとつは、審査段階で見過ごされ検討されなかった先行技術存在理由に、新規性進歩性が否定される場合です。

しかしこれには致し方がない面があります。例えば新規性喪失理由の一つに「特許出願前に日本国内又は外国でにおいて頒布された刊行物に記載された発明」(特許法29条1項3号)があり、出願前なら特許公報に限らず世界のどの刊行物に記載されていても構わないのですが、審査段階で審査官が現実的調査できるのは、日本での特許公開公報程度に限られ、世界中のすべての刊行物を調べ尽くすことはできないからです。

それで、いざ特許侵害の主張を受けた際に、特許無効を主張できる手続必要であり、かつそのような手段存在するというわけです。

https://www.ishioroshi.com/biz/kaisetu/tokkyo/index/singai_mukouka_gaiyou/

記事への反応 -
  • 何で2024年にゲームにおける空飛ぶマウントの特許が取れるの??? 例えばWoWにFlying Mount実装されたの2007年だよ? 新規性のかけらもないだろ

    • 特許は、特許庁での審査を経て、登録を拒絶する理由が見いだせない場合に登録されますから、登録された特許は一応有効と考えられます。 しかし、実際には、特許要件を満たしてい...

    • チカラこそパワーだからだよ

    • サザエさんで有名な「サザエ」が発見されたのは2017年だぞ? まだ10年も経ってない。

    • 特許侵害の裁判のときにちゃんと調査するからええやろの精神で、特許認定の審査は通っちゃうから…

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