GLと百合って同じジャンル扱いされるけどニュアンスがちと違うよって話。
長くてめんどくさいだけの昔語り
主に同人界隈の話っす。
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今の百合と言われる女の子同士の恋愛・友情ものってマリア様がみてるのヒットでなど大きくなったのだけど、
その後、10年ぐらい経って、マリア様がみてるとは別の流れで、まんがタイムきららでけいおんなどを代表とする「登場人物が女の子ばかりで男性はおらず、そのなかで友情を育む」系の作品が流行って
そういう人達の中では、きらら系の恋愛までいかない友情ものが百合、恋愛やら性愛というものは行き過ぎで百合ではない、って風潮が出てきた。
昔から百合ものの同人を描いていた人達は逆に友情止まりで恋愛していないものと自分達の作品を同じ百合ものとして扱われたくない、みたいな雰囲気もあって、
百合ではなく「女の子同士の恋愛もの」と称したりしていて、その流れからGLものという単語が出てきた記憶がある。
(GLものを描かれる同人作家はBLを描かれていた方も多く、BoysLove→GirlsLoveという流れも自然だったのだと思う)
その流れから、昔からこの界隈にいる人達のなかでは、百合は友情もので、GLは恋愛ものなんて区別があったりなかったり。
もっとも唯一のジャンル専門誌が「百合姫」だったり、今も続いている数少ないジャンル専門即売会の名前が「GirlsLoveFestival」だったりで、知らない人からしたら同じものと思うのも無理はないと思う。