ガキの頃にスターウォーズやマトリックス観た時の「かっけぇ……」って気持ちがある訳でもない。
テーマが琴線に触れる作品もあるけど、それも目から鱗が落ちるような体験というよりは自分が大切にしているものを改めて確認するに留まっているような気がする。
惰性で観てる感がある。
いやどうなんだろう、配信で観てるとすぐスマホポチポチ始めちゃうし。
この間映画館でゴジラ観た時は中々かっこいいじゃんと思ったけど、それもなんかプリミティブな感性が揺さぶられる感じではない。
映画館のフカフカの椅子とデカいスクリーンと迫力ある音響で怪獣映画の代表格シリーズを観る贅沢、的な楽しみ方をしている。
それこそ、例えば純粋にデザインが好きなだけじゃなく「あのブランドの服を着ている自分」だとか「あの有名人と同じ服を着ている自分」という体験も込みで喜びを感じてるような。
主体が毎年歳を取っているのに、感情だけ新鮮なわけがない。
国内旅行もそのうち『どこに行ってもだいたい同じだな』ってなるので
都倉俊一 「飽きたわ〜地球の男には飽きたわ〜」
阿久悠な
趣味が楽しめないのは体力が少なくなってるから
え!そうなの?!確かに体力落ちたし、映画も楽しめない。
歳を取ると、趣味があって友達がいて充実してるから独身でも平気、じゃなくなってくるのと同じ
飽きるってことだけからは、誰も逃れられない 老い・飽きはセットでやってくる