「セクシー田中さん」の報告書で「難しい作家」と言及されていることにネガティブな反応が多くて驚きと反省を得た。
私はゲームコラボという形で著名IPをお借りすることが多いのだけど、出版社のライセンス担当者と話す中で、「難しい○○(先生、委員会、プロデューサー)」という表現はよく使われる。
①監修が緩い作品
③監修が厳しい作品
の3種に分けた際に、③について事前共有として使われる言い回しだ。
監修が緩かろうが厳しかろうがやることは同じだろと思うかもしれないが、どんなものでも期限と予算があるので、その中でやれることには限りがある。
「この作品はやれることに制限がかかったり、監修に時間がかかったりして、当初予定よりも売上が見込めなかったり、期間や費用が余分にかかる可能性が高いですよ。それでも良いでしょうか?」という意味合いで使われる。
「セクシー田中さん」の報告書中でも、少なくとも小学館側はこの文脈で使っているはずだけど、日テレ側は意図的かニュアンスをずらしてきてるように感じた。
あの程度の要求を難しいとか言ってる時点でダメ