エンジニアに資格は不要と言われるけれど、個人的には結構勉強になると思う。
自己負担の実費でIPAのネスペ、セキスペと受けたけれど結構役に立ったなと思っている。
多分その辺を勉強していなかったらDNSキャッシュポイズニングとか迷惑メールフィルタのDKIMの仕組みとかDHCPスプーフィングとかセキュリティの話題に全くついていけなかったどころか興味も持っていなかったかも知れない。でもある程度わかって興味を持てるようにようになったのはIPAの試験のおかげ。
個人開発をしろだとか仕事でOJTでしか身につかないとかいう意見はあるが、個人的にはベクトルが違う、それはそれこれはこれだと思っている。
仕事をしながらDNSキャッシュポイズニングについて調べる機会とかなかなか遭遇しないだろうしARPの仕組みBGP-4の仕組みなんて絶対に知り得なかった。
野球で言うところの個人開発は練習試合、座学は筋トレ走り込みだ。練習試合だけしかしない人が野球が上手くなると思えない。
で、今IPAの試験も一通り受けて次勉強するって何をすればいいんだって思っている。
世の中にはまだまだ未知のIT技術に溢れている、低レイヤのICチップの仕組みだとか無線LANの仕組みとかJVMのこととか、都度都度自分で調べれば良いんだろうけど効率的ではないし、何より自分の全く知らない分野というものに気付く機会はない。