■官房長官に林芳正という人事の意味

• 林芳正の父と安倍晋三の父は中選挙区時代同じ選挙区でバチバチに争っていた。
• 小選挙区制になり枠が1つになり、林芳正の父は比例に転向を余儀なくされた。
• そして親の選挙区を引き継げなかった林芳正は参議院から出る事になった。
• 林芳正は若手の頃から総理大臣を目指していた。しかし総理大臣は衆院議員から出すという慣例がある。ホームが安倍晋三と被ってるので衆院転向もできず。
• 2012年、参議院議員であるにも関わらず総裁選に立候補。しかし敗れて安倍政権が成立。
• 安倍自民党は「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない」というポスターで選挙戦を行い勝利。その後TPPに加盟し農業関係者や水産関係者から大ブーイングを受けるのだが、そのバッシングを引き受ける役として農水大臣に林芳正を任命。当てつけのような人事。ちなみに同じく安倍と総裁選を争った石原伸晃は原発担当大臣。
• 森友学園、加計学園の問題が大炎上。後始末のために文科大臣に林芳正を任命。文科大臣のポストは代々安倍派が独占していたが、この後始末だけは林芳正が担当。
• 首相を目指す為に衆院議員に鞍替え。山口県は1票の格差是正で選挙区が合併予定であり、将来的に安倍晋三と公認争いする可能性が高い選挙区だった。
• 安倍首相死去。安倍首相の選挙区には後継者が出る事に。
• 1票の格差是正で選挙区が合併し、安倍晋三の後継者と林芳正との間で公認争いが勃発。林芳正が選挙区を維持し、安倍晋三の後継者は比例に転向することに。(父親とは逆の展開)

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