兄弟で扱いに差があったので、自分は親に愛される価値がないって思ってしまった。
今なら、親子でも相性はあるとか
父も母も長男教の家の2番目と5番目だったから、長子に良い感情を持っていなかったり
私に非があるわけではなく単純にあまり好かれていなかったんだろうな、というのはわかる。
でも子供の頃は両親が全てだったので、なぜ褒められないのか
あまり手をつないでくれないのか、弟妹のように甘えることが許されないのか
私だけお手伝いをして、私だけ習い事もさせてもらえず
なんで?私が母に愛されるにはどうしたらいいのか?を毎日考えていたし、できるだけ良い子で過ごそうと常に気を張っていた。
結局愛されない理由なんてわからないから、そうか、愛される価値がないんだ…と諦めのような気持ちになってしまった。
今では、他人に自分の価値を求めるなんて疲弊するだけだってわかっているし
自分が自分を大切にするのが大事なんだと頭では理解しているのに
小さい頃の諦めた暗い気持ちが自分の人格の根底にあって、それを塗り替えるのにとてもとても時間がかかっている。
毒親という程ではないから今でも時々は帰省して、その度に思い出してリセットされてしまう。
こういう風に思い出して考えを反芻する癖もよくない。