2023-04-13

anond:20230413000017

虐待以外は優しい親だったというパターンについて思い出したこと

新聞の性虐待に関する特集記事で、さまざまな実体験が語られていたのだけど

そのなかのひとつに、祖父虐待されていた女性体験談があった。

 

優しくて面白い、大好きだったおじいちゃん

小学生の頃から体を性的に触ってくるようになった

当初は受け入れていたが、知識がついていけないことだと思い、拒否するようになった

その後も祖父とは何事もなかったように仲良く過ごし大往生して逝ったが、

わだかまりはのこり、性的なことへの抵抗感がある

今は克服して結婚し、子供もできて幸せ暮らしている

おじいちゃんのしたことは許せないが、今でも嫌いにはなれない

 

って書いてあったのね

これって単におじいちゃん勝利案件だよね

虐待者にとってはモデルケースであり、

今も苦しんでいる被害者にとっては許せない話なのではないだろうか

新聞がどういうつもりでこの体験談を載せたのかわからないけど、

普通に克服して人並みの幸せも手に入れ、加害者は憎まれることもないって、

虐待は「いたずら」程度で済む話なんですよって

被害矮小化してるようにしか思えなかった

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