確かに今現在おからはクソほど捨てられてるし、牛乳もクソほど捨てられてる
だって他に食えるもんがなんぼでもあるんだもん。
でもコオロギ食うって話は2050年とかそういうレベルを想定して準備してるだけでしょ。
たぶん「もうコオロギ食うしかねンだわ」って状況になったらまずおからは手に入んないよ。
日本が食糧危機に陥るとしたら世界的に人口が増えたり近代化したりして各国が輸出に回す食糧が今ほど潤沢じゃなくなって、日本の海外からの食糧、飼料の輸入が困難になるというところがメインだと思うから、そうなったら大豆製の商品なんかほぼほぼ全滅だよ。
酪農の飼料の自給率も今現在で25%。これも輸入が困難になったら牛乳捨てるどころの騒ぎじゃなくなる。そもそも乳牛の飼育さえ難しくなる。
日本ほど自国の食糧を輸入に頼ってる国なんかあんまないわけじゃん。
将来的にどの国も自分の国食わせるのでカツカツって状況になったときに、日本は日本で自分たちを食わせないといけない。その選択肢の一つとしてコオロギどないでしょっていう話でしょ。
食料廃棄を解決すればいいって言うけど、そもそも廃棄するような食糧自体が手に入らなくなるかもしれない事態を想定しての施策なんだから、ちょっとズレてると思うんだよ。
遺伝子組み換え食品は嫌、コオロギは嫌。って言ってられるのは恵まれてる今だけで、その今が終わったときの準備をしておかないといけないのが政治家ってことでしょ。