私が小さかったころの、私の母親への印象。
好きだとか嫌いだとかよりも、
なんだか居心地も悪いような、モヤモヤした気持ちだった。
今となって考えてみると、
家や食事など、日々の生活、いわゆるライフラインは母親に握られていたから、
好きとか嫌いとかいう問題ではなく、
生きていくためには、ただそこで淡々とやり過ごしていかなきゃいけないという感じだったのかも。
その中で、ときどきプレッシャーを掛けられたり、
プライバシーを侵害されたり、
自分の考えを否定されたりする。
…こうやって書くと、なんだかブラック企業のパワハラ上司みたい。
新しい仕事を任されず、いつも同じ単調作業をやらされ、
褒められることもせず、でもあれこれダメ出しはされて。
自分の成長の芽を摘まれたんじゃないか。
大人になった自分は、親のことを悪く言いたくはないけど、
でも、私の心の奥底に恨みのようなものが滞留していて、
それを見なかった振りをしたまま生きるのは疲れた。
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