判断も責任も取れない、指導も出来ない氷河期世代の役立たず上司が職場にいる。この上司曰く自己責任と自己研鑽で社員は育つそうだが、昨年入社した新人に馬鹿にされるレベルなら上司は不熟も良いところだ。
氷河期世代は生き残り競争として、当時の上司に取り入るための耳触りの良い自己責任論や即戦力なんて言葉を多用してきたのだろうなーと、この上司と他の氷河期世代の社員を見ててぼんやりと思った。
考えてみれば、氷河期世代の上司となるのは団塊世代だ。景気は上向きで何をやっても会社が儲かる時代が終わってからは、不況に対して立て直しも出来ず自分たちが逃げ切ることだけを考えてた団塊世代が氷河期世代に施した負の教育は氷河期世代の特徴とされた。
団塊世代はこの後も年金を貰って、死ぬまで安泰だろう。そういう意味では完全な逃げ切りを決めると思う。ただ氷河期世代は、その前に下の世代からの突き上げをくらって福祉打ち切りの目にあうのは想像に難くない。