そもそも人を殴ったらダメというのも先に殴られたからって過剰な反撃をしてはいけないってのも理解できるし、自分も別に殴りたい相手がいるわけでもないけれども。
先天的に自分の方が強い肉体を持ってるなら弱い相手の暴力を一方的に受け入れなきゃいけないなんてことは絶対に納得できない。
だって暴力を振るっちゃダメなのは、人を傷つけ力で人を支配するのが良くないことだからでしょ?
だから自分は相手との力関係を配慮しているのに、もしその相手がそれを逆手に取って一方的に自分を暴力で傷つけ支配しようとするなら、それに抗っちゃダメな理由が一切思いつかない。
周りの状況や相手の善意を悪用して相手を暴力で支配したいと思うような人間がぶん殴られて死にかけていても、「やり過ぎないようにしなよ」とか「流石に法律的にまずいよ」と思うことはあっても「可哀想」なんて思うはずがないでしょ。
そんな悪意を持った人間を野放しにする世の中を続けてたら弱者に配慮なんかしたくないと考える人間が増えたって仕方ないよ。
力をセーブして対等に振る舞うのが強者の責任なら、そういう悪意を透明化して無かったことにするのをやめるのが弱者の責任だと思うよ。