国レベルのマクロな問題を解決する為には、法を作る等の、国レベルの取り組みが不可欠である。
なので上級階層の人間たちに得がない限り、それらの問題は解決されない。
少子化問題を例に挙げる。
少子化問題が解決しない、またはピントのズレた案しか出ないのは、そもそも彼らに問題を解決する気がないからである。
「再分配を強めて」「格差を是正し」「庶民層の所得を底上げする」ような制度にすればよいなんてことは、彼らは当然分かっている。
政治家たち、またそのバックにいる支援者層にとって何らメリットがない。
選挙の仕組みを変えるだったり、分かりやすく説明したり、投票率を上げるような取り組みも、国からは当然なされない。