とにかく登校拒否で家で一日テレビ見たり本を読んだりして過ごした
幸いなことに貧しくない家庭だった
最新PCやマイコンなんかでプログラムを自主学習して遊ぶことも出来た
好きな時に起きて寝て、自由気ままに過ごしていたが、親は子の将来が気が気ではなかったようだ
学校には行かなかったが公文に通わされたりして計算力だけはつけさせられたりもした
さすがに九九が出来ないようでは社会に出るのは厳しいと思われたのだろう
転機が訪れたのは10歳
親は自分よりも早くに死ぬことを理解し、そろそろ社会復帰するかと重い腰を上げた
元不登校児というだけで小学中学とイジメにもあったりしたが殺す気で反撃していたらそのうちイジメは止んだ
幼少期のプログラム経験のおかげでIT業界の底辺に潜り込んでそこそこ貯金も溜まった
この世の憂さとはおさらば、暇なんかしない
草むらで雉を見つけたりアオダイショウをおっかけたりして過ごしている
結婚も子孫も残すには旬の年齢は過ぎた
この自由を手放す気はない
まったく貶す気はないんだけど気分を害したらごめん 自分の心身健康にいい生き方を幼いうちに見つけて紆余曲折の末にそこに落ち着けてるのすごく充実してる人生でいいね 楽しく過ご...
おー めっちゃ楽しいぞ 時よ止まれお前は美しいしたいぐらい楽しい
雉ってホントに鳴くの?
ぴえん
鳴くよ。草むらで見つけたのも鳴き声を頼りに向かったらいた。