社会人になって一番変わったの、正しいことはさっさと諦める、だと思うなあ
なんていうか、子どもの頃って悪いことはしちゃいけない、道徳の教科書に書いてあるようなひとみたいに生きるのが正しいんだと思ってたが、
社会に出てしまうとわりとそうじゃないことが多くて、解答に書いてある通りに○×つければいい仕事がないんだよね。
解答どおりでは×の答えを文章こねくりまわして他人とのコネで交渉して本来×だった答えを○にして一人前、って感じがある。
逆にいえば本来×だと思われることも○にされて隠蔽されるし、そんなことはたいてい表に出なくて、負けた奴が間違ってることになって終わる
なので、Twitterとかでこの現状は正しくない!古い!間違い!みたいに吹き上がっているのを見ても、
ああ、間違ってると思うけど、どうせ変わんないだろうなぁ、そして周りの人も間違ってるって言うだけで、具体的に何かしてくれるわけじゃないんだよなあって、
そういう諦めで物事を見てしまい、揉め事を見るのは疲れるから見なかったことにしよう…、ってなかったことにするようになってしまった。
どうせほとんどの人は大して社会問題なんかは関心がない、というのは大体職場で話しててもわかるから、
なんか自分だけ考えてるのバカらしくなっちゃうんだよな。みんなそんなに困ってる赤の他人に関心ないんだよね。
選挙もネット民だけが熱心にがんばっていて、現実の人たちはめんどくさいから行かなかったわwみたいなことが多いから余計そうなるんだけども。
そうやってみんなが見ないことにしていくから問題が解決しないんだってことはわかるんだけどね。
少なくとも学生の時はもう少し正しい在り方とか色々こだわってた気がするんだけどね。大人になるって諦めることなのかなと思ってしまう。