ちなみにアメリカでも最低ちんちんを上げても失業率は下がってないというデータが出てる。
総合すると、観察対象期間のアメリカ非貿易財産業において、最低賃金引き上げは4年間雇用を減らさず、最低賃金未満の労働者の賃金が増えたため、貧困削減に奏功した。この知見は最低賃金研究を格段に前進させたといえる。ただし、留保も必要である。上昇した労働費用を誰が負担したのか不明だからである。価格への転嫁を通じて低所得者が大半を負担していたら元も子もない。労働費用が増加して長期的に雇用が保たれるのかも分からない。長期的に低所得者の技能が伸びることで自然と賃金が上がることが教科書的には望ましいが、低所得者の雇用、購買力、技能が最低賃金引き上げによって長期的に伸びる道筋は明らかではない。
簡単に言うと