今、一歳の娘がいる。
夜中に起こす、飯を投げる、ずっと泣く。
今の世の中は、できるだけ人に迷惑をかけないようにして、全てを損得勘定で判断する。
子どもの可愛さは無限大だから、どれだけコストをかけても回収できるって考えることもできるけど、直感的になんか違う感じがする。
月並みな表現になるけど、子育ては損得勘定じゃないって事なのかもしれない。
これは因果鉄道の夜ってエッセイで、何十匹も捨て犬を育てる施設で、おっさんが犬の餌を作るために餌を入れてかき混ぜる器をすぐに汚れるのにピカピカに洗うのは何故かって聞かれて、「俺も意味ないってわかってるだよ、だけどやるしかないんだよ!」って答えた時のセリフだ。
現状に合わせて考え方って変わるんだな。