純粋な疑問なんだけど雌雄の出発点が雌ならば、なぜ人間の雌は支配者の地位から陥落してしまったんだろうか?
資源の確保と戦闘への勝利、遺伝子の多様性を担保するために雄という突然変異が生まれたという学説があるらしく、同族を産むという機能はその種族にとって最大の資源・資産とみなされ、自然界の数多のしゅぞくには女王を頂点とする支配構造がある。
しかし人間社会は男性優位社会と言われるようになって久しく、歴史を振り返れば集団に対する支配権力を有していた女性が少なからず居るものの、多くの場合の支配権力は男性が有する。
なぜ人間の雌は支配者の地位から陥落してしまったのかと考えているけど答えが出ない。
もしこの考察自体がヒューマニズムの観点から女性蔑視だと言われたら何も言えないけれど、その主張はきっと何も答えを出せないとも思う。