この間、女子フリーターアルバイトさんが外国人のお客様の言う「143番」が何度聞いても聞き取れないといってタバコの棚の前でおろおろしていた。なので、丁度レジ対応を終えた私が143番のタバコを取ってあげた。赤マルのボックスだ。彼らはこれをよく買うので、聞き取れなかったら「これですか?」と赤マルを取って見せてみるといい、と私は女子フリーターアルバイトさんに説明した。
と私が女子フリーターアルバイトさんに言うと、女子フリーターアルバイトさんは、
「そうかー、おいしいのかなぁー?」
と答えた。地味なディスコミュニケーション感。女子フリーターアルバイトさんのお母さんとお姉さんは彼女を「馬鹿」だというらしいのだが、彼女と話すごとにその「馬鹿」の意味するものがじわじわ分かってくる。馬鹿の一言で切って捨ててはいけないと思うけど……。
女子フリーターアルバイトさんは異様に頑固者で、一度思い込むと絶対にそれを曲げない。それは日常会話の端々にも出ているけれども、特に何かトラブルが起きると顕著に出る。落ち着いて人の話を聞こうとしない。絶対自分が正しいと思い込んでしまう。それでお客様と激しい言い合いになってしまうこともあり、かなり危うい。
また、自分にわかることは他人もわかっているはずだと素で思っているらしく、説明すべきことを説明しない。たとえば、レジが金詰りで動かなくなってしまった時、仲間に助けを求める際、「レジが詰まってしまって直せないので見てもらえませんか?」とでも言えばいいところ、レジ対応中の仲間にいきなりタックルかまして強引に交代し、
「あっち行って! レジ!」
そんな思い込みの激しさとハイパー言葉足らずの一つ一つを「それじゃ通じないからこう言って」と注意して言い直させた方が彼女の為になりそうだが、そこまでできるほど暇じゃないんだよなぁー。
「日本で買うと安くてお得らしいよ」 「そうかーおいしいのかな?」 143番を取ってみせるといいよ、 からYOU増田が「日本で買うと安くてお得らしいよ」って雑談振ったんだから 温か...
このブツ切りオチ、いろいろ類友が多そうな環境らしくてなによりです(笑)
若いか可愛ければ手取り足取り教えて エチエチさせてくれそう